皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
take5さん |
|
---|---|
平均点: 6.55点 | 書評数: 309件 |
No.8 | 6点 | ある閉ざされた雪の山荘で- 東野圭吾 | 2017/03/11 22:32 |
---|---|---|---|
いきなりのネタバレですが、
人称の叙述トリックとして、とてもよく考えられている作品です。 場面設定はよくあるクローズドサークルですが、事件の背景にある悲しみはよく描けているので良かったです。 |
No.7 | 6点 | マスカレード・ホテル- 東野圭吾 | 2016/11/27 06:27 |
---|---|---|---|
流石の東野作品、リーダビリティーが高く、
しかも人物もしっかり描かれています。 構成がグランドホテル型とは、 人称的にちょっと違うかもしれないですが、 どのエピソードが本筋に関わってくるのか、 興味の持続もしっかりしています。 終盤まで主要な人間がしっかり描かれている反面、 最終盤の展開が弱く、本格的なミステリーとしては、 高評価まで至らないというのが主観です。 ホテルについて興味深く敬意をもって読めるので、 その点は素晴らしいです。 |
No.6 | 7点 | 仮面山荘殺人事件- 東野圭吾 | 2016/11/25 22:30 |
---|---|---|---|
眠れぬ秋の夜長に一気読みです。
仮面のかかる山荘で、嘘っぽい話が展開され、 叙述の力で更に嘘っぽい話に導くという、 ビックリできる作品。 300ページ弱を3時間弱で読めましたから、 大変よくまとまっている力作。 1990年が初版ですから、 この辺から21世紀に向かって、 東野氏が人間を生き生きと描くようになっていくと思うと読んで損はないでしょう。 |
No.5 | 4点 | ダイイング・アイ- 東野圭吾 | 2016/07/17 05:20 |
---|---|---|---|
たまたま図書館で手にした物です。
東野圭吾作品らしくないですね。 ミステリーとしては最高級ではないですし、 社会的問題提起も感じられないですし、 ただひたすらリーダビリティーは高い作品です。 女性には1~2点の作品なのではないでしょうか。 説得力に欠けるので。 |
No.4 | 5点 | 宿命- 東野圭吾 | 2016/05/25 19:34 |
---|---|---|---|
例えば代表作品の容疑者Xの実に16年前の作品ですか…
前半の宿命を匂わせる二人のやりとりに対し、 後半の宿命の設定説明が物足りなく思いました。 ミステリーとしての完成度は21世紀の物の方が大分高いです。 |
No.3 | 5点 | 白夜行- 東野圭吾 | 2013/08/18 21:15 |
---|---|---|---|
娯楽小説と言ったら失礼ですが、
『手紙』などの方が人間を書けていると感じます。 ミステリーにも、自分の血や肉になる(主観として) 物の方が高評価となるのがわがままですみません。 |
No.2 | 7点 | 容疑者Xの献身- 東野圭吾 | 2013/08/18 20:59 |
---|---|---|---|
両国から城東地域の方、場面の絵が克明に思い浮かぶ事でしょう。
それだけでも7点かなり楽しめたです。 真面目に書くと、東野作品はトリック自体は歴史的な発見ではないですが、生活を、人を書いているのでトリックとあいまって高評価の方が多いと感じます。 評価の視点を定めるのって難しいですね。 |
No.1 | 6点 | 超・殺人事件―推理作家の苦悩- 東野圭吾 | 2011/11/05 18:41 |
---|---|---|---|
友達に勧めました。
超面白いよと。 ミステリーとしてではなく、 エンターテイメントとしてですが。 |