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ミステリの祭典

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倒錯のロンド
倒錯シリーズ/「完成版」は部分的に改訂の新装版

作家 折原一
出版日1989年07月
平均点6.31点
書評数51人

No.11 7点 ざき
(2004/07/09 23:06登録)
折原作品で一番衝撃が大きかった作品。大真面目に遊んでるって感じが好きです。最後までこれでもかってほどひねるのも、現実を小説世界に引っ張り込もうとするラストも面白かった。登場人物が精神異常だったからうんぬんは、まあこういうのもあるんだろうなぐらいの気分です。

No.10 3点 SD
(2004/01/24 07:53登録)
合う合わないで言えば私には合いませんでした
最後の辺りのどんでん返しの繰り返しでは もうなんだっていいや・・・って感じ。 あとがきで「時間がたてば名作と言われる作品」と書いてあったがそこまで感じられなかったのは自分の感性が貧困だからかも。

No.9 3点 myk
(2003/11/06 15:29登録)
「主人公は正常ではなかった」というのはありですか?一生懸命読んで損をした。

No.8 8点 The Least 100sec
(2003/06/23 03:49登録)
どんでん返しをやりすぎ!
最後のほうは、わけがわからなくなってくるくらい(笑)

No.7 7点 ギザじゅう
(2003/03/07 00:39登録)
江戸川乱歩賞という舞台を利用した稚気に満ちた作品。
叙述トリック自体はそこまで驚嘆しなかったけど、こういったアイデアを思いついたのがすごい!

No.6 5点 元FLUGELSファン
(2002/09/20 09:39登録)
叙述とはこういうものだ、と世間に知らしめた作品でしょう。
しかし読者を引っかき回せればそれでいいということもないと思います。
ちょっと折原作品はあまり読む気がしないよな〜その中でもおそらく折原作品の中では一番に近いでしょうから、一応中間点をつけておきます。

No.5 7点 寝呆眼子
(2002/08/30 12:57登録)
この作品が乱歩賞を取ってしまっていたら、それはそれで面白かったのではないでしょうか?この頃はまだ、このテの叙述トリックを、目新しく感じました。

No.4 4点 塔骨虫
(2002/08/14 15:43登録)
読んでる間なんか気持ち悪くなるのはこの作品が精神異常物として成功してる証なのだから、別にいいです。
しかし、トリックの方はすでに多くの折原作品をよんでいたので大体見当がついてしまいました。
折原一さんの最大の弱点は彼が叙述トリックの書き手であることが広く知れ渡っていることだと思います。これは叙述トリックものだ、と知っていて読むのと何も知らないで読むのでは結末の驚きが大きく違ってくるのは間違いありません。この作品にしても何も知らないで読めばもっと面白かったでしょうに。叙述トリックは好きですが、「誰が実は誰だった」みたいなのはもううんざりしました。

No.3 8点 SHINE
(2002/07/08 23:44登録)
この本のあとがきにも書いてあるように、この人の作品は好き嫌いが大きく分かれる。叙述トリックの最高峰である作者は、言い方は悪いがこの世から亡くなったあとに評価がでるタイプだと思う。この本を読んであまり良く思わなかった人はもう一度よく考えて、作者のすごさを認識して欲しい。

No.2 5点 テツロー
(2002/04/20 18:49登録)
 どこかで読んだ逸話で、作者はこの作品の原稿に実際に血をなすりつけて、乱歩賞に投稿したらしい。何なんだろう、この情熱の方向性は?

 描かれる狂いの描写が、鬼気迫る迫力なのだが、それ故、爽快感というものとは、袂を分かつ作品となっていると思う。まあ、サイコ物で「スカッと爽やか」とはいかんだろけど。残念ながら自分の好みではなかった。

No.1 7点 由良小三郎
(2002/04/04 20:55登録)
ひねっているのが、見えてるというのか、この手もあるかなという感じだったり、乱歩賞であそんでみようという感じが、まっこう勝負じゃなくて小説としては少しイヤなんです。

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