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[ サスペンス ]
監禁面接
ピエール・ルメートル 出版月: 2018年08月 平均: 7.00点 書評数: 2件

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文藝春秋
2018年08月

文藝春秋
2021年01月

No.2 6点 八二一 2021/11/15 20:48
ある男の逆転劇として一触即発の緊張感のもとプロットを転がし、騙し合いを制御して読者を離さない。

No.1 8点 蟷螂の斧 2019/01/25 15:40
「BOOK」データベースより~『重役たちを襲撃、監禁、尋問せよ。どんづまり人生の一発逆転にかける失業者アラン、57歳。企業の人事部長だったアラン、57歳。リストラで職を追われ、失業4年目。再就職のエントリーをくりかえすも年齢がネックとなり、今はアルバイトで糊口をしのいでいた。だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。だが人材派遣会社の社長じきじきに告げられた最終試験の内容は異様なものだった。―就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ。重役たちの危機管理能力と、採用候補者の力量の双方を同時に査定するというのだ。遂にバイトも失ったアランは試験に臨むことを決め、企業人としての経験と、人生どんづまりの仲間たちの協力も得て、就職先企業の徹底調査を開始した。そしてその日がやってきた。テロリストを演じる役者たちと他の就職希望者とともに、アランは重役室を襲撃する!だが、ここまでで物語はまだ3分の1。ぶっとんだアイデア、次々に発生する予想外のイベント。「そのまえ」「そのとき」「そのあと」の三部構成に読者は翻弄される。残酷描写を封印したルメートルが知的たくらみとブラックな世界観で贈るノンストップ再就職サスペンス!』~

翻訳は2018年ですが、発表は2010年で、「その女、アレックス」(2011年)より前の作品です。物語は3部構成で、アレックス同様、先の読めないような展開となっています。サスペンスもののミステリーとして十分楽しめますが、作者の狙いは中高年失業者の悲哀を描くことにあったような気がします。


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ピエール・ルメートル
2021年05月
僕が死んだあの森
平均:6.00 / 書評数:1
2019年09月
わが母なるロージー
平均:5.33 / 書評数:3
2018年11月
炎の色
平均:6.00 / 書評数:1
2018年08月
監禁面接
平均:7.00 / 書評数:2
2016年10月
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2015年10月
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悲しみのイレーヌ
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2014年09月
その女アレックス
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2009年07月
死のドレスを花婿に
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