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nukkamさん
平均点: 5.44点 書評数: 2814件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.1114 5点 ナンシーの謎の手紙- キャロリン・キーン 2016/03/21 08:38
(ネタバレなしです) ナンシーが自宅へ郵便を届けてくれた郵便配達夫のアイラ・ニクソンのために暖かいココアを用意したが、ココアを飲み干したアイラが仕事に戻ろうとすると玄関先に置いてあったはずの配達カバンがなくなっていたという事件で始まる、1932年発表のナンシー・ドルーシリーズ第8作です。それまでのシリーズ作品中最もサスペンスに富んだ展開が楽しめます。(必ずしも全てが犯罪がらみではありませんけど)次から次へと何かが起こり、ページをめくる手が止まりません。しかし風呂敷を広げすぎたのか整理不十分のままで強引に締めくくっています。第19章の謎の女性はどうなったんだ?

No.1113 6点 通信教育探偵ファイロ・ガッブ- エリス・パーカー・バトラー 2016/03/21 07:30
(ネタバレなしです) 米国のエリス・パーカー・バトラー(1869-1937)は銀行家としても成功する一方で20世紀前半を代表するユーモア作家としても名を残し、その作品数は1700を超すそうです。全部で44の短編が書かれたファイロ・ガッブシリーズは1909年から書かれていますが最初の3作品は探偵物語でないユーモア小説で、第4短編の「ゆでたまご」(1913年)から通信教育探偵として活躍(というか迷走)します。壁紙張り職人であり、「日の出探偵事務所」の探偵養成通信教育講座の受講生でもあるファイロ・ガッブがついに私立探偵としてデビューするが、失敗の連続にもかかわらずなぜか事態が丸く収まっていくというのが基本パターンで、気軽に読める作品です。本書は17編のシリーズ作品を収めた1917年出版の短編集ですが、ちゃんと自力で解決した作品もあれば悲劇としか思えないような衝撃的な結末の作品があったりと決して基本パターンばかりではありませんでした。

No.1112 6点 ミツバチたちのとんだ災難- ハンナ・リード 2016/03/21 07:17
(ネタバレなしです) 米国のハンナ・リード(1953年生まれ)はデブ・ベーカーという名義でも作品を書いているコージー派ミステリー作家です(ベーカー名義の方が作品が多いようです)。本国ではクイーンビー(女王蜂)ミステリーと呼ばれているシリーズ第1作が2010年発表の本書です。別に虫の世界で蜂たちが人間のように活躍するわけではなく、普通に人間が主人公の物語です。冒頭の離婚祝いパーティーには驚きました。いくらアメリカ人がお祭好きだからってこんなネタでもパーティーするんでしょうか?それはともかく謎解きはコージー派にしては意外としっかりしており、主人公のストーリー・フィッシャーが色々な意味で不器用でかなりの回り道をしながらも最後は推理で真相に到達しています。謎解き伏線も十分とは言い切れませんが一応は用意されています。嫌な人間はとことん嫌な人間として描いているので雰囲気がとげとげしくなる場面があるのがコージー派好き読者に受け容れられるかどうか微妙かもしれませんが。

No.1111 4点 蠟人形館の殺人- ジョン・ディクスン・カー 2016/03/21 06:58
(ネタバレなしです) オーギュスタン蝋人形館で目撃されたのを最後としてセーヌ河に死体となって浮かび上がったオデット・デュセーヌの殺人事件の調査中のバンコランがそこの地下室で新たな死体を発見する、1932年発表のバンコランシリーズ第4作の本格派推理小説です。序盤は蝋人形館の不気味な雰囲気、後半は秘密クラブにおける冒険スリラー風展開と傑出した描写力を見せつけています。他のシリーズ作品と比べるとバンコランがやや精彩を欠いていて捜査に手こずっている印象を受けますが、それでも気の利いた手掛かりによる推理はなかなか見事です。ただ第一の事件の真相が(ネタバレ防止のためはっきりと理由は書きませんが)大いに不満を覚える内容だったのは残念ですが。

No.1110 5点 溺れるアヒル- E・S・ガードナー 2016/03/21 06:46
(ネタバレなしです) 1942年発表のペリイ・メイスンシリーズ第20作です。タイトル通り「溺れるアヒル」が大事な手掛かりではありますが、それよりも複雑な人間関係が生み出す複雑な犯罪をどうメイスンが解きほぐすかで読ませている作品です。真相は丁寧に説明されていますが、第二の事件の方は心理描写の少ないこのプロットでは説得力が十分とは言えないような気もします。

No.1109 4点 殺意の演奏- 大谷羊太郎 2016/03/21 06:40
(ネタバレなしです) プロのギタリストや芸能マネージャーであった大谷羊太郎(1931-2022)はミステリー作家として成功するために江戸川乱歩賞を獲得することに執念を見せており、1970年発表の本書でついに受賞に成功しました。そのため初期代表作として紹介されることが多いのですが、これは同時にかなりの異色作でもあるようです。密室や暗号など本格派推理小説らしさも十分にあるのですが、この解決はかなりの奇想系で前衛的、マニア読者やミステリー研究家向きの作品ではないでしょうか。賞狙いのためか結末以外はそれほどのひねりもなくて読みやすいですが入門編としては他の作品の方がいいように思います。ウエスタンバンドとかロカビリーとか、現代ではあまり使われなくなった音楽用語が散りばめられているのが時代を感じさせます。

No.1108 5点 千曲川旅情殺人事件- 藤原宰太郎 2016/03/21 00:00
(ネタバレなしです) 1991年発表の久我京介シリーズ第4作の本格派推理小説です。タイトルから島崎藤村の「千曲川旅情の歌」という詩と関連があるような印象を与えますが別に文学的でもないし旅情も感じません。純然たるパズルストーリです。光文社文庫版では「密室、ダイイングメッセージ、アリバイの推理小説の三種の神器を駆使した巧妙なトリックの数々」となかなか凄い宣伝文句で紹介していますが、地味で小粒なトリックばかりでそれほど印象に残るものではありませんでした。謎の演出が地味だったのは結果的にはよかったかもしれません。この作者らしくミステリー作品のネタバレがありますが、ほとんどが短編作品の紹介なのでネタバレを嫌う読者の精神的被害はそれほど大きくはないと思います(笑)。長編作品でネタバレされたのは横溝正史の「本陣殺人事件」(1946年)の密室トリックぐらいでした。

No.1107 6点 三幕の殺意- 中町信 2016/03/20 23:23
(ネタバレなしです) 「錯誤のブレーキ」(2000年)以来、久しぶりの2008年に発表された本書が中町信(1935-2009)の最終作となりました。純粋な新作ではなく中編「湖畔に死す」(1968年)(私は未読です)をリメイクしたものだそうですが、それでもファン読者にとっては何よりのプレゼントだったのではないでしょうか。「読者への挑戦状」付きの本格派推理小説で、いかにも怪しげな容疑者たちのアリバイ調べが中心の地味な展開です。若い時代の作品が原書だからでしょうか、作品全体に強い緊迫感が漂っており、地味でも退屈には感じませんでした。

No.1106 5点 アルカード城の殺人- ドナルド・E・ウェストレイク 2016/03/20 07:00
(ネタバレなしです) アメリカのドナルド・E・ウエストレイク(1933-2008)は泥棒ドートマンダーシリーズやリチャード・スターク名義で発表した悪党パーカーシリーズなど100冊以上の作品を発表した巨匠ですが、どうも本格派推理小説とは縁がなさそうな作家との印象を私は持ってました。その彼が妻でパズル作家(ノンフィクション作家と紹介している文献もあります)のアビー・ウエストレイクと共同で1987年に発表した本書は意外や本格派推理小説でした。但し毛色がかなり変わっていて小説オリジナルでなく、ホテル宿泊客が謎解きに参加する推理イベント「ミステリー・ウィークエンド」(1977年から毎年開催)を本で再現したものです。小説というよりもゲームであり、読者は犯人当てだけでなくクイズ形式の様々な謎解きに挑戦してハイスコアを目指します(このクイズは本書専用に設定されたものです)。登場人物同士の会話は短いナレーションの中だけ、後は1人1人の証言のみという構成で小説として楽しめるものではありませんが、意外とすらすらと読める作品でした。とはいえ紙上参加よりは実際のイベントに参加する方がはるかに楽しめるのでしょうね。動機重視の謎解きになっていますが、物的証拠が少ないので推理の説得力が少し弱いような気がします(この人は動機がないので犯人ではないというのはかなり強引な結論)。

No.1105 5点 日本アルプス殺人事件- 森村誠一 2016/03/17 09:10
(ネタバレなしです) 1972年発表の本格派推理小説です。事件関係者はわずか5人(被害者も含まれます)、犯人はこの人以外にありえないだろうと早々と絞り込まれ、鉄壁のアリバイ崩しに刑事たちが挑む展開です。企業利益を巡る争いの中での身勝手で打算的で多くの読者の反感を買いそうな人物描写はこの作者ならではです。一方で山岳描写の美しさもなかなかの筆力です。アリバイトリックは非常によく考えられていると思いますが、専門技術に頼っているのが少々問題だし、その技術が現代でも通用するのかはかなり疑問です。それ以上に気になったのがこのタイトルなのに殺人は日本アルプスで起きていないこと(容疑者が犯行時間帯に日本アルプスにいたというアリバイを主張する)。これは看板に偽りありの印象を与えるのでは。

No.1104 5点 死墓島の殺人- 大村友貴美 2016/03/16 19:48
(ネタバレなしです) 2008年発表の藤田警部補シリーズ第2作です。登場人物は多過ぎず少な過ぎずですが真相は思ったよりも入り組んでいて、自分でも犯人当てに挑戦したいという読者はこれでは当てようがないと不満を抱くかもしれません。前作の「首挽村の殺人」(2007年)では藤田警部補の存在感が希薄に感じられましたが、本書では彼の捜査場面が増えて引き締まったプロットになっています。社会問題描写については好みが分かれるかもしれませんが、謎解きの興味を削がない範囲に留まっていると思います。

No.1103 5点 午前二時のグレーズドーナツ- ジェシカ・ベック 2016/03/16 19:39
(ネタバレなしです) 米国のジェシカ・ベックは2010年にドーナツ店オーナーのスザンヌ・ハートシリーズ第1作である本書でデビューしましたが、男性か女性かさえはっきりしない謎の作家です(男性作家のティム・マイヤー(1958年生まれ)ではと予想されてます)。いずれにしろ本書が典型的なコージー派の本格派推理小説であることは間違いなく、巻末にはドーナツだけでなく色々な料理のレシピが載せられています。事件に巻き込まれたというきっかけはあるものの、スザンヌが探偵役に積極的になる理由がいまひとつ弱く、ちょっと共感を抱きにくいキャラクターに感じられました。かなり粗いとはいえ推理によって犯人に行き着いている点は評価しますが、この犯人の計画はかなり杜撰な印象を与えます。

No.1102 5点 愚者たちの棺- コリン・ワトスン 2016/03/14 03:20
(ネタバレなしです) わずか12作の長編といくつかの短編を残した英国のコリン・ワトスン(1920-1983)のデビュー作が1958年発表のパーブライド警部シリーズ第1作の本書です(長編は全部パーブライト警部シリーズです)。パーブライトが容疑者と知り合いだったり、第14章での「以前に起きたささやかな出来事」についての言及などは自分で謎解きを試みようとする読者からすると探偵役が(読者より)有利な立場にあったのではと本格派推理小説としてのフェアプレーに疑問符が付きかねません。ひねりを入れすぎて謎解きがわかりにくいのも少々問題で、チャブ警察署長が最後の質問で指摘していた「つまらん作り話」(パーブライトは「虚しい努力」と評価)などは無用の混乱を招いただけのように感じます。ユーモアもわかりにくく、例えば締め括りのチャブ夫人の発言が署長の「風紀上の問題」を暗にほのめかしていたのに私は最初は気づきませんでした。

No.1101 4点 QED  神器封殺- 高田崇史 2016/03/12 15:56
(ネタバレなしです) 後に毒草師シリーズの主人公として活躍する御名形史紋(みなかたしもん)が登場する、2006年発表の桑原崇シリーズ第11作です。珍しくも最終章の(講談社文庫版で)約80ページが袋綴じとなっている本格派推理小説です。但し作者はこの袋綴じを「読者への挑戦状」ではありませんと断り書きしており、殺人事件の謎はこの袋綴じよりも前のページで解かれます。何と犯人の正体は第二の殺人の段階で読者に対してオープンにされます(崇たちはその時点ではもちろん知りませんが)。第一の殺人でなぜ被害者の頭と片手を切断したのか、第二の殺人でいかにして被害者を毒殺したのかがメインの謎になっていますが、この謎解きには大いに不満があります。前者の謎解きは小松崎が「想像を絶する」と述べていますが、捜査を混乱させるためにやりましたという理由の方がまだ納得できるくらい、理解し難い理由でした。後者のトリックについても「エリアス」という偽名を使って説明しているために合理的なトリックに感じられません。そして袋綴じの中の、崇の言葉では事件よりも「もっと大変なこと」の説明の方ですが、作中人物は半分麻痺しながら驚いているようですが、私は麻痺していただけでした(笑)。

No.1100 5点 牛乳配達退場- シャーロット・マクラウド 2016/03/12 12:07
(ネタバレなしです) 1996年発表のピーター・シャンディ教授シリーズ第10作でシリーズ最終作となった本格派推理小説です(最終作的な演出は全くありません)。このシリーズは過去の作品に登場した人物が再登場することが珍しくありませんが、本書の重要人物であるフェルドスター夫妻やメルシェット医師がシリーズ第1作の「にぎやかな眠り」(1978年)でも登場していたのを私は全く覚えていませんでした。このシリーズとしてはどたばた要素が少なく、前半の失踪事件と後半の血まみれ殺人事件の関連性が弱く感じられるプロットでした。トリックを弄する理由も薄弱に感じられます。追い詰められた犯人の最後の描写がコージー派らしからぬなかなかの迫力だったのが印象的でした。

No.1099 5点 スリー・パインズ村と警部の苦い夏- ルイーズ・ペニー 2016/03/07 01:05
(ネタバレなしです) 2008年発表のガマシュ警部シリーズ第4作の本格派推理小説です。「スリー・パインズ村と運命の女神」(2006年)では凍った湖上の感電死というユニークな謎がありましたが、本書でも巨大な彫像をどうやって倒したのかわからないという魅力的な謎が提示されます。それだけでなく他にも様々な謎がばらまかれ、本格派推理小説好きにとっては読み応えたっぷりです。ただ過去作品の容疑者を再度容疑者として登場させたのは感心できませんでした。過去作品でその人が犯人でないという、一種のネタバレになってしまいますから。やはり容疑者は常に新しい人材を発掘しなくては(笑)。また一部の謎(被害者はなぜ両手を広げていたのかなど)がすっきり解決されていないのも少々もどかしさを覚えました。

No.1098 4点 待ちに待った個展の夜に- ジェイニー・ボライソー 2016/03/07 01:00
(ネタバレなしです) 「クリスマスに死体がふたつ」(1999年)の最終章で個展を開くことが決まったローズ・トレヴェニアンが友人のエッタから娘のサラが口をきいてくれず、ドラッグをやっているのではないかと相談を受け、更にサラの兄ジョーが死亡する事件が起きる、2000年発表のシリーズ第4作です。読者が自力で謎解きできる要素がほとんどありませんし、仮に謎解き伏線が張ってあったとしてもこの真相では本格派推理小説ファンの受けはよくないと思います。ローズが大活躍しているという印象はそれほどありませんが、それ以上にジャック・ピアース警部の捜査は後手後手に回っている感が強く、運のよさで解決されてしまったような気がします。犯罪によって乱された心や生活がどう修復されるのかを見守るという読み方が合っているかと思います。

No.1097 5点 エジンバラの古い柩- アランナ・ナイト 2016/03/07 00:22
(ネタバレなしです) 1989年発表のファロ警部補シリーズ第2作ですが、シリーズ前作の「修道院第二の殺人」(1988年)が本格派推理小説だったのに対して本書ではスリラー小説というべき内容になっています。ブルース・アレグザンダーの「グッドホープ邸の殺人」(1994年)と「グラブ街の殺人」(1995年)がやはりそんな作風の変化を見せてましたね。創元推理文庫版の巻末解説でほめている「イギリスの歴史をくつがえすような大胆なお話」については歴史に疎い私には残念ながらぴんとこなかったのですが、ファロ自身につきつけられた(ある意味)究極の選択にはどきどきしました。これはこれで面白いというか、作者の本領が発揮された作品だと思うのですが謎解きとしては楽しめなかったので正直複雑な読後感です。

No.1096 5点 枯れ騒ぎ- ジル・チャーチル 2016/03/06 23:55
(ネタバレなしです) ジェーンとシェリイがガーデニング講習会で教えてもらう予定のジュリー・ジャクソン宛の花束がジェーンに誤配され、花を届けにジャクソン家を訪れるとそこにはパトカー3台と救急車が止まっていたことから事件に巻き込まれる、2000年発表のジェーン・ジェフリイシリーズ第12作です。ジェーンの推理説明が読者に対して明快でないのが残念です(メルやシェリイは説得されたようですがその場面がはっきりと描かれていません)。ただ本書で新鮮だったのが容疑者たちの個性をそれぞれのガーデニングぶりを描写することによって表現していること。ちなみにジェーンとシェリイもガーデニングに挑戦していますが、結構大胆なやり方(というか邪道では?)をしていますね(笑)。

No.1095 5点 予約の消えた三ツ星レストラン- アレクサンダー・キャンピオン 2016/03/06 22:17
(ネタバレなしです) アレクサンダー・キャンピオンはブラジル人外交官の息子としてアメリカで生まれ、フランスに35年住んだ経歴があります。そのためか2010年発表の本書はパリを舞台にして、料理描写も随所に見られます。本書はコージー派ミステリーとして紹介されましたが、現場での犯罪捜査を経験したいのに経済犯罪の部署に放り込まれて1年が経過している警察官カプシーヌ・ル・テリエを主人公にし、捜査以外(私生活とか)の描写が少ないこと、(少しネタバレになりますが)後半になると企業犯罪要素が出てくるなど私の考えているコージー派とは異なるように思います(普通に警察小説ではないでしょうか)。推理はなくはないけど物足りないです。それにしても実在の企業名(ルノー社)を使って問題なかったんでしょうか?

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nukkamさん
ひとこと
ミステリーを読むようになったのは1970年代後半から。読むのはほとんど本格派一筋で、アガサ・クリスティーとジョン・ディクスン・カーは今でも別格の存在です。
好きな作家
アガサ・クリスティー、ジョン・ディクスン・カー、E・S・ガードナー
採点傾向
平均点: 5.44点   採点数: 2814件
採点の多い作家(TOP10)
E・S・ガードナー(80)
アガサ・クリスティー(57)
ジョン・ディクスン・カー(44)
エラリイ・クイーン(42)
F・W・クロフツ(31)
A・A・フェア(28)
レックス・スタウト(26)
カーター・ディクスン(24)
ローラ・チャイルズ(24)
横溝正史(23)