皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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パメルさん |
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| 平均点: 6.11点 | 書評数: 791件 |
| No.16 | 4点 | 天に昇った男- 島田荘司 | 2026/09/24 07:22 |
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| 九州の小さな街・星里で昇天祭りの日、祭りの櫓に3人の男女の死体が吊るされるという事件が発生する。この事件で逮捕された門脇春男は、死刑判決を下され収監されるが、死刑執行の際に奇妙な事象が起き、長い年月を経て釈放されることになる。
戦後復興期から高度経済成長期にかけての昭和という時代背景の中で、社会の歪みや差別、コミュニティからの迫害を受けながらも、平穏を求めてさまよう姿が生々しく描かれている。物語のトーンは、どこか叙情的で幻想的な雰囲気を纏いつつも、終盤にかけて読者を揺さぶるような仕掛けや展開が用意されている。 本作は一人の冤罪被害者の人生を伝説と奇跡を交えて描いた悲しい寓話として読むべきで、ミステリとして読むとかなり物足りなさを感じるでしょう。社会派小説としても、もう少し踏み込んで欲しかった。オチも好みではない。 |
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| No.15 | 5点 | 死者が飲む水- 島田荘司 | 2026/07/10 08:59 |
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| 札幌の実業家・赤渡雄造の自宅に2つのトランクが届く。その中に詰められていたのは、バラバラに切断された赤渡本人の死体だった。牛越刑事が捜査に乗り出すが、有力な容疑者たちには鉄壁のアリバイがあった。
刑事による粘り強い捜査を中心に描いており、牛越刑事が現場を訪れ関係者と出会い、少しずつ真実へ近づいていく。タイトルが事件の核心と結びつく構成は巧みで、医学的知識を伏線として生かした謎解きも読み応えがある。 とはいえ、聞き込みや移動を繰り返しながら少しずつ真相に迫るため、物語のテンポはかなりゆっくりで冗長に感じてしまう。牛越刑事も御手洗潔のような強烈な個性がないため、キャラクター性という点でも印象が弱い。時刻表トリックも好みではない。 事件の真相には強い哀しみがあり、派手さより人間の悲劇と執念深い捜査を味わいたい人にはお薦めできる。 |
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| No.14 | 5点 | 展望塔の殺人- 島田荘司 | 2026/04/23 08:44 |
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| 都会の歪みや社会問題をテーマにした6編からなる短編集。
「緑色の死」緑色に対して異常な嫌悪感を抱く男を主人公にしたサスペンス。耽美的で不気味な雰囲気があり、初期の島田作品らしい怪奇趣味が楽しめる。亡き父の手紙により緑色嫌悪の理由を悟るが、さらにどんでん返しが用意されており慄然とさせられる。 「都市の声」ヒロインが東京のどこへ逃げ回っても何者かからの脅迫電話がその場所に掛かってくるという不可能犯罪が扱われている。都会の冷淡さや孤独が事件を増幅される様子がリアルで日常が侵食される感覚が味わえる。 「発狂する重役」やり手の商社の重役が机の上にハイヒールを置いてそれを見つめながら発狂していた。一見オカルトに見える事件を、合理的に解き明かされる真相は鮮やか。 「展望塔の殺人」飛山公園の展望塔で、主婦の井上典子が売店で働く女子学生・矢部冨美子に殺される。接点のない二人の間に起きた動機なき殺人が、実は深刻な現代社会の歪みを秘めていたという社会派ミステリで不気味な余韻が残る。 「死聴率」視聴率アップのためにテレビディレクターが思いついた犯罪計画。どこか幻想的で皮肉な物語。数字に支配される現代人の姿を鋭く突いている。 「D坂の密室殺人」江戸川乱歩の名作を強く意識した一編で、レトロな雰囲気の中、密室殺人が解き明かされる。江戸川乱歩作品と錯覚するほど、退廃的で倒錯的な雰囲気が見事に再現されている。乱歩作品と同じテーマを扱いながら、意外な真相を提示し、社会に疑問を呈している。 |
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| No.13 | 6点 | 踊る手なが猿- 島田荘司 | 2026/01/14 08:44 |
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| さまざまなジャンルの作品が楽しめる4編からなる短編集。
「踊る手なが猿」地下街の喫茶店で働く亀永純子は、向かいにあるケーキ屋のガラスケースにある猿の人形が気になっていた。純子が目にするたびに赤いリボンの位置が移動していたのだ。リボンの動きという違和感が思いも寄らぬ秘密へと繋がっていく構成は、作者の独特な発想力が光っている。最後のページの台詞で、人間心理の不可解な深淵をのぞかせている。 「Y字路」三田瑛子は自宅マンションに帰ると、見知らぬ男性の死体が転がっているのを発見する。婚約者と相談の上、事故を装う計画を立てる。玉の輿への執着から視野が狭くなった主人公の心理描写と、その哀れな運命が印象的。 「赤と白の殺意」主人公の「私」は、ある心理テストをきっかけに、自分には殺人の記憶が抑圧されているのではないかという疑念を抱くようになる。物足りなさはあるが、過去のトラウマと向き合う主人公の心理描写には独特の緊張感がある。 「暗闇団子」武士の身分を捨てて加賀から江戸へ出てきた若者と、吉原の花魁との悲恋物語。ミステリというよりは、江戸の下町を舞台にした純粋な恋愛小説として読ませる。作者の時代考証の丁寧さと人情描写の巧みさが存分に味わえる。 |
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| No.12 | 7点 | 天国からの銃弾- 島田荘司 | 2025/10/25 19:25 |
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| 作者らしい奇抜な発想と、どちらかというと暗くやるせない余韻を残す3編からなる中編集。
「ドアX」岩手県から上京し、女優を夢見る女性が主人公で、よく当たる易者に「Xと書かれたドアに夢を叶えてくれる人がいる」と言われ、そのドアを探し求めるようになる。作者らしい女性心理に迫った作品で、夢と現実の対比、強烈な自己認識の歪みを描いている。痛ましくも哀れな話で、やるせない気分が残る。 「首都高速の亡霊」桃代は誤ってマンションのベランダから植木鉢を落とし、通行人を死亡させてしまったと思ったところから物語は始まる。桃代は結婚を迫る男を利用して、死体を処理し事件を隠蔽しようと奔走する。一つの過失が全く別の悪意と交わり、予測不能な結末へと導く。皮肉な因果応報とも取れる結末で、社会の腐った部分(天下り、談合など)への批判的な視線も感じられる作品。 「天国からの銃弾」ソープランドの屋上に立つ自由の女神の目が時々、赤く光ることを発見した男が、そこには犯罪が隠されていることを知る。自由の女神の目が光る現象と息子の死という一見無関係に見える二つの出来事の謎を、父親自身の力で解明していく過程は、探偵小説的な面白さがある。 |
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| No.11 | 5点 | Pの密室- 島田荘司 | 2025/08/12 19:20 |
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| 御手洗潔の幼少期にあった事件簿2編が収録されている。(「鈴蘭事件」は幼稚園の頃「Pの密室」は小学校2年生の頃)
「鈴蘭事件」えり子の両親は、横浜でトリスバーを経営していたが、ある日父の音造が死体となって発見される。幼い御手洗は、運転を誤っての事故死と見る巡査に異を唱え、あることを手掛かりに独自の捜査で犯人を追い詰める。事件は解決したものの、実は法では裁けぬ恐ろしい裏の真相があり、それが彼の女性観に繋がっていることが明かされる。一見、事件と関係のなさそうなタイトル名がどう真相に結びつくかが読みどころ。 「Pの密室」高名な画家が自宅で人妻とともに惨殺死体となって発見され、死んだ人妻の夫が逮捕されるが、現場は密室状態で、しかも床に真っ赤に塗られた絵が敷き詰めてあった。この謎めいた状況の中で、御手洗少年の推理が冴え渡る。奇妙な間取りの部屋、そこにピタゴラスの定理が用いられ、数学的発想を駆使した解決が特徴的。しかし間取り図は非現実的。 どちらの事件も不可解で、御手洗少年が事件を解決する様子は超人的で痛快。その能力は、故に周囲から理解されず、女性嫌いや、権威への不信感といった後年の性格形成につながる経緯が垣間見えて興味深く読めた。2編とも物語性重視となっており、トリック自体は小品で物足りなさを感じてしまった。しかし御手洗潔のルーツを知る上では貴重な作品なので、御手洗潔シリーズファンの方は一読の価値ありでしょう。 |
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| No.10 | 6点 | 出雲伝説7/8の殺人- 島田荘司 | 2025/06/07 19:39 |
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| 吉敷竹史シリーズ第二弾で、鉄道を舞台にしたトラベルミステリと神話を絡ませた本格ミステリ。
警視庁捜査一課の吉敷竹史は、帰郷も兼ねて山陰地方に旅行に出掛けたが、鳥取駅に到着した時に猟奇殺人事件の発生を知る。山陰を走るローカル線と大阪駅に、七つのパーツに解体された女のバラバラ死体が流れ着いたのだ。首はどこからも発見されず、指紋は硫酸で焼き消され身元を知るための手掛かりは完全に抹消されていた。しかも胴体の入っていた旅行バッグからは、なぜか大豆と麦が十数粒発見された。 本書の主眼はアリバイ崩しであり、犯人が誰であるかは、かなり早い段階で判明する。しかし、バラバラ死体を七つの路線に載せて山陰中に撒き散らすという作者ならではの奇想により地味な印象は受けない。ただこの作品において真の奇想と呼ぶべきは、昔の伝説や歴史が犯罪の形を借りて現代の日本に復活するという「八岐大蛇」と「五穀の起源」の見立てであるというところ。古事記の「ヤマタノオロチ退治」の解釈を巡る学術論が関わっており、神話と現実の犯罪が見事にリンクしている。犯人の動機には、学問的対立や女性同士の激しい確執が絡んでおり、作者らしい「怨念」をテーマにした心理描写が光る。 本書では事件関係者の多くが歴史学者だということもあって、記紀や古代史に関する知識が全編を覆っているが、それは単にペダンティックな彩りにとどまらず、異常な犯人像に深みを添える効果も果たしている。大学講師の波地由紀夫がラストで明かす真意が、この殺伐した犯罪の物語に大きな救いをもたらしている。アリバイトリック自体に無理はあるが、神話や歴史に興味ある人には十分楽しめるのではないか。 |
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| No.9 | 8点 | 占星術殺人事件- 島田荘司 | 2021/06/13 08:25 |
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| 40年前の未解決事件捜査、密室殺人、アゾートの謎、魅力的な探偵コンビ、読者への挑戦状など本格ミステリ要素が満載。社会派小説が主流になりつつあった頃に謎解きをメインにした作品ということで、デビュー作にして日本ミステリ史的にも重要な作品。
ただ、序盤の手記がとにかく読み難い。アゾートの説明など情報量が多すぎて、これを全部把握するのは至難の業。その後も探偵と助手の対話が続くが、ここもテンポが良くない。ミステリを読み慣れていない人は、挫折する人も多いのではないか。自分も挫折経験者です。ここを乗り越えれば、次第に読みやすくなるので我慢して読んでほしい。 冒頭に配されたアゾートという謎の詩美性、合理に徹した御手洗の推理の明快さという重厚さとシリアスさだけでなく、ホームズ役の御手洗、ワトソン役の石岡のユーモアある掛け合いが、古典作品のリスペクトをも感じる。メイントリックは、40年間迷宮入りだったというのが納得出来るような、前例の無い斬新な大技のトリック。事件の真相と謎が明らかになる瞬間の鮮やかさにしびれる。 |
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| No.8 | 5点 | ロシア幽霊軍艦事件- 島田荘司 | 2019/12/23 17:03 |
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| 作者らしいスケールの大きな不可能興味で始まり、その後歴史ロマンへと展開していく異色の作品。芦ノ湖に軍艦が出現という、ありえないはずなのに実際に軍艦と中から降りてくるロシア軍人を見た目撃者がいる。そして翌日には、軍艦が跡形もなく消えてしまう謎が残る。
一方で、日本人の老人が、あるアメリカ人の女性へ「ベルリンでは本当にすまないことをした」と伝言する。この伝言の裏に隠された悲劇と壮大なロマン、これが徐々に明らかになっていく過程が本書の醍醐味といえるでしょう。 歴史ロマンの題材とは皇女アナスタシアにまつわるミステリで、本書ではロマノフ家に関する記述が多く出てくるが、その部分は史実に忠実に書かれているらしい。 構成も工夫されており、御手洗が謎解きをした後に、ロシアから日本、日本からベルリンへという過去の壮大なドラマの再現パートがやってくる。あまりにも数奇な人生を送った男女の運命的なドラマとして、ひしひしと胸に迫ってくる怒涛のようなクライマックスであり、重厚極まりない読後感と言っていいと思う。 ただ、エピローグで80ページ以上あるという事に関しては、冗長に感じてしまったし、ミステリ的にもかなり薄味という点は不満が残る。 |
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| No.7 | 5点 | 毒を売る女- 島田荘司 | 2019/07/08 15:28 |
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| 8編からなる短編集(ショートショートを含む)。
サスペンス中心の作品集だが、ホラー風味、社会派、SF、シュールなものなどバラエティーに富んでいる。ただ、面白いと思ったのは「糸ノコとジグザグ」ぐらい。深夜のラジオ放送に送られてきた謎のメッセージをリスナーと共に、解明していく。タイムリミットサスペンス要素があり、緊張感も伝わってくるし、オチも洒落ていて良い感じ。「渇いた都市」に関しては、松本清張氏が描いたならば、もっとドロドロした愛憎劇に仕上げたと思うので、その点物足りなさを感じてしまった。 これまで7作品しか読んでいない自分が言うのもなんですが、この作者の良さは魅力的な登場人物に、読者を惹きつける雰囲気とストーリーそして、誰もが思いつかないような壮大なトリックだと思っています。トリックに関しては、非現実的なトリックが多いため、あまり好みでは無いですが、雰囲気作りやストーリーの面白さには、毎回驚かされます。その点、この作品は作者の良さがあまり出ていない気がしました。やはり、島田荘司氏には本格ものを書いてほしいし、長編向きだと思いました。 |
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| No.6 | 8点 | 北の夕鶴2/3の殺人- 島田荘司 | 2018/06/29 13:50 |
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| 濃い霧、鎧武者の亡霊、夜泣き石、心霊写真・・・伝説などを事件に絡ませて、胡散臭い雰囲気を漂わせながら、ストーリーは進み惹きつけられる。(雰囲気はとても好み)
事件の謎を解けば、摩訶不思議な現象の謎も解けるという構図になっている。犯人には目星がつき、フーダニットとしての楽しみは味わえないが、ハウダニットとして独創的で豪快なトリックが味わえる。(バカトリックですが)また、吉敷刑事の人間味あふれる魅力が存分に出ていて嬉しい。 建物を上から見た図から、トリックが何となく想像できたが、実際はそれを遥か上を超えていた。トリックが物理的に可能と証明できれば、9点いや10点でもいいです。 |
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| No.5 | 6点 | 火刑都市- 島田荘司 | 2017/10/03 01:05 |
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| 密室状態での放火はどのように行われたのか?連続して発生する放火事件の犯人の意図は?そして現場に残された張り紙の意味は?と謎が多く楽しめる。
そして江戸から東京へと近代化が進み失われてしまったものを作者なりに警鐘を鳴らしている感じが伺える点からも本格派と社会派が融合しているミステリ。 この作品のポイントは犯人の動機だと思うが、犯人にその動機を抱かせた背景は共感出来る部分もあるが納得は出来ない。 またこの作者にしては、登場人物のキャラクター・ストーリー・トリックともに地味なため、その点を期待していると肩透かしを食らうと思います。 |
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| No.4 | 6点 | 網走発遙かなり- 島田荘司 | 2017/04/18 01:03 |
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| ある人物の半生が各編の所々から浮かび上がる仕組みになっている連作短編集
幻想的な雰囲気を漂わせながらそれぞれの章で繋がれてきた謎が最終章で収束し真相が明らかになる ストーリー自体は面白いし上手くまとまっているがミステリとして起伏が少なく謎自体も小さいため物足りなさを感じてしまった |
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| No.3 | 9点 | 奇想、天を動かす- 島田荘司 | 2017/03/20 01:15 |
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| 消費税12円を請求された事に腹を立てナイフで殺人を犯したとされた老人
この裏には何かあると老人の過去を洗い出し数十年前の奇怪な殺人事件に辿り着く ・走行中の列車のトイレでピエロが拳銃自殺し30秒後に焼失 ・列車飛び込み自殺した死体が歩き出す ・赤い目をした巨人による列車転覆事故 このような怪奇現象的なトリック(トリックでは無いものもあるが)も良く出来ていると思うしこれらの現象を一つ一つ解明しつつ犯人は変わりようが無い中動機の真相を追及していく吉敷刑事のカッコ良さが堪能出来る また「冤罪」という問題も考えさせられる作品 |
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| No.2 | 7点 | 異邦の騎士- 島田荘司 | 2016/01/18 19:17 |
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| 陰謀に巻き込まれた男をめぐるサスペンスであり
悲劇的なロマンスであり 大掛かりなトリックの仕掛けられたミステリ |
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| No.1 | 6点 | 斜め屋敷の犯罪- 島田荘司 | 2016/01/11 23:35 |
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| 完全なる密室の中での殺人事件
ストーリーもキャラクターも魅力的で楽しめる 風変わりな建物の構造による大仕掛けのトリックですが あれは成功する可能性はどれぐらいあるんだろう |
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