皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 警察小説 ] 残照 安積班 東京ベイエリア分署シリーズ |
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今野敏 | 出版月: 2000年03月 | 平均: 5.67点 | 書評数: 3件 |
角川春樹事務所 2000年03月 |
角川春樹事務所 2002年06月 |
角川春樹事務所 2003年11月 |
No.3 | 6点 | 臣 | 2014/05/07 10:08 |
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安積警部補シリーズ。
安積にくわえ、交通機動隊の速水警部補が活躍する。 捜査の対象は、暴走族のリーダーの殺害事件。 ポイントの1つめは、速水によるカーチェイス。さすが今野氏、文章でも興奮できるところはすごい。人物描写だけではなく、情景描写もわかりやすい。 2つめが、隠蔽捜査みたいに身内に敵がいること。捜査会議での相良たち本庁とのやりとりは楽しめる。敵といってもあくまでも身内なのでベクトルは同じ。だから、最終的には1つにはなる。予定通りではあった。 予定調和という感じはするものの、ほどほどに楽しめた。本格ミステリーではないのでしかたないが、犯人像が見えにくいところは難点。手がかりというだけでなく、小説としての伏線もすくないように思う。 |
No.2 | 2点 | あびびび | 2008/09/18 16:53 |
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雑誌のミステリー評価で№1とランクされていたので楽しみに読んだが、これが…と首を傾げてしまった。
確かにリアリティのある流れで、登場人物に魅力的な男はいたが、自分には「大傑作」とは思えなかった。 隠蔽捜査の方が完成度は高いような気がした。 |
No.1 | 9点 | ひこうき雲 | 2008/08/09 00:47 |
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安積班シリーズ「陽炎」「二重標的」と読んできましたが、この作品が一番面白い。
安積の人間臭さがいいし、他の作品では脇役の交通機動隊の速水の活躍、高速バトルには興奮させられた。 |