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[ 本格/新本格 ]
迷路館の殺人
館シリーズ
綾辻行人 出版月: 1988年08月 平均: 6.72点 書評数: 114件

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講談社
1988年08月

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1992年09月

講談社
2009年11月

No.74 6点 測量ボ-イ 2009/05/05 18:04
作中作のある意欲作ですが、評価は微妙・・・
メイントリックはパクリとは言わずとも前例がありますし、
取りようによってはアンフェアだとも言えますので。

No.73 10点 H.T 2009/04/05 10:29
完全に騙されてしまいました!!
アンフェア、という方もいますが、(ここからは少しネタバレ)それなら折原一さんはどうなるんでしょう(笑)

No.72 3点 abc1 2009/01/20 13:21
この家、どうやって掃除するの?
そういう疑問は抱いちゃいけないのか・・・。
ただ物語以前にそういう疑問によって、
作り物くささを感じてしまい、物語に入り込めなかった。

No.71 6点 堀木正雄 2009/01/18 15:20
「首切りの論理」が好きです。
秘密の通路は館シリーズということと応接間の姿見と各部屋の位置から類推できるのでフェアだと思います。
でも、最後の犯人は少しアンフェアだと感じます。

No.70 8点 2008/12/28 21:00
いや、騙された騙された。
まあ「首切りの論理」の真相のあれはちょっとご都合主義かもしれんが、作中作の試みは上手く働いている。真相を知らされたとき、思わず「うそおん」と思いました私。隠し通路のあれも「もう館シリーズだからいいや」と思ったのでそんなに気にしなかった。

No.69 7点 frontsan 2008/12/09 09:18
全体的に面白いのですが、ちょっと懲りすぎていたような気がします。

No.68 4点 2008/12/02 21:26
あまりに非現実的な(ゲーム的な)展開にも、ちょっと引きぎみになってしまいますが、それより気になったのが、作中作で一種の叙述トリックが使われる意義です。
この手の使用は外国の某有名作がたぶん最初で、鮎川哲也のある短編でも効果的に利用されていました。
ところが本作では、首切りの真の理由に読者が気づかない限り、この叙述トリックには何の意味もないのです。
できるだけ複雑な謎を、という意気込みもいいのですが、これでは無駄に複雑化しただけではないでしょうか。

No.67 6点 あい 2008/11/13 15:03
色々と無理があるが、シリーズ通せばマシなほう

No.66 6点 シュウ 2008/10/01 18:38
中村青司ものなので密室に抜け道を使うのは許容範囲です。
個人的には作中作で終わってしまう方が美しいと思います。どうもあの最後の真犯人は蛇足にしか感じません。
ただ作中作での犯人はかなり分かりやすい人物なのでそれだとあまりカタルシスは得られないかも知れませんが。
タイトルで横溝正史の迷路荘の惨劇を思い出しましたが、あれよりは迷路である必然性を感じます。まあどんだけ広い家なんだとは思いますがw

No.65 8点 うにゃん 2008/09/16 22:07
目の肥えてない時期に読んだため、素直に楽しめた。ただ、設定無理ありすぎ。

No.64 4点 sasami 2008/07/05 18:53
作中作の犯人は予想通りでしたが、別にこの犯人でなくても
可能じゃないかなとは思ってました。
でも、その後にでてきた真相は読者にはわからないんじゃないの?ヒントほとんどでてないですし、、、
なので「ふーん」という感想しかありませんでした。
ちゃんと伏線を張ってくれないと、だたのあとだしジャンケンでしかありません。
最後の最後のおまけの○○トリックは良かったw

No.63 6点 ひとり 2008/04/01 23:59
気に入らなかったところ
神話のくだりの多さ。隠し通路という禁じ手。生理出血。

No.62 4点 Akira 2008/03/24 00:56
迷路館の見取り図を見た瞬間、この作品は絶対に面白いと思った。この入り組んだ館の構造を駆使して、どのような殺人が起きるのだろうか!?島田潔をはじめとした役者は皆個性的で、怪しげな住民は、十分迷路館に集まっている!あとは盛り上がるだけだ…と、かなり期待してさくさく読んでしまった。

そのためか、トリックがわかって愕然としてしまった。密室の謎さえしっかりしていれば、名作になりえたのに、残念でしかたない。期待しすぎたというのもあるが、この作品を読むなら、中古で購入した方がいいと、個人的に思う。

No.61 4点 gink 2008/03/22 12:15
私も「白い風」さんと同じく先に時計館を読んでしまって、最後のオチだけ判っているという気持ち悪い読み方をしたクチです。未読の方はぜひ順番どおり読みましょう。
で、作品自体ですが、あまり面白いとは思いませんでした。2転3転するストーリーは「そんなん筆者の都合で何とでもなるだろう」と感じさせます。十角館のような一本勝負のスマッシュヒット的爽快感はありません。読者に「やられた!」と思わせるだけの充分な伏線が張ってあるとも思えない。
あと、最後にかなり脱線した話をすると、途中「光が青い色を吸う」っていう表現が理系の私にとっては逆に理解に苦しむ(光は赤や緑の波長を吸収されて青くなるんだと思う)ところで…人によって住む世界って違うんだな、と本筋とは関係ないところで変な感慨を抱きました。

No.60 7点 白い風 2008/03/19 20:27
作品的にはWどんでん返しですね。
その内一つは「十角館」⇒「時計館」⇒「迷路館」の順で読んじゃったのでネタばれって云うか違和感を持ちながらの読破になっちゃいましたけど・・・。

作中作の「迷路館の殺人」だけでも普通に楽しめそう。
賛否はあるみたいだけど、私はオマケがある分プラスかな。
ただ、犯人が5人殺す動機がイマイチ分からない気がしましたが。

No.59 7点 らん 2008/02/26 19:57
 建築の仕事をするようになって、あれはないとはおもいますが。当時はうきうきのミステリでした。
 うん。本格ってすばらしいな~。
 新本格か。

No.58 7点 おしょわ 2008/01/28 21:37
マニアック、という言葉が良く似合います。
現実だとありえないですねぇ~。

No.57 5点 マニア 2007/12/30 13:00
「館シリーズ」での作中作設定はワクワクした。
ギリシャ神話と絡めたストーリーも面白かったかな!

どんでん返しの結末は衝撃的だったけど、トリック・伏線には納得しきれないところがある。結局抜け道頼りって・・・。

No.56 4点 nishi 2007/11/03 18:00
アンフェアなような…

No.55 7点 いけお 2007/10/10 11:20
館シリーズが好きか嫌いかで評価が分かれる気がします。
自分は館シリーズが好きなのでかなり楽しめました。


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