皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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kanamoriさん |
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| 平均点: 5.88点 | 書評数: 2475件 |
| No.1295 | 6点 | ロビン・フッドに鉛の玉を- スチュアート・カミンスキー | 2010/12/09 20:24 |
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| 私立探偵トビー・ピーターズ、シリーズの第1作。
1940年代のハリウッド映画界を背景にして、実在の映画スターが巻き込まれた”やっかい事”を解決するというのがシリーズのパターン。表紙イラストだけでなく翻訳まで和田誠氏が手掛けていて、これは正に適役でしょう。 本書は、冒険活劇俳優のエロール・フリンが依頼人で、日本ではややマイナーな俳優かもしれませんが、以降の作品では、ジュディ・ガーランド、マルクス兄弟、ゲーリー・クーパー、ジョン・ウェイン、クラーク・ゲーブル、チャプリンなどの俳優から、レイモンド・チャンドラーやイアン・フレミングなどの作家まで出演しています。 ところが、シリーズ全24冊のうち邦訳は初期の5冊でストップのまま。カミンスキーも昨年亡くなっていて、どうも邦訳の続きが出そうにない状況です。「お楽しみはこれからだ」と思っていたのに非常に残念。 |
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| No.1294 | 5点 | ふしぎの国の犯罪者たち- 山田正紀 | 2010/12/08 20:09 |
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| 六本木の地下バー「チェシャ・キャット」の常連である3人の男たちが、単調な日常からの逃避のため犯罪ゲームの魅力に引き込まれ....。著者お得意の素人による襲撃ゲーム連作短編集。
コンゲーム風で、ターゲットの誘拐犯と同時に読者をも騙してくれる「誘拐」など、各編トリッキイで面白いが、最終話がなんとも後味が悪い。こういったタイプのミステリは、痛快な幕切れを用意してほしい。 |
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| No.1293 | 6点 | ツンドラの殺意- スチュアート・カミンスキー | 2010/12/07 20:16 |
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| モスクワ民警のロストニコフ主任捜査官シリーズ。
ゴルバチョフ時代のソ連を舞台にした警察小説で、一部モジュラー形式を採用していることから”ソ連の87分署シリーズ”とも称されたらしいが、主人公がエド・マクベインを読んでいるシーンはニヤリとさせられた。シリーズ第5作の本書から邦訳されたのは、MWA賞作品だからでしょうが、小品ながら本格ミステリとしても良く出来た作品ということもあるのでしょう。 シベリア流刑地の僻村、容疑者も限られている中で、意外な犯人とソ連ならではの意外な動機を用意しており、なかなかの佳作といえます。 |
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| No.1292 | 6点 | 爆発の臨界- 田中光二 | 2010/12/06 22:03 |
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| SF海洋冒険小説をメインに書いていた著者ですが、本書はSF要素がない冒険サスペンス小説の傑作。
東京湾内で石油満載のタンカーがテロリストに乗っ取られるというストーリーで、ユニークなアイデアの映像トリックを使ってテロリストを欺瞞するくだりとか、主人公が潜水服で身を包み真黒な石油タンク内に爆弾を回収にいくクライマックスなど、ハリウッド映画に比肩するような壮大でスマートな内容でした。 |
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| No.1291 | 8点 | ロールスロイスに銀の銃- チェスター・ハイムズ | 2010/12/05 18:42 |
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| ハーレムの黒人刑事コンビ、墓掘りジョーンズ&棺桶エド・シリーズの6作目。
<アフリカに帰ろう>運動という偽神父による大掛かりな詐欺から、民衆から騙し取った現金の強奪事件に発展する大騒動。売春宿、賭博屋、安酒場など60年代の黒人街を背景に、消えた現金を巡って、詐欺師グループ、南部軍人、殺し屋、美女たち、そして墓掘り&棺桶コンビがそれぞれの思惑を交錯させて暴走します。 ハードボイルド系の警察小説というより、クライム小説の一級品でしょう。最後に漁夫の利を得るある人物の突拍子もない行動には笑った。葬儀屋青年の”イマベルへの愛”に決着をつけたエピソードが挿入されているのにも思わずニヤリ。 |
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| No.1290 | 5点 | 記録の中の殺人- 石崎幸二 | 2010/12/05 17:44 |
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| 会社員・石崎&二人の女子高生が探偵役を務めるユーモア本格第7弾。
恒例になったミス研部室での3人のやり取りが益々快調。ボケとツッコミに、乗りツッコミ、ボケ崩し、繰り返しギャグと、笑いのテクニックが縦横無尽に繰り出されていて楽しめる。 今回も、孤島&DNAネタですが、フーダニットよりもホワイダニットが核。前代未聞でトンデモ系の殺人動機は面白いものの、かなり説得力に欠けるかな。 |
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| No.1289 | 6点 | レスター・リースの新冒険- E・S・ガードナー | 2010/12/04 20:15 |
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| 宝石などの金品盗難事件の真犯人を新聞記事で推理し盗品を横取りする義賊レスター・リース、連作短編集の第2弾。
前作に劣らず面白かった。 どのような手段で横取りするかの興味では、「六人の肥った女」と「手中の鳥」が秀逸。従僕スカットルに手配させる小道具や人物にミスディレクションを効かせているため、読者(と、アクリー部長刑事)の意表を突きます。 「リース式探偵法」は、密室トリックを使った宝石盗難が扱われている異色作。 |
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| No.1288 | 6点 | 都会の狼- 高木彬光 | 2010/12/03 18:00 |
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| 検事・霧島三郎シリーズの4作目。
仮釈放中のやくざの組員が、死刑となった命の恩人のために真犯人を突きとめようと奔走するが、事件の証人が次々と殺害されていくというストーリー。光文社文庫で500ページの力作。 トリックらしいトリックはないものの、絡み合った人間関係でプロットを錯綜させ、真相を分かりずらくしています。物語性豊かで読み応えがありました。 妻・恭子のなにげないひと言で霧島が真相を察知するというのは、もう作者得意のパターンですが、楊貴妃の刺青に関する伏線はダジャレ・レベルでした。 |
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| No.1287 | 6点 | 死者との対話- レジナルド・ヒル | 2010/12/02 17:38 |
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| ダルジール警視シリーズの17作目。
図書館が企画した短編小説コンクールの応募原稿が、連続殺人事件を予告したものだったというのが発端。いつものメンバーに加わった新人刑事ハットが、ダルジールの毒舌皮肉の餌食になっています。 シリアル・キラーの名前が”ワードマン”というのを始め、アナグラムなどの言葉遊びにあふれ、英文学の素養のない身には置いてけぼりを喰らう内容が多く含まれているのが少々辛い。 久々のフーダニットものということではそこそこ楽しめましたが、このラストの処理にはモヤモヤ感が残りました。 |
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| No.1286 | 5点 | 街でいちばんの探偵- 司城志朗 | 2010/12/01 17:45 |
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| 「本格私立探偵小説」とあり、たしかに私立探偵が主人公の小説ですが、ハードボイルドではありませんでした。
謎めいた女性依頼人、調査先での死体発見、暴力団との絡みなどプロットがこのジャンルの定番ながら、二転三転するところはそれなりに読ませます。腕っぷしだけは自信がある重戦車のような探偵のキャラクターもなかなか面白かった。 |
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| No.1285 | 6点 | 死を呼ぶペルシュロン- ジョン・フランクリン・バーディン | 2010/11/30 18:57 |
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| 精神科医が巻き込まれる悪夢のような物語。
ハイビスカスの花を髪に挿した患者の青年、殺された女優のマンションに馬を届けさせる小人たち、記憶を喪失し別人名義で病院で目覚める主人公の精神科医など、序盤のたたみかける展開はスリリングで多くの謎に満ちています。 語り手が精神科医であることや、アイデンティティの喪失を取り入れていることで、後の「青尾蠅」などのサイコ系のサスペンスを想起させますが、デビュー作である本書は全ての謎が合理的に解決されるフーダニットになっています。構成に甘いところがあり中盤だれるものの、一応伏線も張られており、この時代の本格ミステリとしては及第点でしょう。 |
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| No.1284 | 4点 | 烈日- 今野敏 | 2010/11/29 20:10 |
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| 東京湾臨海署安積班シリーズの最新短編集。
シリーズ・キャラクターに依存した類型的な刑事ドラマになっており、ミステリ部分は完全な付けたしという感じです。 「チョウさん」という呼びかけが「ハンチョウ」に変わっていたり、新顔の女性刑事が加わるところなど、テレビドラマ化の悪影響がもろに出ている気がする。 |
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| No.1283 | 8点 | 真実の行方- ウィリアム・ディール | 2010/11/28 17:28 |
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| リーガル&サイコ・サスペンスの傑作。
カトリック教会の大司教惨殺事件の容疑者として逮捕された19歳の青年エアロンを巡る迷宮の物語。 元恋人の女性検事と法廷で対峙することになるヤメ検弁護士マーティンの人物造形が見事で物語に厚みを感じさせます。 事件時の記憶を喪失しているというエアロンの供述や、大司教の裏の顔が判明することで、事件の様相が二転三転し非常にスリリングな展開。サイコものでお馴染みのネタを用意しながら、それを逆手に取ったような”最後の一撃”が実に強烈でした。 「フーリガン」のウィリアム・ディールがこういったタイプのミステリを書いていたとは思わなかった。 |
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| No.1282 | 6点 | 小鳥を愛した容疑者- 大倉崇裕 | 2010/11/27 18:21 |
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| 拘留された容疑者のペットを保護する部署に配属になった元捜査一課の鬼刑事と、元動物園勤務でペットおたくの女性巡査コンビによる連作ミステリ。
期待以上に面白かった。天然でボケをかます女性巡査が編を重ねる毎にキャラが立ってくる。ユルミスには違いないが、動物の生態をきっかけにした謎解きのロジックは、水準レベルに達しているように思います。 最終話を読むと、あの女性警部補シリーズと物語世界を共有しているようで、今後二人の共演作品が読めるかもしれません。 |
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| No.1281 | 6点 | リアルでクールな殺し屋- チェスター・ハイムズ | 2010/11/26 18:46 |
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| 元祖”あぶない刑事”、墓掘りジョーンズ&棺桶エドがハーレムで暴発するノワールな警察小説。
シリーズ上のコンビの役割分担がだいぶ見えてきた。棺桶エドは常に貧乏くじを引く。硫酸を顔にぶっかけられたり(第1作)、誤射による停職処分&実の娘がギャングに監禁され、そして最後にぶちきれる。墓掘りがなだめ役で、捜査を先導するパターンになっている。本書は、いつものユニークな脇役キャラやブラックユーモアに欠けるように思いますが、最後にドンデン返しを用意しており、フーダニット・ミステリとしてもキッチリ構成されています。 ところで、「ミステリマガジン」今月号の特集”相棒”ですが、”相棒”といえば、杉下右京&亀山薫、じゃなくて、墓掘り&棺桶コンビでしょうに(笑)。翻訳ミステリの老舗の専門誌が、日本の刑事ドラマをメインに取り上げるのはいかがなものか。 |
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| No.1280 | 5点 | 脳波の誘い- 佐野洋 | 2010/11/25 18:00 |
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| 最初期の長編ミステリ。
テレパシーで他人を誘導し自殺させるという老研究者が出てきて、おおっこれは「読者よ欺かるるなかれ」に挑戦した不可能犯罪トリックものか、と一瞬思わせますが、そこは常識人の佐野洋のこと、単なる偽装自殺疑惑事件になってしまいます。 とはいっても、意外な犯人像を設定したまずまずの本格ミステリになっていて、読んでガッカリ感はありませんでしたが。 |
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| No.1279 | 6点 | 黄昏にマックの店で- ロス・トーマス | 2010/11/24 17:48 |
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| このシリーズ、2作目以降はクライム小説寄りになっていたように思いますが、今作は再びCIA相手ということで、スパイ謀略系の様相です。もともとワシントンの二代目「マックの店」をCIAに出させた金で開いた経緯があるので、第1作の続編という位置づけの作品でしょうか。
今回、パディロ&マコークルの2人組は、CIAの裏事情を書いた回想録を巡って、虚々実々のコンゲームを繰り広げますが、相変わらず敵も味方も会話が洒落ていて楽しめます。これでプロットがもう少し整理されて分かり易ければ文句がないのですが。 |
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| No.1278 | 6点 | 舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵- 歌野晶午 | 2010/11/23 21:16 |
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| 舞田ひとみ中学生編。
ひとみに事件と謎を持ち込んでくる語り手のエミリら、女子中学生3人組のキャラクターがよくて、ミステリ部分よりその言動や生態が面白かったので前作より高評価。 パズラーとしてはいずれもユルメですが、激やせ外国人講師の謎「幽霊は先生」が個人的ベスト。 これ以降、17歳高校生編だけでなく、20歳女子大生編、23歳OL編、26歳奥様編.....と続編を希望します(笑)。 |
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| No.1277 | 7点 | 青い虚空- ジェフリー・ディーヴァー | 2010/11/22 20:31 |
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| 「ソウル・コレクター」や今年出たキャサリン・ダンス主役の新作と同様、ネット犯罪がテーマの単発作品。
犯人の名前は早々に明かされており、天才ハッカーと犯人との電脳空間での追跡劇を読まされるだけのサスペンスかと思っていると....さすが、ディーヴァー。次々とお家芸のドンデン返しが連発されます。 物語としての深みは若干欠けるように思いますが、娯楽ものサスペンスとしては充分に楽しめた。 |
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| No.1276 | 8点 | エラリー・クイーン論- 評論・エッセイ | 2010/11/21 21:09 |
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| ファンクラブ会長の評論集だけあって、マニアックでディープ、かつロジカルな考察がぎっしり詰まっている。国名シリーズを読んだのが随分前なので、多少ついていけない所もありましたが。
主な論点は2つ。前半は、作家クイーンのミステリの特異性について述べている。 クリステイ、ディクスン・カーら「意外な真相」志向の作家と違って、クイーンは「意外な推理」を志向しているという考察はあまり目新しいとは思わないが、”読者への挑戦”は必ずしも犯人当てを求めているのではないという考察は面白い。 2つめの論点は、いわゆる「後期クイーン問題」。その中の「名探偵の存在を前提とした犯人が偽の手掛かりを用意した場合、作中探偵は真の解決に至れるか」という命題のほうを俎上にあげている。 笠井潔、小森健太朗両氏の説に真っ向から対峙した反論は、少々くどいけれど知的興奮を掻き立てざるを得ないロジックだ。結論の、”本格ミステリによる対人ゲーム”という主張には斬新さを感じました。 本書の性質上、クイーンの作品を中心に多くのネタバレ(ずばり犯人の名前まで)があるので、ある程度読み通しておく必要があります。というか、読んでないと「後期クイーン問題」の考察の面白さが分からないと思います。特に「ギリシャ棺の謎」を直前に再読しておくと本書の面白さが倍増するはず。 |
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