皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
teddhiriさん |
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平均点: 6.75点 | 書評数: 57件 |
No.17 | 9点 | 見えないグリーン- ジョン・スラデック | 2008/10/14 21:53 |
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すべての事件に驚きがあり、犯人特定もロジカルで素晴らしい一品。 |
No.16 | 4点 | ドッペルゲンガー宮「あかずの扉」研究会流氷館へ- 霧舎巧 | 2008/10/13 13:12 |
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ガジェットやトリックは大量に盛り込まれている。楽しいといえば楽しい。しかし読みづらい。終盤になってくると話の展開や犯人などどうでもよくなってきた。 |
No.15 | 10点 | 魍魎の匣- 京極夏彦 | 2008/10/12 13:08 |
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トリックなどで評価するとはっきり言って、評価は高くない。
ただし犯人像が独特で狂気とかと異なる領域に入っており、そこがツボといえるだろう。 |
No.14 | 7点 | シャドウ- 道尾秀介 | 2008/09/24 21:03 |
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向日葵の咲かない夏に比べるとサプライズでは落ちる気がする。ただし読みやすくなっているし、話も明るくなっているので総合的には上かな。 |
No.13 | 6点 | 向日葵の咲かない夏- 道尾秀介 | 2008/09/10 20:02 |
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強烈なサプライズをラストで味わうことができる一品。しかもその伏線があからさまに張られている。しかし徹頭徹尾ダークでありポジティブな話。 |
No.12 | 6点 | 三度目ならばABC- 岡嶋二人 | 2008/09/05 17:26 |
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意外性には欠ける気がするがさくさく読めて楽しい1冊。「十番館の殺人」が一番面白かった。 |
No.11 | 8点 | 六枚のとんかつ- 蘇部健一 | 2008/08/24 21:59 |
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馬鹿馬鹿しい。この本はそれ以上でもそれ以下でもない。でもツボでした。 |
No.10 | 2点 | 匣の中の失楽- 竹本健治 | 2008/08/24 21:56 |
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わけがわからないならそのわからなさを楽しめる本があるとは思います。でも自分はこの本のわけのわからなさ、ペダントリー、キャラクターどれもしんどかった。 |
No.9 | 4点 | 私が捜した少年- 二階堂黎人 | 2008/08/24 21:33 |
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内容自体は可もなく不可もなくといった感じだった。ただあとがきを読んでいると、本格ミステリ以外にやたら攻撃的な感じがして不愉快だった。 |
No.8 | 3点 | ミステリ・オペラ- 山田正紀 | 2008/08/24 21:24 |
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本格ミステリのガジェット満載だがトリック解明で大脱力。作者の価値観がモロに出ててしんどかった。 |
No.7 | 10点 | 人狼城の恐怖- 二階堂黎人 | 2008/08/24 21:19 |
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城のトリックと密室トリックの小説。非常に面白かった。ただ探偵役の二階堂蘭子は嫌い。
追伸 密室トリックですが「翼ある闇」を最近再読したためか相対的にインパクトの面で評価が下がってしまいました。 あと密室の発見者に関しても引っかかってきました。ただこれを読んだ後、もうコード型本格は読む気しないとしばらく感じたのも事実なのでこの点数にしておきます。 |
No.6 | 10点 | 双頭の悪魔- 有栖川有栖 | 2008/08/24 17:10 |
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2つの事件を同時進行させ、最終的にはシンプルなアイデアで連結させる。個々の事件のロジックとそのアイデアに感服しました。 |
No.5 | 6点 | トスカの接吻- 深水黎一郎 | 2008/08/22 15:56 |
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オペラにまったく詳しくないため舞台の構造がわかりにくかったことと、前作の作中論文のような読みやすさがオペラの解説に感じられなかったため全体的にあまり楽しめませんでした。ただし警部と登場人物の青年の掛け合いは変わらず楽しめました。 |
No.4 | 7点 | 完全犯罪に猫は何匹必要か?- 東川篤哉 | 2008/08/22 15:51 |
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最初の事件のトリックはそんなにうまくいくのかと疑問を持った。ただし第2の事件の凶器は大爆笑しました。 |
No.3 | 9点 | 夏と冬の奏鳴曲- 麻耶雄嵩 | 2008/08/22 15:40 |
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本格ミステリに抱く感想とはまったく別のものを感じさせる代物。読者に残された謎と和音の存在に怖さと凄みを感じた。
前作の「翼ある闇」と比較できませんが先ほど感じた怖さと凄みに9点つけておきます。 |
No.2 | 7点 | 動機- 横山秀夫 | 2008/08/11 16:47 |
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「ネタ元」と「密室の人」はひっくり返しはあるもののインパクトは弱い。しかし残りの二作は桁違いによい。
「動機」は最後のひっくり返しと題名どおりの動機が印象深くいい話だった。少ししんみりした。 「逆転の夏」は圧倒的な緊張感と最後に明かされる構図が素晴らしく、この作品だけなら10点を付けてもいい傑作だった。 |
No.1 | 10点 | 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件- 麻耶雄嵩 | 2008/07/12 13:02 |
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見立て、途中での密室の解明、エピローグといい荒唐無稽の極みでそれがドツボに入りました。難をいえばメルカトルの出番がもう少し早くて木更津ともっと対決してくれると最高だったのになというぐらいでしょう。 |