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ミステリの祭典

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盲獣

作家 江戸川乱歩
出版日1961年01月
平均点4.17点
書評数6人

No.6 4点 レッドキング
(2019/03/31 09:06登録)
戦後に乱歩自身が自己検閲してしまった程の「昭和初期エログロ」の代表作。でも本当の事言うと、逆に、まだまだ物足りないんだなあ「エロチシズム」と「グロテスク」。もっともっと徹底してくれてれば、日本のバタイユになれたかもしれないんだ、江戸川乱歩。
ところで、視覚の芸術が「美術」で、聴覚の芸術が「音楽」で、味覚・嗅覚のそれが「美食」「香道」だとすると、触覚の芸術って・・・「性感マッサージ」なんではないか?

No.5 3点 斎藤警部
(2018/02/08 01:57登録)
亂步さん、何書いてんですか(笑)!! やり過ぎて滑っちゃったのか、、言うほどエロでもグロでもないですよ、むしろナンセンス小説ではないかと。 悪名高い『鎌倉ハム』(創元推理文庫全集版で復活)の一幕なんぞ、アナタねえ。。 残酷っつったってそりゃ即物的、ヴィジュアル上のモンであって、心理のエグい領域まで抉り込んでないでしょう。 「芋虫」や「踊る一寸法師」とは矢張り違いますよね。 と言ってブラックユーモアで突き抜けるのでもなく。 最後の独り善がり芸術論には辟易です!いい意味で!! んんー、概して詰まんなくはないんですけど、評価は低くしときたいぜ?w

“岩の割れ目に住んでいた一匹の蟹云々。。” ← このあたりの表現だけは良いな

いま映画化するなら、主演は前野健太がいいね。 (ってこの流れで書くとマエケンを貶してるみたいですが、そうじゃないです) ところで前述の創元推理文庫に載ってる当時の雑誌挿絵で見ると、思い出せないんだけど誰だったかディープ・ソウル・シンガーかブルーズマンの顔でそっくりな人がいた気がするんです、盲獣。 だけど思い出せない。。フレディ・キングも微妙に違うし。。 あ、ジョー・テックスか ⁈

No.4 5点 ボナンザ
(2014/04/07 22:09登録)
陰獣を買ったつもりが・・・とならないように注意。
乱歩作品の中でも最強の変態度、非勧善懲悪。

No.3 5点 haruka
(2013/11/17 17:12登録)
かなり読者を選ぶ作品です。エログロ苦手な人は注意。でも怖いもの見たさで読んでしまう中毒性はある。

No.2 6点 TON2
(2013/01/21 18:46登録)
講談社「江戸川乱歩全集6」より
 エログロの極致です。話の途中でだれますが、最後に触覚による芸術を生み出したことで収まりがついています。
 緑魔子、船越英二出演の映画も見ましたが……。

No.1 2点 おしょわ
(2008/09/21 09:38登録)
これは本当にダメ。
このサイトでの採点対象にしちゃダメですね。

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