皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ぷねうまさん |
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平均点: 6.51点 | 書評数: 177件 |
No.10 | 5点 | 遠まわりする雛- 米澤穂信 | 2008/03/22 15:09 |
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ライトノベル的なキャラや設定を持ち出しながらしっかりミステリとして「おもしろいこと」をしてくれるのが米澤穂信だと思っていたのだけれど今回はそういった指向はほぼ皆無。
唯一そういう視点で楽しめたのは推理作家協会賞短篇部門候補にもなった「心あたりのある者は」ぐらいか。 まぁ、シリーズを全部読んできた人のためのファンサービス本です。 |
No.9 | 7点 | インシテミル- 米澤穂信 | 2007/11/21 11:06 |
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タイトルの意味は本格ミステリに「淫してみる」ということらしい。
そんな淫してなかった。 |
No.8 | 7点 | ボトルネック- 米澤穂信 | 2007/11/17 07:21 |
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米澤のほんわか感はなりをひそめ、世間的に受けがあまりよくなかった作品だが僕は割と好きだ。
作者は本当は元々こういった作品を書きたかったんじゃないだろうか。 |
No.7 | 7点 | 夏期限定トロピカルパフェ事件- 米澤穂信 | 2007/11/17 07:18 |
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前作よりも連作短編としての完成度は高い。
全く関係ないが自分の周りに「自分は変わっているから普通になりたいんだ」とか心の中で思っている奴がいたとしたら、絶対サブイ奴だと思う。別に本シリーズの批判じゃないが。 |
No.6 | 4点 | 犬はどこだ- 米澤穂信 | 2007/11/17 07:12 |
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今までの作者の作風とは一味違った感じ。
なので今までの米澤の「日常の謎とキャラクター」に魅力を感じていた読者には少し期待外れか。 |
No.5 | 6点 | クドリャフカの順番- 米澤穂信 | 2007/11/17 07:09 |
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なんか初期の古典部シリーズにあった青臭さや初々しさがなくなってしまった印象。作者もこなれてきてしまったか。
まあ、でも文化祭は楽しそうで何より。 |
No.4 | 5点 | 春期限定いちごタルト事件- 米澤穂信 | 2007/11/17 07:07 |
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なんというかわいらしい装丁。
キャラに感情移入はできないのだが、肩入れはしてしまう。 「おいしいココアの作り方」は北村薫の「砂糖合戦」に引けをとらない日常の謎の良作だと思う。 |
No.3 | 6点 | さよなら妖精- 米澤穂信 | 2007/11/17 07:01 |
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楽しめた(哲学的意味はない) |
No.2 | 8点 | 愚者のエンドロール- 米澤穂信 | 2007/10/09 02:53 |
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オマージュにあたるバークリーの『毒入りチョコレート事件』はこの作品で知った。どの推理もパターンが違って面白い。
トリックにはすぐ気付いてしまったのだが、根底にある裏テーマのおかげで救われた。 章タイトルの「味でしょう」は「アジテーション」をボキャブっていると思ったのだがどうでしょう。 |
No.1 | 8点 | 氷菓- 米澤穂信 | 2007/10/09 02:47 |
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ウェブ作家時代から足繁く通っていたサイトの作家がデビューということで喜び勇んで本屋に向かったのは良い思い出。
いわゆる日常の謎ものだがライトノベルっぽいキャラ設定が作品のテーマとうまくマッチしている。タイトルも秀逸。 |