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ミステリの祭典

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告白

作家 湊かなえ
出版日2008年08月
平均点6.96点
書評数48人

No.8 7点 bage
(2009/10/14 13:17登録)
確かに第一章が一番良かった。
後に進むにつれて、徐々にリアリティーが失われていったのが残念。
下手な綺麗事で物語を終わらせていないことには満足。

No.7 6点 (^^)
(2009/10/04 00:43登録)
第一章が強烈すぎて、後は失速してしまった。

No.6 7点 あるびれお
(2009/09/09 07:02登録)
ブームに乗り遅れて、ちょっと経ってから読みました。確かに面白かった。先に評価された方と同様、第一章が一番強烈ですね。折原一と似たテイストを感じました。この「毒」が損なわれないでいてほしいな。

No.5 8点
(2009/08/30 00:04登録)
ある事件の経過をそれぞれの人物の告白という形で真相に迫る本です。
面白いですが、読後感は良くなかったです。

No.4 9点 凡平
(2009/05/13 13:57登録)
それぞれの独白の形をとりながら、事件当事者及び周辺の登場人物の誰にも読者がシンパシーを感じないように、細心の工夫をこらして描いた物語だと思う。
またひとつミステリのハードルが上がったんじゃなかろうか。
どこにも救いが無いところがこの作品の最も凄いところであり、へなちょこ読者である俺の一点減点理由。

No.3 8点 おしょわ
(2009/02/28 23:31登録)
イヤミス大賞1位。
現実感は薄いですが、面白いのでそんなこと気になりません。

No.2 8点 こう
(2009/01/18 02:15登録)
 筆力には圧倒され最後まで一気に読まされました。中学校を舞台とした連作短編集で各章の視点が異なり、一連の事件及び真相、登場人物の心情を上手くあらわし最後につなげる構成は感心しました。視点を変えることで例えば登場人物が「何で余計なことをしたんだ」と言った意図などがあとで明らかになる所は上手いと思いました。
 ただ登場人物は全て「まともではない」人間ばかりで感情移入はできませんし、正直こんな人間たちがいるのかなと思えますし読んでのカタルシスは皆無です。ラストもここまでするか、という展開ですがそれでも読んでいる間は一気に読まされ満足でした。

No.1 9点 akkta2007
(2009/01/12 21:16登録)
展開が非常によい。
それぞれの章で、それぞれの違う人物描写で物語が進められるのだが・・・最終的にはきれいにまとまる。今までにあまり読んだことのないような作品であった。
内容的にも登場人物の感情が旨く伝えられ、ついつい先が気になってしまう、納得のできる作品であった。

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