皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
パメルさん |
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平均点: 6.13点 | 書評数: 622件 |
No.10 | 6点 | 新参者- 東野圭吾 | 2016/03/18 09:45 |
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誰もが見過ごしてしまうような事を徹底的に調べ
小さな手掛かりを掴んでいく そして微笑ましいほどの登場人物への心遣い 加賀刑事の素晴らしい人間性を堪能できる ミステリとしては薄味 |
No.9 | 7点 | ナミヤ雑貨店の奇蹟- 東野圭吾 | 2016/02/18 12:34 |
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現代から過去の相談者へ現代から三十三年前の店主へ
この二重の奇妙なタイムスリップを介して 様々な相談者が話の中に登場する 一人一人のエピソードは絶妙に交差し 次第にある場所へと収束していく その過程は張り巡らされた伏線が回収されながら 最終局面に向かっていく様は心を熱くする ファンタジーな物語が好きな人にはおすすめ出来る |
No.8 | 4点 | 秘密- 東野圭吾 | 2016/02/10 21:16 |
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娘への愛・妻への愛・妻と娘への屈折した愛の
複雑な感情が赤裸々に描写されている やるせなく切ない展開 共感できないし読後感も悪い |
No.7 | 6点 | 聖女の救済- 東野圭吾 | 2016/02/08 10:27 |
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完全犯罪?
このトリックは無理がありすぎる 犯人の執念は認めるけどよくぞこんな事を考えたもんだ トリック的にはバカミスに近いと思ってしまった タイトルはいいと思う |
No.6 | 7点 | 仮面山荘殺人事件- 東野圭吾 | 2016/02/04 19:59 |
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たまたま集まった山荘に逃亡中の銀行強盗が押し入るという設定に
ワクワクしながらも胡散臭いと思い読み進めた 途中から会話やそれぞれの行動に違和感を感じ ある真相に感づいてしまったが読みやすくそれなりに楽しめた |
No.5 | 7点 | 悪意- 東野圭吾 | 2016/01/18 19:22 |
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事件は犯人による手記で語られ
ほぼ互角に展開される加賀の記録と合わせ 読み進めるごとに明かされる真相に引き込まれる 突き止め辿り着いた殺害動機はあまりにも哀しい |
No.4 | 8点 | ある閉ざされた雪の山荘で- 東野圭吾 | 2016/01/15 20:37 |
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一人また一人メンバーがいなくなっていくのは本当に演出家の指示で
姿を隠しているのか?稽古に乗じた殺人が行われたのか? 残ったメンバーが疑心暗鬼になっていく過程が面白い 実際は良い天気なのにオーディションという前提の為嵐の山荘状態で外に 出られないという設定の発想はお見事としか言いようが無い |
No.3 | 5点 | 手紙- 東野圭吾 | 2016/01/15 20:18 |
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悪くは無いけど自分の好みからはずれている
ミステリ要素が少しでもあれば印象は変わっただろうが ミステリ要素はゼロだし このような切ないヒューマンドラマを見ているような小説は 他の作家さんに任せてアイデア溢れるミステリを書いて欲しい |
No.2 | 7点 | むかし僕が死んだ家- 東野圭吾 | 2016/01/13 19:47 |
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いくつもの散りばめられた伏線が回収されていき衝撃の真実が明かされていく
登場人物は主に二人だけで場面も殆ど変らない状況でこのような作品が書けると いうのは凄いとしか言いようが無い |
No.1 | 8点 | 容疑者Xの献身- 東野圭吾 | 2016/01/13 01:17 |
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愛する人のためにさまざまな状況・条件を考え偽装工作していく天才数学者
それに対し観察・実験などから真相に迫っていく天才物理学者の対決 天才同士の戦いが楽しめる そしてラストは切なさにため息も出る |