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34523. | RE:RE:RE:RE:作品の変更: E・S・ガードナーの「レスター・リースの冒険」 人並由真 2023/04/20 20:58 [新作作家/作品の追加] |
弾さま 早速のご返信、ありがとうです。 > > 短篇集の同タイトル異同甚だし問題は、エドガーアランポーと江戸川乱歩が双璧で、実に収拾がついてないのが現状です。(私はウールリッチとアイリッシュ短篇集のメチャクチャ感もとても気になっています。「本来なら」ウールリッチに統一しちゃいたいくらいですが、まあ、和書の作家名、単行本の正式出版タイトルが、一番、紛れのない、主観が入らないルールなのだと思います。 乱歩とポーの作家項目、その短編集と中短編個々は…… あそこは、もはやカオスです、魔獣大陸です(涙)。 まあ乱歩については、今後、長編作品の新規の登録に関してぐらいは なるべく多くの参加者のコンセンサスがとれる形になるように ひとつひとつ見守りたいです。 > > まあでも同タイトルの短篇集で和書の出版社や叢書名が違い、収録内容も違っていればジェイムズ・サーバー「虹をつかむ男(早川異色)」とか「虹をつかむ男(角川)」とかいうようなタイトル付けをして欲しいように思います。 いや、それでよいと思います。つーか、それしかないし それが一番じゃないかと愚考します。 表題作は同じでも、ほかの併録中短編に異同がある ミステリ短編集なんて、東西、いくらでもありますので。 別々の叢書の同じ書名(表題作)の別の短編集のレビューが 一か所にすでに混じってしまい、レビューを投稿なさった方が もういない場合などは、仕方ないですが。 同じ書名で、別の成分の別の出版社の短編集に関しては、弾さんの おっしゃるように、逐次、こまめに気が付いた時点で、登録をわけて いけばよいのではないかと。 国産なら 河野典生の『陽光の下~』とか 笹沢の『六本木心中』とか 戸板康二の諸短編集とか > > なお、ご提案のあった > > > ポケミス「レスター・リースの冒険」は6短篇収録、文庫版は新訳で「冒険」(4篇収録、ポケミス共通2篇)、「新冒険」(5篇収録、共通3篇)の構成 > > を自分の書評には書けません。なぜなら私はHPB版を所有していないので、短篇タイトルが書誌上で一致していても本当に同じものなのか、断言出来ないからです… 稀に収録内容と原題が全然違うこともありますので… イヤミや皮肉でなく、非常に厳粛な姿勢で、とても結構なことだと思います! 実証・現物主義の方向性は、自分も弾さんに、しっかり見習わねばなりません。 とはいえ正直、 >稀に収録内容と原題が全然違うこともありますので… そこまでの事例って、ぱっと思いつきません(汗)。 いやたぶん、きっと、何かある、あったのでしょうが。 > <追記> > あれHPBは文庫未収録が4作もあるの?じゃあ買わなきゃ!と思ったあわてもの、とは実は私自身なのです… 昔調べた時はHPBの再構成で文庫二冊、1篇だけ文庫で読めないのがあるが訳者がアレなので…と敬遠したのに、人並由真さまの注記を読んで、そのことをすっかり忘れてアマゾンとかヤフオクを探すところでした… そもそも、同じ『~冒険』の書名で同じ出版社で出していれば、 ポケミスも文庫も収録作は同じだろとか、思ってしまっても、 (さらにそこから、あ、違うの? と驚いたとしても) それは仕方ないですよね~。 HM文庫当時の早川編集部が、リースの短編集を当初から 2冊(以上)出す意向があったかどうか知りませんが、 内容・収録作の組み換えをするなら文庫版の第一冊目の書名は、 ポケミスまんまの、まぎらわしい『~冒険』にせず、ポケミスと差別化して 『怪盗レスター・リースの事件簿(①)』とかにしとけばよかったんです。 まあ、あと、あえてどなたかに注文をつけるなら、最初にminiさんが 『~冒険』の登録をする際に、ソレはポケミス版のつもりなのか、文庫版の つもりなのか、明記しておいていただければ有難かったなあ、とも思います。 (くりかえしますが、miniさんは、ポケミスもHM文庫も、どっちも 嗜んでおられた世代の方のようでしたので。) まあ、この辺は、今の時点で申しても、色々な意味で仕方ないですね(汗)。 また長くなってしまいました。 最後に、個人的にもリースの未訳の短編が今からでもどんどん発掘されることは 賛成です。ガードナーの未訳の中短編って、論創さんあたりで グルーバーやスタウトを楽しんでいる人たちあたりにウケると思うのですが? 今後ともよろしくお願いいたします。 人並由真 拝 |
34518. | RE:RE:RE:作品の変更: E・S・ガードナーの「レスター・リースの冒険」 弾十六 2023/04/20 20:02 [新作作家/作品の追加] |
人並由真さま おばんでした。 いつも丁寧なご返事ありがとうございました。 私も人並由真さまと同様、長い備考コメントはやめた方が良い派なので、まああそこに版の異同を書かざるを得ないなら、という提案でした。 短篇集の同タイトル異同甚だし問題は、エドガーアランポーと江戸川乱歩が双璧で、実に収拾がついてないのが現状です。(私はウールリッチとアイリッシュ短篇集のメチャクチャ感もとても気になっています。「本来なら」ウールリッチに統一しちゃいたいくらいですが、まあ、和書の作家名、単行本の正式出版タイトルが、一番、紛れのない、主観が入らないルールなのだと思います。 まあでも同タイトルの短篇集で和書の出版社や叢書名が違い、収録内容も違っていればジェイムズ・サーバー「虹をつかむ男(早川異色)」とか「虹をつかむ男(角川)」とかいうようなタイトル付けをして欲しいように思います。 私はいまさら現状を変えるのは手間ばかりで益少ないものと思っています。もともと怠け者なので… なお、ご提案のあった > > > ポケミス「レスター・リースの冒険」は6短篇収録、文庫版は新訳で「冒険」(4篇収録、ポケミス共通2篇)、「新冒険」(5篇収録、共通3篇)の構成 を自分の書評には書けません。なぜなら私はHPB版を所有していないので、短篇タイトルが書誌上で一致していても本当に同じものなのか、断言出来ないからです… 稀に収録内容と原題が全然違うこともありますので… <追記> あれHPBは文庫未収録が4作もあるの?じゃあ買わなきゃ!と思ったあわてもの、とは実は私自身なのです… 昔調べた時はHPBの再構成で文庫二冊、1篇だけ文庫で読めないのがあるが訳者がアレなので…と敬遠したのに、人並由真さまの注記を読んで、そのことをすっかり忘れてアマゾンとかヤフオクを探すところでした… |
34516. | RE:RE:作品の変更: E・S・ガードナーの「レスター・リースの冒険」 人並由真 2023/04/20 16:16 [新作作家/作品の追加] |
弾十六さま > はちょっとミスリード案件のように感じます。 > あわてものが、じゃあポケミスの4短篇は、ポケミスでしか読めないんだ!と誤解するかも。 うーん。この件は個人的には 「同じ題名(書名)で、<実は別の本(収録内容が違う本)>を ほかの人同士が、なにげなく平然と並べていっしょに合評して それが傍目に認知されづらい」 (という事態になってるかもしれない)のが かなり異様に思えたので、註釈を入れただけです。 現実に弾さんとkanamoriさんの『冒険』のレビューは 4編収録の本を読んだということで、HM文庫版とわかりますが miniさんはその辺がざっと読んでも判然とせず、ポケミスを読んでの 評なのか文庫版に際してのものなのかわからない。 (miniさんは、古いポケミスも何冊も読んでおられましたし。) この言葉を使っていいか、微妙かもしれませんが、正直こういう 「実は違うものを、別の人が同じもののように語りあっている」 (のかもしれない)という思惟の交換行為が、 かなり<奇態>な状況に思えるのです(汗)。 その辺を踏まえて、今後ポケミス版『~冒険』なり、文庫版『~冒険』なりで レスター・リースに新規に触れる新規の読者に、<同じ書名>『~冒険』でも 叢書が違うと内容に異同がありますよ、は最低限、情報として 標記しておきたい(そのつもりでポケミス版または文庫を手にとってほしい) ですが、それ以上の情報~ポケミス版の6編の収録作が、 その後、どのように新訳、再紹介されたまで この<補遺欄で表記(標記)>するのは、 また別の話じゃないかなあ……とも思うのです? 標記をあまり長くしたくないということもありますが 上記の件は、今回の註釈の件とは、少し区別したいと考える 当方のニュアンスなども、できればご理解を願えますと幸いです。 (といいつつ、若干だけ、直してみました。ご確認ください。) ……とはいえ弾さんが提案された > ポケミス「レスター・リースの冒険」は6短篇収録、文庫版は新訳で「冒険」(4篇収録、ポケミス共通2篇)、「新冒険」(5篇収録、共通3篇)の構成 > 情報そのものは、本サイトのどこかに明記されておいてしかるべきというか、実に有益! なものだとも思います! ただし前述のように、今回の場合、書名の下の備考・補遺欄(シリーズ名ほか)の箇所に標記するのは、これはちょっと過剰なおせっかい、または場違いじゃないかなあ……とも、個人的には思いますが(汗・多謝)。 ※特に新訳云々は要らんでしょう。 そんなことしたら、本サイトの何百、何千もの翻訳作品の備考欄に旧訳新訳ありの情報の併記が必要になる? ……というわけで、当方の希望としては、2018/11/18に弾さんご自身が書かれました『冒険』のレビューに、改めて > ポケミス「レスター・リースの冒険」は6短篇収録、文庫版は新訳で「冒険」(4篇収録、ポケミス共通2篇)、「新冒険」(5篇収録、共通3篇)の構成 > の情報を、レビュー本文の適宜な箇所に、本日以降の時点から改めまして、 書き足していただくことを、強くお願いしたく存じます。 さすがにこれは、現状ですでに『冒険』『新冒険』のレビューを 書かれている弾さんにしかできませんので。 (すみませんが、当方はさしあたって、リースものの既訳短編集の 3冊のどれも、恣意的に読む、または読み返す気は 本日のこの時点ではないです・汗。 昔は好きで、翻訳雑誌では必ず読んでましたが。) 今回の件に関する所感はそんなところです。 よろしく有難いご検討、ご一顧を願えますと幸いです。 乱文、長文、失礼いたしました。 文中、不敬な物言いありましたら、どうぞご寛容のほどを。 人並由真 拝 |
34511. | RE:作品の変更: E・S・ガードナーの「レスター・リースの冒険」 弾十六 2023/04/20 06:22 [新作作家/作品の追加] |
人並由真さま おばんでした。 予告した書評はまだ完成してないのに、寄り道です。 版による異同は、「備考」欄に記載するしかないのですが、今回の ポケミスは6編、文庫は4編収録 うち2編が同一 はちょっとミスリード案件のように感じます。 あわてものが、じゃあポケミスの4短篇は、ポケミスでしか読めないんだ!と誤解するかも。 ポケミス「レスター・リースの冒険」は6短篇収録、文庫版は新訳で「冒険」(4篇収録、ポケミス共通2篇)、「新冒険」(5篇収録、共通3篇)の構成 が正確なところですが、いささか長いですね… 勝手に直すのもどうかな、と思って、ご連絡差し上げた次第です。 実はHPBの妹尾訳「いたずらな七つの帽子」 The Seven Sinister Sombreros は本国でもリプリントされておらず、多分訳者は古いパルプ紙(Detective Fiction Weekly)から翻訳していて、文庫の時は、原文が入手出来なかったのだろうと想像しています。 |