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ミステリの祭典

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死者は黄泉が得る

作家 西澤保彦
出版日1997年01月
平均点6.73点
書評数15人

No.15 5点 ボナンザ
(2024/04/06 22:00登録)
途中の描写のミスディレクションは流石だが、ラストは無理矢理では・・・。

No.14 5点 いいちこ
(2019/01/25 20:13登録)
連続殺人事件自体はミステリとして相当に食い足りないレベル。
一方、死後のパートに仕掛けられたトリックは非常に秀逸であるが、「蘇生」という飛び道具の存在とそのルールがいかにもご都合主義であり、山口氏の作品のような必然性が感じられない点は、大きな減点材料。
エピローグのどんでん返しもインパクト先行で、破綻しているように感じられる部分がある。
意欲と構想は買うが、瑕疵・アラも散見される作品

No.13 6点 E-BANKER
(2016/06/10 22:13登録)
1997年発表のノン・シリーズ長編。
作者としては八番目の長編作品となる本作は、お得意の特殊設定下のSF本格ミステリー(?)

~死者を蘇らせる装置のある謎の館。そこには“生ける屍”と化した女性たちが、生前の記憶をいっさい失ったまま、仲間を増やしながら生活していた。一方、その隣町では、美女をめぐる不可解な連続殺人事件が・・・。犯人の狙いとは? そして事件と生ける屍たちの関係とは? 意外なラストは他言無用、奇手妙手を尽くした本格ミステリー~

やっぱり変な作家だな!・・・って思ってしまった。
「七回死んだ男」や「人格転移の殺人」、「瞬間移動死体」などと同様、現実にはありえない超特殊設定状況での謎解きプロットの本作。
本作では「生前」と「死後」のパートが交互に語られていく展開。
そこには当然、作者の強烈な「仕掛け」が企図されている。

ただ、分かりにくいよなぁ・・・
特に「死後」のパートは、ラストの種明かしまで、何を表しているのか、何を言いたいのか、さっぱり分からないまま進行していく。
もちろん終章では本作の「からくり」が開陳され、読者も「なるほど」と思うようにはなっているけど・・・
ここまで大掛かりで、超特殊設定が必要なのかどうかは正直よく分からん!
これを面白いと思うか、なんじゃこりゃと思うかは、もはや読み手次第だろう。
個人的にはどうかって?
「まぁ、ありかな・・・」っていう感じ。

本作は山口雅也氏の「生ける屍の死」へのオマージュとして書かれた作品。
作者あとがきには、「生ける屍・・・」へのただならぬ敬意が触れられているが、作者なりの「生ける屍」が本作ということなのだろう。
どちらが上ということもないけど、本作の場合、殺人事件のトリックorロジックに「生ける屍」がダイレクトにはつながっていない点が弱いかなとは思った。
でも、まぁいいんじゃない。こんなブッ飛んだプロットをひねり出せるのも一つの才能に違いない。
ラスト一行も“気が効いてる”。
(J.Dカーの「死者はよみがえる」とは特段関係なし)

No.12 6点 E
(2010/05/06 00:02登録)
今回はオリジナル構成・設定が一際です。
専門用語(?)も多いので早めに固有名詞を覚えた方がいいですね(笑)ある館とある事件が交互に組み合わさり、どう繋がってくるのか気になりながら読み進めました。
最後がまだ・・・良かったかな・・?

No.11 4点 なの
(2008/04/15 21:00登録)
つまらなくはない、つまらなくはないんですが・・・うーん微妙。
ラストは「取り敢えずサプライズ」みたいで、取って付けた感も。

No.10 6点 ElderMizuho
(2008/04/15 19:38登録)
引き込みはいいです。構成が良くとにかく一気に読まされます。
でも大風呂敷広げすぎであちこち穴あきまくってます
ま、それは楽しめたからいいんですけど
残念なのはこの本のキモである死体復活装置があまり生かされているようには感じない点です。物語には深く関わってはいるのですが、別個のSF小説が混ざってるという感じですかね。

No.9 6点 VOLKS
(2008/02/19 22:18登録)
ちょっと笑えるエッセンスの入った西澤作品が好きなので、個人的にこの作品はもう1つ。展開は見事だが、結末はやや理解しづらいか・・・。

No.8 8点 kkk
(2007/12/08 06:24登録)
舞台が外国で登場人物も外人で、さらに2つの場面が切り替わりながら進むので、最初はちょっと読みにくいかなと思ったんですが、そこは西澤さんです、やっぱり読みやすい。七回死んだ男、瞬間移動死体の次に読んだ作品なので、笑えるところが一切無いことに驚きましたが、それでも西澤色全開で楽しめました。まさかこんな風に繋がっていくとは全く予想できませんでした。しかし残された謎はやはり気になります。

No.7 9点 dei
(2007/08/13 21:32登録)
西澤色全開!!
西澤好きにはたまらない一冊。

No.6 7点 Ryu
(2004/08/19 22:26登録)
えっ。どういうこと。友達だったのに、なんで話してて気付いてないの。でも論理的解釈なくても、好きなものは好き。

No.5 8点 KANNO
(2002/04/14 22:43登録)
良いです。かなり、騙されます。でも私にはまだ一つこの作品に対する疑問が…。どうして最後、「彼女」は「彼女」の名前をかたって「彼女」の元に行ったのでしょう。

No.4 9点 RYO
(2001/10/10 15:43登録)
唸りました!
一読目は全然納得できなかったんですが、再読してみてその凄さを実感。全てを理解するためには読者の推測が結構必要です。
ラストの驚愕度では西澤作品の中でも一位、二位を争うんではないでしょうか。
なお、これから本書を読もうという方には文庫版をおすすめします。ノベルズ版(初版)には致命的とも言える記述ミスがありますから・・・。

No.3 9点 やまっち
(2001/09/09 18:07登録)
最初は結末に納得いかなかったけど、再読してみて評価は一転。すばらしい。ああ、あれもこれも伏線だったのね・・・。

No.2 5点 shinchanJA
(2001/06/10 23:41登録)
この作品が最初で最後。ミステリー?ホラー?

No.1 8点 亜佐美
(2001/02/05 21:26登録)
西澤作品らしさ満点で、読後感もよいので。

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