皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ムラさん |
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平均点: 4.28点 | 書評数: 296件 |
No.26 | 4点 | 魔剣天翔- 森博嗣 | 2011/09/20 04:33 |
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小鳥遊と紫子の関係がとてもよかった作品。
暗号は紅子に発言でやっと気がついた。 |
No.25 | 3点 | 夢・出逢い・魔性- 森博嗣 | 2011/09/18 16:24 |
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(ネタバレあり)
叙述と犯人含めてわかりやすい部類のミステリだった。 やっぱりキャラがいいから読める感じ。 脇役キャラの中では久保田のプロ魂の黒岩の話がわかるタイプの刑事に好感を持てた。 しかし動機これはいつもより酷めな感じ。 犯人の影も薄いし。登場時間でいえば幻惑も同じくらいだけどあっちは濃かったというのに。 |
No.24 | 3点 | 人形式モナリザ- 森博嗣 | 2011/09/15 15:11 |
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この人の小説にしてはけっこうセオリーなトリックだった気がする。
きちんと舞台でやる意味とかの説明もされているし。 ただ動機もうちょっと突っ込んで書いて欲しかったかも。S&Mシリーズの後半あたりはけっこう書き込んでいた気がするのに。 しかしもう一度封印再度的なこの人の味があるトリックを見てみたい。 |
No.23 | 4点 | 黒猫の三角- 森博嗣 | 2011/09/14 06:05 |
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(ネタバレあり)
保呂草ってこんな自己陶酔な演劇タイプの性格だっけ?と思ったら別人だったのね。納得。 トリックに関してはいつもの森的な感じだったかなぁ。 まぁキャラは好きなのでこれからも読むとは思うし、全部読んで楽しめる感じの作者なので点数は低めだがつまらなくはない。 事件とまったく関係ない黒猫のデルタの意味は面白かった。 |
No.22 | 4点 | 恋恋蓮歩の演習- 森博嗣 | 2011/09/05 17:16 |
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冒頭でネタバレをしているのでメイントリックについてはわりと簡単に看破できてしまう。
ただストーリーとしては楽しめた。サブトリックはちょっと思いつかなかったし。 |
No.21 | 2点 | 月は幽咽のデバイス- 森博嗣 | 2011/09/02 06:15 |
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まぁ、この人ならありなトリックなのかなぁ。
とりあえずキャラの会話は楽しめた。 同系統のトリックはS&MとGシリーズにもあるが(というか言いたい事)、調度二番目くらいの出来。 |
No.20 | 5点 | ηなのに夢のよう- 森博嗣 | 2011/09/01 09:01 |
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Gシリーズというよりは「四季」の番外編な気がする。「秋」の前後に入りそう。若い久慈博士とかいろんな登場人物が出てきて面白かった。
個人的に抱いている自殺感とはちょい違うけどそれでも楽しめた。 しかし、全然トーマ出番なかったのに、出た瞬間お迎えが来るとは……。 あと、これもうミステリではもう無い気がする。トリックとか無いし。そもそも事件も無い。そういう意味で四季の番外と位置づけたのだが。 犀川先生の出番が多くて嬉しかったが、もう少し真賀田博士も見たかったのが唯一の不満。 |
No.19 | 2点 | λに歯がない- 森博嗣 | 2011/08/31 23:37 |
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悪くは無いんだけど、50Pくらいの短編向けな作品の気がする。
歯が無い理由も平坦なオチに収まっている。 |
No.18 | 3点 | εに誓って- 森博嗣 | 2011/08/31 12:00 |
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(軽いネタバレあり)
場面転換が不自然におおいから、そうじゃないかなぁと思ったがやっぱりそうだった。でも物語自体が楽しめたのでとりあえず満足。 とりあえず、同人=いやらしいってことはないよ!と声高々に叫びたい。 でも山吹が買ったのはいやらしいっぽいね。 |
No.17 | 2点 | τになるまで待って- 森博嗣 | 2011/08/30 18:04 |
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基本、この作者の文章やキャラが好きなので楽しめたが、純粋にトリックを評価するならこんなものかな。
やってることは、S&Mの笑わない数学者のスケール小さくしただけだし。 モブのキャラもイマイチ薄かったし。でも短編だとこんなものなのかな。 とりあえず萌絵と犀川が夫婦っぽく見えてホッこり出来た。 |
No.16 | 3点 | θは遊んでくれたよ- 森博嗣 | 2011/08/29 13:11 |
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ラブちゃんって僕っこだっけ? と思ってS&Mシリーズ見直したけど、そもそも一人称で自分の事言ってるシーンを見つけられなかった(たぶん気がつかなかっただけ)
φよりも面白かったしつまらなくもないんだけど未完ってことでこの点数。S&Mもそうだけど、シリーズ物は最後にまとめた点数をつけたい。 なにわともあれ真賀田博士の影が見え隠れしていてよかった。 |
No.15 | 2点 | Φは壊れたね- 森博嗣 | 2011/08/25 12:24 |
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未完成の作品って評価。というか短すぎる。
この人の作品はシリーズを読めばわかる部分が多いから単体で評価するのが難しいが、とりあえず動機もわからんしトリックも簡単なのでこの作品についてはこれで。 犀川先生が出てくれなかったのが残念(二三行は出てきたけど) しかし、恵美は中学生のときより子供っぽくなってる気がする。 言い回しが好きなのでつまらないと言うことは無い。 |
No.14 | 4点 | 女王の百年密室- 森博嗣 | 2011/08/19 11:49 |
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世界観が面白かったというより、世界観のみの作品(もちろんいい意味で)
ただ、最後にその世界観がちょい現実味を帯びて安っぽくなってしまった感じなのが個人的に残念。 文章も面白い。ただキャラの個性が珍しく薄いせいか、たまに誰が誰だかわからなくなったりもする。 殺人関係の謎はオマケみたいなもの。てかSFだねこれは。 個人的にこの小説も単品としてではなく、『四季』を楽しむための一つとして捉えている。 真賀田博士の○も出てきたことが個人的に嬉しい。 |
No.13 | 5点 | 地球儀のスライス- 森博嗣 | 2011/08/04 07:44 |
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短編的に好きなのは「小鳥の恩返し」、S&Mの話は本編よりも専門していたが大御の再登場が個人的には嬉しかった。
森的な話で好きなのは「僕に似た人」。詩的で余韻の残る終わり方がいい。(他でネタバレ見てやっとまあ君が誰かわかりました。これは気がつかなかった、ヒント沢山あるのに!) 一番面白かったのは<気さくなお人形、19歳>。サリンジャーっぽい文章で読みやすい。 素敵な日記と片方のピアスは楽しめなかった。なんというか駄目な意味で地味。 |
No.12 | 8点 | 四季- 森博嗣 | 2011/08/01 17:44 |
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森博嗣のシリーズ物補正+四季補正こみでの点数。
個人的に「春」はオマケ程度に出てきた密室物が楽しめず(というかトリックがお粗末すぎる)、四季も普通な感じでガックリ感があった。 ただ「夏」の後半からブーストがかかり、「秋」ではS&Mの主人公達やVシリーズの主人公達の保管があってこれは楽しめた。 「冬」はもうミステリじゃないですね。四季というキャラの保管小説。でも楽しめた。天才というキャラが凄いしっくりくる。 個人的には有限と微小のパンで納得出来なかった点が保管されていて嬉しかった。 ちなみに、S&M、V、G、百年密室すべてのネタバレがあるので読む場合は注意が必要。 Vシリーズを読み終わった後で再読したら、前読んだとき微妙だった春も楽しめた。しっかりつながってたのか。 |
No.11 | 7点 | 有限と微小のパン- 森博嗣 | 2011/07/30 01:53 |
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S&Mシリーズ最後の作品。この作品の点数は、シリーズ補正と真賀田四季補正が強いってかそれのみ。正直かなり大甘に点数をつけてる。Fの頃にはあまりわからなかった天才性も伝わったし、キャラの個性もあの頃とは段違いに強くなっている。物語りも粋にのめり込めたおかげか長さが気にならずたのしめた。
でも最後くらい萌絵で締めてあげてもいいんじゃないの・・・。これでは犀川&真賀田だ。でも実際そっちのコンビのほうが気になる。 (こっからネタバレありなので注意) トリックがわかったとき見直して見たら、たしかにそう取れる描写がいくつかあった。これは納得。まさかそんなわけないだろうという先入観に捕らわれた自分の負けかな。 悪い言い方をすると、この人の作品にはそこまでトリックの感動は期待してない、 ただし、瀬戸さんについてはかなり不満足。犀川先生なんで気がつかなかったのって疑問もそうだが(これについては他作品読んで納得出来ました)、三人称で嘘をついては駄目という個人的なポリシーがあるのでこれは駄目だった。(恋恋みたいに伏線みたいの張ってくれたら話は別だけど) ただし、博士が子供あやしてきゃあきゃあ言ってるシーンは想像すると楽しい。 |
No.10 | 6点 | 数奇にして模型- 森博嗣 | 2011/07/28 01:42 |
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この作品をホワイダニットとして捉えるなら個人的には充分楽しめた。個人的に動機は作中でいかに読者を納得させるかが勝負だと想っているので今回のは充分あり。
国枝と犀川の珍しいやりとりも貴重な場面。金子くんも口は悪いが中々のいい子。 紀世都の手紙の考察については自分で想像を廻らせる感じなのかな? 謎が謎のままなのは投げっぱなし感が出ちゃう場合が多々だけど、今回は綺麗な〆に想えたので好印象だった。 萌絵はそろそろ犯人に殺されないようにスタンガンでも持ってるべき。 |
No.9 | 6点 | 幻惑の死と使途- 森博嗣 | 2011/07/22 18:52 |
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(軽いネタバレあり)
幻惑と言うタイトルに合致したストーリーだった。トリックも原作で言われている通り、シンプルながら解こうとするとミスディレクション的な感じで分かりにくくなる感じ。 最後の犯人が燃えるシーンも綺麗だった。 まあ、今回は素直にストーリーやキャラの会話が面白かったです。やっぱ、犀川先生がいないと駄目ってことがよくわかる一作でした。あとあの先生も新車が危ないと大声出すのね(笑) |
No.8 | 3点 | 夏のレプリカ- 森博嗣 | 2011/06/27 19:52 |
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オチで驚けなかったのはいいとしても、その他のことがいろいろと納得いかないまま終わりすぎる。
特に兄はどうなったんだ。そこが一番大事なところだったのに、一番おざなりに終わった気がする。 幻惑の死と使途の方に書いてあるのだろうかと思ったが、そうでもなさそうな予感。 |
No.7 | 2点 | 今はもうない- 森博嗣 | 2011/06/10 17:55 |
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なんでこんなくだらないW密室をここまで引っ張ったんだ……。
本当にやりたいのがもうひとつのトリックってもはわかるし、ミスリードを頑張ってたのもわかる(途中までは萌絵が今までよりうっとおしいと思ってしまったし) だけどこの密室トリックに対する長さは限界超えてる。人知の及ばないトリックとか意味なし冗談仕掛けるの犀川先生だかでいいですからほんと。 もうちょっと書きよう無かったのか。話の綺麗さが台無し。 個人的には一点ぶち込みたいくらいガッカリだったけど話としては良いので二点で。 とりあえず犀川先生の出番少ないとこの量はきついです……。 |