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ミステリの祭典

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諏訪湖マジック
水乃サトルシリーズ

作家 二階堂黎人
出版日1999年11月
平均点5.25点
書評数8人

No.8 4点 レッドキング
(2022/11/14 20:58登録)
水乃サトル・マジックシリーズ第二弾。旅行会社の亜愛一郎:サトルが主役探偵。時刻表ミステリに歴史浪漫チト加味して、テーマは「死体はなぜ(二度)殺される」。そのWhyと手の込んだHowの構成の巧みさは認めるが、費用対効果的にちょっとねぇ(-"-)・・・もし、「密室」見せてくれてたら、固いこと言わずに6~7点あげてたけどねぇ・・・

No.7 7点 MS1960
(2017/03/18 14:16登録)
【ネタバレあり】最後に明かされる2つの意外性が良かった。ひとつは、なぜ死体を陸橋から線路に投げ落としたのかという理由、もうひとつは意外な共犯者。ただ、最初の死体投げ落とし事件の現場の物語と中盤以降の探偵が登場してからの物語の雰囲気があまりにも違い過ぎるのが難点。前半の物語の要素(警察のセクショナリズムの強さ)が事件全体に大きく影響していたことが最後に明らかになるのだが、それにしても違い過ぎる。前半登場した生島刑事の存在って結局なんだったの?という感じ。それから、実の父を娘があんなに簡単に見捨てるのかなあというのも違和感があった。とはいっても、でも全体としてはかなり楽しめました。

No.6 6点 nukkam
(2017/01/01 01:44登録)
(ネタバレなしです) 1999年発表の水乃サトルシリーズ第3作(社会人水乃サトルとしては第2作)の本格派推理小説です。アリバイ崩しに挑んでおり、犯人の正体は早い段階で絞り込まれています。「崩せないアリバイ・トリックなんてものは、この世の中には一つも存在しないんです」と豪語するサトルですがそう簡単にはトリックを見破れません。第14章で馬田警部補が「最初の内は変なことや馬鹿げたことをたくさん言いますが、だんだんにまともな意見も多くなり。最後に事件の本筋に近づきます」と述べている通り、突拍子もないのまで含めて様々な可能性を次々に検証していく過程はまさに典型的なアリバイ崩し本格派ならではですが、まさむねさんのご講評で指摘されているように少々冗長に感じられるかもしれません。トリックはなかなか大胆で印象的、しかもなぜ警察がこれを思いつかなかったのかの理由まで説明されています。

No.5 3点 TON2
(2012/12/11 21:10登録)
徳間NOVELS
 事件の舞台が、土地勘のある大宮と諏訪湖ということで読んでみました。
 時刻表のアリバイトリックは確かに新機軸でしょうが、新鮮とは感じませんでした。
 マンガチックな水乃サトルには魅力を感じました。

No.4 5点 まさむね
(2011/11/27 22:01登録)
 正統派のアリバイ・トリックです。確かにトリックの一部は「人形は~」の派生版ですが,工夫が結構趣深い(?)ですし,終盤のどんでん返し含め,良く練られています。
 ただし,ちょっと長すぎますなぁ。無駄な部分が多いんですよねぇ。相当な中だるみ感を抱きました。トリック自体は悪くないだけに,もっとシンプルでトリックに特化する構成の方がよかったのではないでしょうか。

No.3 6点 spam-musubi
(2010/06/21 18:50登録)
時刻表ミステリ。
全体にキレイな流れで伏線を回収しており、
最後のちょっとしたどんでん返しも用意されていて
よくできた作品だと感じる。

ただ、エピローグ(逮捕後)でもまだ犯人は犯行を
否認しているあたり、(状況証拠は山ほどあったが)
物的証拠が弱かったんではないか?という疑問が
少々残った。

このシリーズ初読ですが、少々とぼけた探偵役というのは
雰囲気が軽くなって個人的には好きですね
(御手洗潔、金田一耕介等々)。

No.2 6点 vivi
(2009/06/24 01:01登録)
水乃サトルシリーズの長編ですが、
しっかりと書き込まれたアリバイもので、
時刻表&警察小説が苦手な私は、前半苦労しましたけど、
サトルvs容疑者の構図になってからは楽しく読めました♪

江守さんのおっしゃるように、
二階堂氏の頭の中には高木氏の『人形はなぜ殺される』があったはず。
(章のタイトルのつけ方なんかからも分かりますが)
1つのバリエーションとしては面白かったですが、
やっぱりオリジナルは偉大ですね~。

No.1 5点 江守森江
(2009/05/22 07:10登録)
時代をスライドさせ二階堂版にした「人形はなぜ殺される」かな?
劣化は否めないが楽しく読んだ。

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