皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
32709. | RE:nukkamさんへ 交換殺人の件 人並由真 2022/05/28 20:24 [雑談/足跡] |
nukkam様 おっさん様 こんばんはです。 nukkamさん、有意なご意見、またさらに先駆作があるとのご指摘、 ありがとうございました。さすがは、パズラー分野に深い見識と愛情を お持ちのnukkamさんです。 とはいえ現状、これ以上、深くお話に交わると、未読の作品もしくは 読んでいてトリックを忘れている作品のネタバレになりかねませんので 遠巻きの位置から、レスさせていただきます(汗)。 (年食って、大昔に読んだ作品の内容をほぼまったく忘れてしまい、 ほとんど白紙の状態で旧作をもう一度楽しめるミステリライフも そう悪いものではないですな・笑。) いずれにしても「交換殺人」というフィクション上のコンセプトは 決してハイスミスが厳密に元祖の創案者というわけでは決してなく、 パズラー分野の真犯人の設定として、かなり前からあったということは 念頭(の一角)に留意しておきたい事項ですね。 おっさんさんのおっしゃる「交換殺人」談義、確かに何らかの形で 読んでみたいです。まあネタバレ、ネタバラシという意味で どうしても地雷を踏まされそうな話題ではありますが(笑・汗)。 お二方とも、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 人並由真 拝 |
32708. | nukkamさんへ 交換殺人の件 おっさん 2022/05/28 17:35 [雑談/足跡] |
nukkam様 いつもご書評を、拝読させていただいています。 本格愛を感じさせる、精力的な投稿には、感心させられることしきりです。 今回、頂戴したコメントから、あらためて―― ああ、“交換殺人”ってやっぱり、本格ミステリ的な観点からは“連続殺人テーマ”のヴァリエーションなんだなあ、と痛感させられました。 フェル博士に講義して欲しかった(笑)。 引き合いに出していただいた >1939年発表の「読者への挑戦状」付き海外本格派推理小説 のことはすっかり忘れていましたが、「連続殺人講義」をするとしたら、我国の『獄門島』と共に、落としてはならない作例ですね。 nukkamさんと違って、ろくにレヴューも投稿できず、雑談でお茶を濁してばかりでお恥ずかしいかぎりですが……これからも、よろしくお願いいたします。 それでは、ますますのご健筆を祈念しております。 おっさん拝 |
32701. | RE:RE:人並由真さんへ “交換殺人”の系譜~さすがは「おっさん」様です! nukkam 2022/05/27 23:52 [雑談/足跡] |
おっさん様 人並真由様 こんばんは。博識なお二人の談義に割って入るのは力不足を感じますが、失礼の段お許しください。交換殺人ミステリーといえば、と切り出したいのは山々なれどすみません、お二人が既に紹介された作品群も全くの未読で、ただただ心服するばかりです。 私が思い当たったのはBが殺したいCをAが殺し、Aが殺したいDをBが殺すという狭義の交換殺人ではありませんが、AがBを殺しBがAを殺すという相打ち殺人の1935年発表の海外本格派推理小説です。もっとも作者はAはBの反撃で手傷を負わされたがそれは軽傷に過ぎず、治療をしないままB殺しの犯行をごまかす細工に明け暮れている内に傷が悪化して致命傷になってしまったので、Aを殺したのもA自身だと犯人は一人であることを(かなり苦しく)強調してますけど。 あと人並由真様の、 <<「同一犯の連続殺人に見えて、実は複数の犯人がたがいにアリバイを確保しあった交換殺人だった」というネタの作品 については、もしかしたら1939年発表の「読者への挑戦状」付き海外本格派推理小説のことかなと連想しましたが...。 話題のすり替えになってしまったみたいで、ますます失礼しました。 nukkam拝 |