皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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[ SF/ファンタジー ] ゴールデン・フリース |
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| ロバート・J・ソウヤー | 出版月: 1992年11月 | 平均: 8.00点 | 書評数: 4件 |
![]() 早川書房 1992年11月 |
| No.4 | 8点 | 蟷螂の斧 | 2026/02/15 20:02 |
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| 「2001年宇宙の旅」(1968年)と比較しないわけにはいかない(笑)。本作は1990年の発表なので、コンピュータの性能(意志・感情)は、前者より格段上ですね。倒叙式なので、最初から犯人がコンピュータと分かっています。殺害された女性物理学者の元夫が探偵役となります。AMなどの感想では「動機」の謎が良いという意見が多いですね。私的には、後半の探偵役とコンピュータの駆け引きが楽しめました。壮大な宇宙の話と、ミステリー的な解決が骨董品の小道具という対比が上手いと思いました。 | |||
| No.3 | 8点 | ことは | 2026/01/04 00:09 |
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| たくさん物語を読んでくると、新鮮に感じる作品はなかなか出会えないものだが、これは実に新鮮だった。
恒星間宇宙船内で、船を制御するAIが殺人を犯す。しかも、そのAI自身が語り手という、かなり攻めた設定である。この「圧倒的に犯人が有利な倒叙ミステリ」という状況で、「探偵役がどうやって犯人を指摘していくのか?」という点が強く興味を引く。 さらに、語り手である犯人の“動機”が語られず、それ自体が物語を推進する謎として機能しているのも良い。作中で提示される「放射能」「燃料」「時計」といった疑問が、最後にはきれいに回収される点も見事だ。 終盤にはSF的なセンス・オブ・ワンダーも感じさせてくれ、SF作品としても魅力的だ。 「星を継ぐもの」と同じように版を重ねてもおかしくないSFミステリなのに、絶版とは本当にもったいない。激推しです。 |
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| No.2 | 9点 | はっすー | 2016/02/16 13:11 |
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| ソウヤーのSFミステリは独創的なのが多い
この作品は倒述ミステリでコンピューターが犯人という設定…興奮する… 何よりも動機が凄い… SFミステリで一番好きな作品です |
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| No.1 | 7点 | kanamori | 2010/04/20 18:30 |
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| 倒叙形式のSFミステリで、しかも犯人は人工知能搭載のコンピュータという異色作です。
探査宇宙船の制御を司るコンピュータ「彼」の視点で、女性乗組員の殺害が描かれる。非合理性を排するコンピュータが何故殺人を犯したのか、ミステリとしての趣向は動機の謎に尽きますが、なかなかよく出来ていると思いました。 一般的に倒叙ミステリの読み所は犯人発覚の契機だと思いますが、最新コンピュータが企てた犯罪の暴かれる糸口が、ある古い骨董品装置だったのは皮肉に満ちていました。 |
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