皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ボナンザさん |
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平均点: 5.22点 | 書評数: 1623件 |
No.1003 | 5点 | 矢の家- A・E・W・メイスン | 2020/06/14 10:37 |
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古典ではあるが今読むと流石に古臭いか。キャラクターは作りこまれていて物語としては面白いと思う。 |
No.1002 | 4点 | 羽衣伝説の記憶- 島田荘司 | 2020/06/11 20:09 |
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文庫版では紹介にラブストーリーって書いてますからミステリのつもりで読んではいけませんね。 |
No.1001 | 5点 | ハイヒールの死- クリスチアナ・ブランド | 2020/06/09 21:15 |
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初期作品だけあってやや散漫な印象。
ただ、後半の人を食ったような展開は後年の片鱗を見せていると思う。 |
No.1000 | 10点 | 首無の如き祟るもの- 三津田信三 | 2020/06/07 10:40 |
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前二作も良かったが、今作は次元が違う。
一つ一つの仕掛けは既存のものなのに、組み合わせることで比類ないインパクトをもたらしている。 正に現代の名作と呼ぶにふさわしい。 |
No.999 | 5点 | サイモン・アークの事件簿〈Ⅲ〉- エドワード・D・ホック | 2020/06/04 23:56 |
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相変わらず謎の提示は魅力的なのだが・・・。 |
No.998 | 4点 | 家庭用事件- 似鳥鶏 | 2020/06/02 20:40 |
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相変わらずの学園で逆に安心。表題作について、子供二人なのに鍵かけてないわけないだろと思いましたが、伊神が入ったシーンが伏線なんですね。 |
No.997 | 5点 | 造花の蜜- 連城三紀彦 | 2020/05/30 19:59 |
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流石に連城だけあって水準以上だが、上巻でもったいぶり過ぎた(伏線のように見える描写が多すぎた)せいか、下巻で別視点になって拍子抜けに感じた。 |
No.996 | 6点 | メインテーマは殺人- アンソニー・ホロヴィッツ | 2020/05/28 21:50 |
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中々の本格もの。グーグルやウィキペディア、SNS炎上といったことを取り上げて現代感を出しているのは意図的なんですかね。 |
No.995 | 8点 | 双月城の惨劇- 加賀美雅之 | 2020/05/26 19:20 |
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これはすごくいい・・・。一発トリックに頼らない館ものの力作。全編に作者のこだわりが満ちている。
加賀美ってこれがデビュー作かと思ったら本格推理02に掲載されてた樽の木荘の作者なのか・・・。 |
No.994 | 5点 | 人形パズル- パトリック・クェンティン | 2020/05/24 11:44 |
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息をつかせないように畳みかける犯人側の作戦なわけですが、大半の読者には一瞬で犯人分かりますよね・・・。 |
No.993 | 6点 | スイス時計の謎- 有栖川有栖 | 2020/05/21 19:02 |
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スイス時計はこちらのシリーズには珍しいロジックもの。
ほかはいつも通り。とはいえスイス時計もラストの他のメンバーとのやり取りが、むしろロジックをチープなものと描いているようにも見える。 |
No.992 | 6点 | パリから来た紳士- ジョン・ディクスン・カー | 2020/05/18 21:56 |
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表題作について、「妖魔の森の家」に匹敵するは言い過ぎだと思うが、全体的に話もトリックも楽しめる佳作集。 |
No.991 | 3点 | 幽体離脱殺人事件- 島田荘司 | 2020/05/16 15:51 |
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話もトリックもありきたりでインパクトに欠ける。最後のオチも作者としては深いこと言ったつもりなんだろうか。 |
No.990 | 6点 | 13・67- 陳浩基 | 2020/05/11 21:34 |
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警察小説にこうした計略勝負の要素を持ち込んでここまで面白くなるとはこの作者、只者ではない。 |
No.989 | 7点 | 凶鳥の如き忌むもの - 三津田信三 | 2020/05/08 23:03 |
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この作品は雰囲気にハマるかどうかですね。ハマらないと実質的なトリックはあれだけなので、評価は平均点くらいだと思います。 |
No.988 | 5点 | 暗闇の薔薇- クリスチアナ・ブランド | 2020/05/06 19:44 |
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ブランドらしく、展開の意外性で長編を持たせた一作。・・・ジェゼベルやはなれわざを読んだ後だとどうしても見劣りするのは否めない。 |
No.987 | 4点 | 猫丸先輩の空論 超絶仮想事件簿- 倉知淳 | 2020/05/05 16:07 |
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このシリーズは猫丸の推測推理にどこまで納得できるかによるのだが、今作はどれも真相が微妙。それまでの話の持っていきかたももったいぶりすぎの感がある。 |
No.986 | 5点 | サイモン・アークの事件簿〈Ⅱ〉- エドワード・D・ホック | 2020/05/04 00:27 |
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ホック作品はどれも謎はいいのだが真相がイマイチ。中編真鍮の街も真相を意外にしたかったためか、あっけない終わり方になってしまっている。 |
No.985 | 5点 | 追憶の夜想曲- 中山七里 | 2020/05/01 23:44 |
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最終章前には真相も御子柴が弁護を引き受けた理由も想像がついてしまうのがやや残念。 |
No.984 | 5点 | 掟上今日子の乗車券- 西尾維新 | 2020/04/28 21:15 |
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倉知の猫丸シリーズに近い味わいの、言ったもん勝ち系の短編集。 |