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ミステリの祭典

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天使の囀り

作家 貴志祐介
出版日1998年07月
平均点7.53点
書評数32人

No.12 10点 touko
(2008/09/10 18:04登録)
かっ飛んだホラーなのに、小道具が実在の生物、習性を使っているところがミソですね。
バイオミステリーとしても、トマス・クックなんかより100倍出来がよく、マイケル・クライトンにも負けないレベルの良質のエンターティメント!

No.11 9点 深夜
(2007/11/25 21:36登録)
貴志さんの作品は、1冊に込められる情報量がものすごい。その中でこの作品はそれが1番顕著に表れていると思う。設定自体はありがちなものなのに、緻密で説得力のある文章と圧倒的な情報量で、作品の迫力を相当なものにしている。
作品全体の完成度としては10点ですが、ホラーとしてはそれ程怖くなかったので1点マイナス。

No.10 8点 いけお
(2007/11/09 09:05登録)
全体的にきれいにまとまっていて完成度が高い。
ホラー要素も前2作品より怖く、深い。
無駄の無いサイドストーリーからの合流がある構成も好み。

No.9 5点 とと
(2007/05/22 15:23登録)
読後感は、うーん、こんな感じか、です。今となっては設定に新鮮味がないのかもしれないです。でもまぁ、楽しめました。

No.8 7点 sophia
(2005/07/17 15:18登録)
サイドストーリーが本筋に合流していく様がすばらしい。
メインテーマ以外にも、官僚機構の体質、終末医療のあり方等、読むべき点がある。
色々考えさせられる、という意味では「黒い家」を上回る傑作。
ただ、薀蓄が随所に散りばめられているので、ストレスなく読もうと思ったら飛ばし読みの技術が必要になる。

No.7 6点 ピョコ
(2005/03/19 23:41登録)
良かった点:グロさが良く出ていた。
悪かった点:感動しなかった。ラストがいまいち。設定が細かすぎ飛ばし読みした

No.6 9点 北浦透
(2005/01/19 21:11登録)
貴志祐介の大傑作! 今のところ彼のベストはこの作品だと思っている。
骨格のしっかりした、それでいてスリリングな物語。登場人物、作品世界。どれをとっても申し分なく、読み出したら止まらない傑作である。
もう一度再読したら満点になるのかもしれない。

No.5 2点 tori
(2004/11/09 15:43登録)
何も残らない。

No.4 7点 どんたま
(2004/11/08 01:35登録)
この作者のリーダビリティはすごいと思った。面白いです。でも気持ち悪い。

No.3 10点 ぶんぶん
(2004/02/07 21:43登録)
最初の方は辛かったのですがだんだんとはまらせてもらいました。風呂場のシーンのような生理的なグロさは心地良いです。終わりもさっぱり切なくといった感じでいとよろし。

No.2 8点 k−t
(2004/01/29 21:30登録)
黒い家ほど夜怖くなりませんでしたが面白かったです。C国からこんなことがおきませんように笑

No.1 10点 IVERSON
(2003/09/27 20:03登録)
最高の作品です。グロすぎるとの声もありますが、ラストの感動と切なさは超一級品。初めから終わりまでハラハラどきどきしたままです。

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