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kanamoriさん
平均点: 5.88点 書評数: 2474件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.1774 4点 治療島- セバスチャン・フィツェック 2012/07/15 18:38
嵐で孤立した北海の島にある別荘を主な舞台に、元精神科医の主人公と謎の訪問女性との心理劇を描くサイコ風サスペンス。

新刊の「アイ・コレクター」がまずまず面白かったので、ドイツで驚異的ベストセラーだったというデビュー作の本書も読んでみたのですが、これは見事にハズレでした。
4年前の少女失踪事件を背景に、不可解な出来事を連発させる途中までのリーダビリティは良ですが、引っぱった末の真相はいわゆる”〇〇オチ”のたぐい。信頼できない語り手によるミステリでこれをやられると読者はたまりません。

No.1773 5点 花束に謎のリボン- 松尾由美 2012/07/12 22:07
花屋の店員の女性とあまり売れない小説家の男性、同棲するカップルが出くわした”ちょっと気になる出来事”の謎解きもの7編の連作ミステリ。

”日常の謎もの”というのも憚れるほどの歯ごたえのない内容で、男性の謎解きも推理と言うより小説家としての妄想に近い感じがする。真相も読者にゆだねるようなものもあり、ミステリとして読むとかなり物足りない。
これは、ミステリを出汁にした恋愛小説として読むのが正解かと思いますが、主人公の女性が苦手なタイプで、最終話の彼女がとった行為は個人的に理解しがたい。

No.1772 7点 逃走と死と- ライオネル・ホワイト 2012/07/09 20:34
4年の刑期を終え出所したジョニーは、かねてより計画していた大金強盗という大博打を実行するため、4人の仲間を募り着々と準備を進めていくが・・・・・。

ロングアイランド競馬場の売上金強奪計画をえがいたクライム・ミステリ。
最近立て続けに読んだジャック・フィニイのゲーム感覚の襲撃小説と異なるのは、ノワールの味わいが強いこと。
競馬場の出納係やバーテンダー、ジョニーの友人である警官など、どのメンバーも金銭と家庭に問題を抱えていて、それぞれの複数視点での描写が物語に厚みをもたせ効果をあげているように思う。
とくに、クライマックスの襲撃シーンでの、カットバック方式を使った10人以上の登場人物の多元描写が斬新で非常にスリリングに感じた。これは映像向きシーンだと思っていたら実際に映画化されていた。監督は「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」のスタンリー・キューブリック。

No.1771 7点 黄色い部屋はいかに改装されたか?- 評論・エッセイ 2012/07/07 13:52
本格ミステリの将来のあり方について論考した都筑道夫のエッセイ風の評論集。作者の言い方では”モダーン・ディテクティヴ・ストーリイ論”となりますが、要は’70年はじめの国内ミステリの現状に対するアンチテーゼになっています。このたび、佐野洋氏との”名探偵論争”部分の「推理日記」からの転載などを追加した”増補版”がでて、しかも解説が法月綸太郎氏ということで約30年ぶりに”再読”しました。

論旨は、「トリックよりロジック」とか「論理のアクロバット」などの有名なキーワードでよく知られていると思いますが、まとめると、当時(昭和45年ごろ)の必然性のないトリック偏重の本格ミステリを批判し、謎解きのロジックに重点を置くミステリを提唱、そのためには読者が納得できる”名探偵”が必要というものです。
初読時には、なぜ”モダーン・ディテクティヴ”がシリーズ名探偵復活という結論になるのか、逆行じゃないかと違和感もありましたが、トリック小説への批判と同時に、犯罪小説によるジャンルの拡散への畏れという「二正面作戦」ではないか、という法月氏の解説で目からウロコです。しかし、「なめくじに聞いてみろ」をリスペクトしたタイトルの小説も書き、ロジック重視ミステリの正統後継者といえる法月綸太郎氏ですから、本書の解説者に最適ではあるのですが、評論集の評論というのは結構神経を使ったんじゃないでしょうかね。
評論といってもエッセイ風の読みやすい内容ですし、多くの内外ミステリ(自作の小説作法を含む)を例示のために取り上げているので、(たびたび話が横道に逸れるのを我慢できれば)、現在の若い人でも十分興味深く読めるのではと思いますよ。50歳前後のおじさん読者はノスタルジーに浸れますし。

No.1770 6点 クランシー・ロス無頼控- リチャード・デミング 2012/07/04 23:58
ハードボイルド連作短編集。’50年代に「マンハント」誌に断続的に掲載されたクランシー・ロスもの6編をまとめたものです。
クランシー・ロスは私立探偵ではなく、ある地方都市でナイトクラブと非合法の賭博場を経営する伊達男で、ハードボイルドの主人公としては異色です。
腕っぷしと銃撃は敵なしなうえ、登場する妖艶美女には毎回惚れられるという設定は通俗ハードボイルドそのものですが、いちおう各編ともラストに構図のどんでん返しを用意しているのでミステリ趣向も楽しめます。ただ、仕掛けがパターン化されているので、後半の作品になるとマンネリ感もありますが。
部下のクラブ・マネージャーや町を牛耳る組織のボスなど、脇を固めるレギュラー陣とクランシーとの粋なやり取りも(翻訳の山下諭一氏の功績もあって)連作もの特有の面白さを味わうことができた。

No.1769 6点 「妖奇」傑作選- アンソロジー(ミステリー文学資料館編) 2012/07/03 20:35
戦前の探偵雑誌アンソロジー”幻の探偵雑誌”シリーズにつづく、戦後の探偵雑誌のアンソロジー”甦る推理雑誌”シリーズの第4弾は、昭和22年創刊の「妖奇」。
当初は戦前作品の再録が中心だったのが、ネタ切れのためか徐々に無名新人・覆面作家ばかりの掲載になったらしい。本書のラインナップを見ても高木彬光「初雪」以外はマイナーなものばかりです。

目玉作品は、なんといっても長編340ページ一挙収録の尾久木弾歩「生首殺人事件」でしょう。
「本格ミステリ・フラッシュバック」に取り上げられた作家のなかでひときわ異彩を放つ得体の知れない作家・輪堂寺耀。その別名義のコテコテの本格モノです。
遺産相続がらみのお屋敷ものという設定は当然として、犯行予告カード、3連続の密室殺人、しかも全て首なし死体、容疑者を一覧分析した丁寧な論証、で、もちろん”読者への挑戦”つき。コード型本格のガシェットをテンコ盛りにした設定にはマニアが泣いて喜ぶこと間違いなし。難点はトリックが既読感あるものばかりで作者の狙いが丸分かりなところですかね(笑)。

No.1768 6点 死亡告示クラブ- ヒュー・ペンティコースト 2012/06/29 18:17
悪戯好きの大物コメディアンが遺した10万ドルの”相続ゲーム”を巡るサスペンス+謎解きミステリ。
相続候補者である友人知人の7人、称して”死亡告示クラブ”の一員で俳優のラリーは、自動車に仕掛けられた爆弾で命を狙われたことから、有名なコラムニストで名探偵の誉れ高いグラント・サイモンの事務所に駆け込むが・・・というストーリー。

グラントの助手である”ぼく”ことヴァンスが語り手になる構成でネロ・ウルフシリーズを連想しました。関係者を”死亡告示クラブ”と称する所も「腰ぬけ連盟」を思わせます。もっとも、レックス・スタウトと比べるとウイット&ユーモアはなく、サスペンスが主軸ですのでテイストはだいぶ違いますが。
真相が明らかになるラストの地方飛行場のシーンはスリリングなのですが、中盤の展開がやや冗長に感じました。

No.1767 6点 言霊たちの夜- 深水黎一郎 2012/06/27 18:11
従来からの作者の拘りである”言葉(日本語)”という素材を、とことん笑いで解体した連作短編集。東野圭吾の「〇笑小説」シリーズや、筒井康隆のナンセンス・ギャグ小説に似たノリがあります。

勘違い男のちょっとした言葉の聞き間違いの連続がとんでもない事件につながる「漢(おとこ)は黙って勘違い」と、日本語教師が、日本語の非論理性に振り回される「ビバ日本語!」の前半の2編がかなりの爆笑もの。ユーモアのセンスが抜群です。
「鬼八先生のワープロ」と「情緒過多涙腺刺激性言語免疫不全症候群」はともにアイデアが面白いが、話の展開にヒネリが欲しかった。
今年一番笑えた小説ですが、ミステリとは言えないので採点は控えめにしておきます。

No.1766 6点 法人類学者ディヴィッド・ハンター- サイモン・ベケット 2012/06/25 18:11
死体鑑定の専門家を主人公にしたシリアル・キラーもののサスペンス。
検屍官シリーズや「ボーンズ」の例を挙げるまでもなく、同じような設定の小説やテレビドラマの前例があるのですが、舞台を排他的な閉された村に限定しているのが英国ミステリらしいところです。

法医学のエキスパートでありながら、妻子を理不尽な事故で失くしたことで、過去を捨てて診療所のパートナーとして村に住みついた”わたし”こと、主人公ハンターが語る連続女性監禁殺害事件の本書は、中盤過ぎまでのジリジリした展開がまどろっこしく感じますが、ラスト70ページの怒涛のどんでん返し的展開が楽しめました。少々あざといが、これはシリーズ第1作だから可能なミスディレクションでしょう。

No.1765 5点 探偵Xからの挑戦状!3- アンソロジー(出版社編) 2012/06/22 21:22
NHKテレビの企画ものアンソロジー第3弾。
ケータイ小説らしい軽さがあるが、”犯人当て推理クイズ”にこだわった内容ではないので、普通のミステリ・アンソロジーとして読めばいいのでは。

貫井徳郎「殺人は難しい」。犯人”あたし”の陥った落とし穴は何か? 伏線が丁寧だがこのネタにはあまり新味を感じない。
北村薫「ビスケット」。なんと、あの名探偵が久々に登場しダイイング・メッセージの謎に挑む。こんな特殊知識分かるわけないだろう、けど確信犯的な気がする。
米澤穂信「怪盗Xからの挑戦状」。バカミス。これが一番おもしろい。
島田荘司「ゴーグル男の怪」。いかにも作者らしい作品。一万円札を使った〇〇ネタということで、ある意味「占星術~」に通じるものがある(笑)。

No.1764 6点 女は魔物- ピーター・チェイニイ 2012/06/21 18:27
ピーター・チェイニイは英国作家ながら、米国を舞台としたギャングと悪女が登場するアメリカン・ハードボイルド風ミステリを書き、また本国だけでなくフランスで人気を博した点など、ハドリー・チェイスとよく境遇が似ており比較されたようです。本書を読む限りでは、チェイスと比べるとやや通俗的でエンタメ志向が強いように思いますが。

本書は、デビュー作「この男危険につき」で登場させたアメリカ連邦捜査局の”おれ”こと、レミイ・コーション潜入捜査官シリーズの3作目で、カリフォルニア州の砂漠の町を舞台に国債偽造事件を背景とした殺人事件の謎解きがメイン。
田中小実昌訳によるムダ話と思えるコーションの饒舌な語りのなかに巧妙に伏線が張られており、予想以上に謎解きの面白さがありました。ラストの二段構えのどんでん返しによるサプライズはなかなかのものです。

No.1763 4点 山陰路ツアー殺人事件- 中町信 2012/06/20 19:07
推理作家・氏家周一郎&早苗夫婦が旅行先で連続殺人に巻き込まれるシリーズの4作目。
このシリーズは、トラベルミステリのスタイルを採りながらも、本質は”嵐の山荘もの”の本格ミステリに近い味わいがあります。ツアーメンバーが次々殺されてもバスツアーが続行されるというプロットが不自然なのも作者は承知の上なのでしょう。一年前の城之崎温泉事件の真相を暴くのであれば屋敷に関係者を集めれば済む話で旅行は必要ないのですが。
ただ、今作は登場人物の書き分けが以前にも増して出来ておらず、複雑な4組の夫婦・男女の組み合わせの整理で読むのに苦心し、仕掛けも不発気味でした。

No.1762 6点 逃げる男のバラード- シェリイ・スミス 2012/06/17 22:17
作家のレックスは女優の妻ポーラと共謀し、自身の病死を偽装した保険金詐欺を計画し成功する。味をしめた二人は名前と居住国を変え次々と偽装事故による保険金詐欺を実行するが・・・というストーリー。
前半が保険金詐欺の計画を描くクライム・ミステリ、後半になって逃亡サスペンスに変調するプロットになっていて、ある偶然と一つの誤解がもとで、主人公の男女の関係が劇的に転換する所が面白い。保険金詐欺のトリックは現代の感覚では無理がありご都合主義的な部分がありますが、この幸運が後半の不運な展開を際立たせることに寄与していて不自然さを感じさせない。ラストの数行がかなりインパクトありますねぇ。

No.1761 6点 「ぷろふいる」傑作選- アンソロジー(ミステリー文学資料館編) 2012/06/16 18:02
戦前の探偵小説専門誌といえばまず「新青年」が思い浮かびますが、昭和初期は”探偵小説の第一次黄金時代”といわれ、発行期間は短いながらも他にも多くの専門誌が出ていたようです。そういった雑誌掲載作品のアンソロジー「幻の探偵雑誌」シリーズ全10巻の第1弾、昭和8年創刊の「ぷろふいる」の傑作選です。

本格派に分類されるのは、二人の大学教授の数奇な因縁と悲劇に、理化学トリックを絡ませた甲賀三郎「血液型殺人事件」、デビュー作で骨太のアリバイトリックものの蒼井雄「狂燥曲殺人事件」、バカミス風の誤認トリックが楽しい大阪圭吉「花束の虫」、遊女の拷問道具と大観覧車のトリックを結びつける奇想がハンパでない小栗虫太郎「絶景万国博覧会」など。
なかでも、もっとも印象に残ったのは、西嶋亮「鉄も銅も鉛もない国」。無国籍の寓話小説風でありながら不可能トリックものの本格ミステリといえなくもない不思議な読後感を与えてくれた作品。

No.1760 6点 マシューズ家の毒- ジョージェット・ヘイヤー 2012/06/15 22:21
マシューズ一族の嫌われ者の家長グレゴリーの不審死を発端とするフーダニット・ミステリ。
遺産相続が絡み、同居する親族のだれもが動機を持ち、親族間で相手を揶揄するユーモラスでシニカルなやり取りが延々と続くところなどなど、物語の構成は前作「紳士と月夜の晒し台」とよく似ています。ハナサイト警視の”役割”も前作同様でした。
プロットは少々起伏に欠けるきらいがあるものの、個性的な登場人物間の会話の面白さで冗長さをカバーしているように思います。

No.1759 5点 四国周遊殺人連鎖- 中町信 2012/06/13 22:28
推理作家・氏家周一郎&早苗夫婦が旅行先で連続殺人事件に巻き込まれるシリーズの3作目。

恒例のいわくありげなプロローグこそないものの、事件の背景にある誘拐事件と轢き逃げ事件の関係者がなぜか全員ツアーに参加していたり、添乗員が殺されても「このまま、旅行スケジュールを消化してもらいたいものですな」という警察の不自然な対応など、ご都合主義全開でB級感漂ういつもながらの中町ミステリです。
とはいっても、犯行動機をミスリードする手際は今回も見事で、この騙しのテクニックだけは侮れません。

No.1758 6点 バターより銃- ニコラス・フリーリング 2012/06/12 18:34
”オランダのメグレ”こと、アムステルダム警察のファン・デル・ファルク警部シリーズ。
オランダとベルギーで名前を変えて二重生活をしていた密輸業者の殺害事件を追って、警部が国境の町やブリュッセルまで足を運ぶというストーリーです。
中盤までは捜査小説のスタイルを採っていますが、物語後半の主人公は、独立心が旺盛ながら世間知らずの娘ルシエンヌで、過去の事件で彼女と顔見知りだった警部は狂言廻し的立場。結末はやるせないが、彼女を見守る警部の思いが救いになっているように思う。

余談ですが、本書ポケミスの初版には印刷手配ミスなのか表紙の作者名が「ジャック・フィニイ」になっていたのは古書市場では有名な話らしい。Wikipediaのジャック・フィニイの著作リストには、「なお、ジャック・フィニイ著『バターより銃』という本が存在するが、これはフィニイの著作ではない」と、わざわざ記されています。

No.1757 6点 玩具店の英雄 座間味くんの推理- 石持浅海 2012/06/11 23:56
「月の扉」の座間味くんシリーズ。
「心臓と左手」につづくグルメ料理つき安楽椅子探偵ものの連作ミステリで、今回は大迫警視正は同席するだけで、科学警察研究所の女性キャリアがネタを提示する。

解決済み事件の話題の中に出てきた、ちょっとした”不自然なもの”を嗅ぎつけ、事件に隠された裏の構図を暴くという基本的に同じパターンなので、続けて読むと”落とし所”が透けて見えるが、真相に至るロジック展開は楽しめる。
本筋とは関係ないけれど、妻子持ちの30歳代の社会人をつかまえて、いまだに「座間味くん」(仮名)というのは違和感があるなあ。

No.1756 6点 コルト拳銃の謎- フランク・グルーバー 2012/06/10 22:05
怪しげなボディ・ビルの本のセールスで米国中を旅してまわる香具師コンビが活躍する軽ハードボイルド調のユーモア・ミステリ。本書は、早川版でも「海軍拳銃」のタイトルで訳出されており代表作らしい。

口八丁手八丁で頭脳派のジョニー・フレッチャーと、生きた商品見本で肉体派のサム・クラッグの凸凹コンビの漫才風のやり取りで笑いを取りながら、意外と本格ミステリのツボを押さえたプロットになっています。
ホテル代も払えない金欠状態から引き受けた仕事が原因で殺人事件に巻き込まれ、やむなく真相解明に乗り出すのですが、状況が変わる毎に目まぐるしく二人の財政状態が変動していくのが可笑しい。

No.1755 5点 阿寒湖殺人事件- 中町信 2012/06/09 18:10
「~湖」シリーズの4作目、と言うよりは「佐渡金山殺人事件」につづく推理作家・氏家周一郎シリーズの第2弾。東北近辺の湖はネタ切れにつき北海道に取材旅行だというメタな設定です。

本人をモデルにした売れない推理作家の自虐ネタを入れつつ、読者を誤誘導するためだけのプロローグや、連続殺人が起きてもバス・ツアーは普通に続行するという、もはや開き直りの定番設定で、ある意味安心して読めます(笑)。
旅行メンバーの自己紹介で氏家の新刊の宣伝をしたり、大団円では夫を差し置き謎解き披露を主導したりで、今回、妻の早苗のしゃしゃりでるキャラが冴えてます。

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