皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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31937. | バードさんへ ご提案ありがとうございます 人並由真 2022/01/01 19:15 [雑談/足跡] |
バードさま 新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 ご提案ありがとうございます。 有意義なアイデアと存じますが、個人的にはこの上、空さんの お世話になってお手数をかけるのも、申し訳ないような思いですので やるとしたら、「電子書籍のkindleって~」とか自分で質問して、 自分で「実はkindleには落とし穴があるんだよ」的な回答をするとか 教育テレビの児童向け番組にありそうな「なぜなに問答」みたいな 形式で記録に残させていただこうかと、現状で考えております。 その内、実行したいと思いますので、ちょっとお待ちください。 しかし今回の「ミステリの邦訳と思ったら原書だった」というのは 大昔、ハヤカワミステリ文庫の発刊前にポケミス版『時の娘』が 稀覯本だった時代に、ミステリマニア同士で高価で譲ってもらったら 原書のペーパーバックが送られてくるという、巧妙な詐偽事件があった、 という逸話を思い出しました。たしか紀田順一郎か誰かのエッセイで 書かれていた話題だったと思いますが。 それでは、改めまして今年もよろしくお願いします。 人並由真 拝 > [ バードさんのコメント ] > 空様、人並由真様 > > バードです。横から失礼します。 > 『赤毛のカーロッタ奮闘する』のご書評に関する一連のやり取りについて備忘のための記録ということであれば「みんな教えて」に項目を設けてやり取りを残されてはいかがでしょうか。 > > 今回以前から建設的な意見交換についてはそうしておくと後で見返しやすいのではと感じておりました。 > 傍観者からの一感想と受け止めていただけると幸いです。 > > バード |
31936. | RE:人並由真さんへ 『運命の宝石』の件 人並由真 2022/01/01 19:05 [雑談/足跡] |
おっさん様 昨年内はいろいろとご指導、ありがとうございました。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 > この長編は、1939年に雑誌「アーゴシィ」に四回にわたって連載された、「運命の瞳」The Eye of Doom を改稿したものです。フランシス・ネヴィンズJr. の例の本には、ウールリッチが、旧作掲載のバックナンバーの欠号をフレデリック・ダネイから借りて、「新作」を書き上げた経緯が記されています。 ふむふむ。さすがはおっさん様です。ちゃんとネヴィンズによる ウールリッチの伝記にも目を通されていて、すぐリファレンスされるとは。 「アーゴシィ(アーゴシー)」とは懐かしい名前を聞きました(実物は ほとんど手にしたことなどないですが)。ミステリ(冒険小説ふくむ)に 広く門戸を開いていた大衆向けの小説誌(パルプマガジン)で、 小鷹信光の「パパイラスの舟」なんかにもしょっちゅう話題が出てきたはずです。 先に(『運命の宝石』のレビューで)ウールリッチはアメリカのミステリ界と 距離があったような印象がある、と書きましたが、実際のところも ネヴィンズによる伝記をしっかり読めばいろいろとわかるのでしょうね。 そんな中で、ダネイなどEQコンビは「EQMM」主幹の立場からも、 ウールリッチを支援していたのでしょうか。 原型の方の『運命の瞳』も読んでみたいです (すでに邦訳があるのかもしれませんが、自分は知りません。) ウールリッチ=アイリッシュは邦訳されても書籍化されてない中短編も 多く、昔、国会図書館で「小説推理」に載った『幻の女』の原型の中編 『幻のアリバイ』のコピーをとってきたこともあります。こんなの あちこちからウールリッチの短編集を出すたびごとに、看板作品として 収録すればいいんだ、と思っているのですが。 > 「長編」ではありますが、いま小生がパッと思いつくのは、J・S・フレッチャーの『ダイヤモンド』(1904)です。論創海外ミステリの『楽園事件(パラダイス・ミステリ)森下雨村翻訳セレクション』に、戦前抄訳が再録されています。ちなみに、フレッチャー贔屓だった松本清張の、同作に対するオマージュが『絢爛たる流離』ですね。 > なるほど、この手の作劇パターンの始祖的な作品(もしくは黎明期のひとつ)は フレッチャーでしたか!? お話を伺うに、いかにもあの辺の職人的な一時代を 風靡した人気作家が創案しそうなアイデアだという感じです。 おっさん様の知見の深さ、厚さには本気で感嘆させていただきます。 (もしかしたら、さらに大昔からこの手のパターンの奇譚めいたものは ありそうにも思えますが、それは何とも言えません。いずれにしろ フレッチャーの該当作『ダイヤモンド』(1904)は文学史上の記憶に とどめるべき一作だったのでしょう。いつか完訳で実作を読んでみたいものです。 (清張がフレッチャーファンということは有名でしたね。『絢爛たる流離』が この手の連作ものということはどっかで聞いていましたが、その原型が フレッチャーということは初耳だと思います。その辺も踏まえて、さすが おっさん様の博識ぶりです。) いろいろと文学史的な情報や事実の教えを戴いて、興味深いです。 あとたぶん連作漫画『コルト~』についての当時の都筑のコメントは 「推理作家の出来るまで」あたりにあるのでは? と思い、そこでも 何か語っているような気がするので、近く覗いてみたいです。 これも例によって、すぐ手が届くところに本の現物がありませんが(汗)。 今回もまた、いろいろとありがとうございました。 今年も、今後ともよろしくお願いいたします。 人並由真 拝 > [ おっさんさんのコメント ] > 人並由真様 > > 本日付けの、コーネル・ウールリッチ作『運命の宝石』評を拝読いたしました。 > この長編は、1939年に雑誌「アーゴシィ」に四回にわたって連載された、「運命の瞳」The Eye of Doom を改稿したものです。フランシス・ネヴィンズJr. の例の本には、ウールリッチが、旧作掲載のバックナンバーの欠号をフレデリック・ダネイから借りて、「新作」を書き上げた経緯が記されています。 > > >ところで、この手の連作短編もの(キーアイテムが人から人の手に渡り、ステージもキャラクターも変遷しながらそれぞれのエピソードが積み重ねられる)の最初の作品は、フィクション史上なんであったのだろう。 > > 「長編」ではありますが、いま小生がパッと思いつくのは、J・S・フレッチャーの『ダイヤモンド』(1904)です。論創海外ミステリの『楽園事件(パラダイス・ミステリ)森下雨村翻訳セレクション』に、戦前抄訳が再録されています。ちなみに、フレッチャー贔屓だった松本清張の、同作に対するオマージュが『絢爛たる流離』ですね。 > > 以上、取り急ぎ用件のみで失礼いたします。 > > おっさん拝 |
31935. | 2022年 新年あけましておめでとうございます ≪人並由真 人並由真 2022/01/01 18:36 [雑談/足跡] |
本サイト「ミステリの祭典」の管理人さま 参加者、来訪者、それぞれのみなさま 旧年中はお世話になりました。 改めまして本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 今年もまた、東西新旧の楽しい作品に 多く出会えますように。 本サイトのレビューの場では、各位から ミステリファンとしての豊富な知見や情報を 授かり、とても有難く存じています。 末永く本サイトの隆盛が続きますように。 (管理人様、改めまして、いつもありがとうございます。) 人並由真 拝 |
31934. | 人並由真さんへ 『運命の宝石』の件 おっさん 2022/01/01 13:31 [雑談/足跡] |
人並由真様 本日付けの、コーネル・ウールリッチ作『運命の宝石』評を拝読いたしました。 この長編は、1939年に雑誌「アーゴシィ」に四回にわたって連載された、「運命の瞳」The Eye of Doom を改稿したものです。フランシス・ネヴィンズJr. の例の本には、ウールリッチが、旧作掲載のバックナンバーの欠号をフレデリック・ダネイから借りて、「新作」を書き上げた経緯が記されています。 >ところで、この手の連作短編もの(キーアイテムが人から人の手に渡り、ステージもキャラクターも変遷しながらそれぞれのエピソードが積み重ねられる)の最初の作品は、フィクション史上なんであったのだろう。 「長編」ではありますが、いま小生がパッと思いつくのは、J・S・フレッチャーの『ダイヤモンド』(1904)です。論創海外ミステリの『楽園事件(パラダイス・ミステリ)森下雨村翻訳セレクション』に、戦前抄訳が再録されています。ちなみに、フレッチャー贔屓だった松本清張の、同作に対するオマージュが『絢爛たる流離』ですね。 以上、取り急ぎ用件のみで失礼いたします。 おっさん拝 |
31919. | RE:RE:RE:RE:人並由真様『赤毛のカーロッタ奮闘する』ご書評について~空さんへ ありがとうございます! バード 2021/12/30 08:41 [雑談/足跡] |
空様、人並由真様 バードです。横から失礼します。 『赤毛のカーロッタ奮闘する』のご書評に関する一連のやり取りについて備忘のための記録ということであれば「みんな教えて」に項目を設けてやり取りを残されてはいかがでしょうか。 今回以前から建設的な意見交換についてはそうしておくと後で見返しやすいのではと感じておりました。 傍観者からの一感想と受け止めていただけると幸いです。 バード > [ 人並由真さんのコメント ] > 空さんへ > > コメントありがとうございます。 > > それでは本文の該当箇所を改訂いたしました。 > > ちなみに空さんのご希望、御指示に異を唱えるつもりは > まっっったくないのですが(汗)、自分などは、本サイトに > 一度投稿した内容の改訂は、単純なケアレスミスとかは > そのまま直しちゃいますが、こういう事実誤認や情弱的な > 誤謬の場合は、改訂に至る経緯を残しておきたい方です。 > (繰り返しますが、空さんに物言いする気などはまったく > ないのですが……汗。) > > 大昔の少年時代に学習塾で教師に教えてもらった > 「問題集で誤答をしてあとで気づいて訂正する場合、消しゴムで消して > 書き直すよりは、斜線で間違い箇所を消してその脇に正解を書き、 > あとあとまで自分がどういう思考の道筋で間違えたのか > 見直せるほうが、学力がつく」というのを思い出したりするので。 > > 空さんから今後、万が一、ご指摘を戴いた場合は > 本文の方を改訂いたします。よろしくお願いいたします。 > (その前に前提として、誤記や誤認をなるべく > 避けるべきですが~汗~。) > > 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 > > 人並由真 拝 > > > > > [ 空さんのコメント ] > > 人並由真 様 > > > > わざわざ訂正文まで入れていただくと、かえって気恥ずかしくなります。作者作品そのものとは無関係な販売者の設定事実に過ぎませんから。本文を修正しておいていただけたら、それで結構です。人並様に読んでいただけたら、後は掲示板投稿を消してしまっておこうかなと思っていたくらいです。 > > (ただ、最近のAmazonの方針には不満を言っておきたかったのですが。翻訳本と原書両方買おうなんて人めったにいないでしょう。) |
31916. | RE:RE:RE:人並由真様『赤毛のカーロッタ奮闘する』ご書評について~空さんへ ありがとうございます! 人並由真 2021/12/29 19:13 [雑談/足跡] |
空さんへ コメントありがとうございます。 それでは本文の該当箇所を改訂いたしました。 ちなみに空さんのご希望、御指示に異を唱えるつもりは まっっったくないのですが(汗)、自分などは、本サイトに 一度投稿した内容の改訂は、単純なケアレスミスとかは そのまま直しちゃいますが、こういう事実誤認や情弱的な 誤謬の場合は、改訂に至る経緯を残しておきたい方です。 (繰り返しますが、空さんに物言いする気などはまったく ないのですが……汗。) 大昔の少年時代に学習塾で教師に教えてもらった 「問題集で誤答をしてあとで気づいて訂正する場合、消しゴムで消して 書き直すよりは、斜線で間違い箇所を消してその脇に正解を書き、 あとあとまで自分がどういう思考の道筋で間違えたのか 見直せるほうが、学力がつく」というのを思い出したりするので。 空さんから今後、万が一、ご指摘を戴いた場合は 本文の方を改訂いたします。よろしくお願いいたします。 (その前に前提として、誤記や誤認をなるべく 避けるべきですが~汗~。) 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 人並由真 拝 > [ 空さんのコメント ] > 人並由真 様 > > わざわざ訂正文まで入れていただくと、かえって気恥ずかしくなります。作者作品そのものとは無関係な販売者の設定事実に過ぎませんから。本文を修正しておいていただけたら、それで結構です。人並様に読んでいただけたら、後は掲示板投稿を消してしまっておこうかなと思っていたくらいです。 > (ただ、最近のAmazonの方針には不満を言っておきたかったのですが。翻訳本と原書両方買おうなんて人めったにいないでしょう。) |