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ミステリの祭典

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なおゆうさんの登録情報
平均点:6.76点 書評数:25件

プロフィール| 書評

No.5 9点 暗闇坂の人喰いの木
島田荘司
(2002/10/02 20:49登録)
あの怖さの中にあっては、トリックの偶然性など気にならない。むしろ、偶然だからこそ怖いという感じ。そう思ってしまうくらいの筆力を感じてしまいました。


No.4 2点 パロサイ・ホテル 御手洗パロディサイト事件
島田荘司
(2002/10/01 00:40登録)
島田先生が公式HPにこの上下巻の本を出版したいきさつについて色々書いていたけれど、いかなる理由があるにせよ、著書名を島田荘司として出版した以上、この形式は裏切り行為だった。少なくとも私は、「素人、セミプロ、もしくはプロが書いた、質の高いとされる(?)御手洗もの(辛口で言えば、「御手洗」という名で呼ばれる人物が出る小説」ではなく、「島田荘司の小説」が読みたかった、たとえ短編でも。


No.3 6点 龍臥亭事件
島田荘司
(2002/09/30 23:49登録)
個人的に津山30人殺しの章が面白く思ったので、、島田先生がが参考文献として掲げている「津山30人殺し」という本を、島田先生がどの程度参照していたのかなと思って読んでみたら・・・・びっくりした。引用多すぎ。これはまずいですよ、島田先生、と、ファンの私ですら思ったくらい。
御手洗もの(石岡もの)の新作に飢えていた時に読んだので、嬉しさのあまり甘めの「6」。


No.2 3点 ハリウッド・サーティフィケイト
島田荘司
(2002/09/30 23:39登録)
怖かった。
女性が読むには、非常にツライ本。
購入して読んだが、再読する気になれず。


No.1 6点 魔神の遊戯
島田荘司
(2002/09/30 23:37登録)
うーん・・・トリック的にはありがち、というか、ヨメてしまったかな。犯行過程に穴がありすぎて、納得いかない感じ。中盤、遺体の一部が見つかっていく過程で「セルラーフォンが鳴った」という一文が反復されるのも、何だか陳腐。
事件以外の小サイドストーリーが面白かったのと、御手洗書下ろしということで、ちょっと甘めの「6」。

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