判子さんの登録情報 | |
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平均点:7.29点 | 書評数:7件 |
No.7 | 4点 | テロリストのパラソル 藤原伊織 |
(2012/01/03 19:52登録) 個人的にハードボイルドが苦手で、肌に合いませんでした。 ただ、キャラクターや、台詞の言い回しは魅力的です。 乱歩賞、直木賞でハードルを上げ過ぎてしまい、満足できませんでした。 |
No.6 | 9点 | 噂 荻原浩 |
(2011/12/10 16:52登録) レビューでよく言われるようにラスト1行には驚かされました。 ただ、ハードルを上げ過ぎてしまったため、それよりは若干下でした。 これほどまでの警察内部、今時の女子校生、企画会社のリアルさやキャラクターの個性は、荻原浩の他には描写不可能でしょう。 |
No.5 | 3点 | 少女Aの殺人 今邑彩 |
(2011/11/26 11:27登録) すらすらと読めました。 ハードルを上げ過ぎたのか、斬新なトリックやメッセージ性の無い本作は少々つまらない印象がしました。 量産される2時間ドラマの様な、捻りの無い物語はあまり好きではないです。 |
No.4 | 8点 | すべてがFになる 森博嗣 |
(2011/08/11 23:53登録) 根っからの文系の僕は、分かり辛い用語に少し疲労しました。 これだけ科学的な話が10年以上前に書かれたことに驚きです。 密室構成についてのトリックは新本格として充分満喫できました。 |
No.3 | 10点 | 本陣殺人事件 横溝正史 |
(2011/05/31 16:35登録) 収録作「黒猫亭事件」のラスト1ページの筆者のコメントには頭が下がりました。 筆者のミステリー論すら伏線であるという点に衝撃を受けました。 おそらく、これを超えるトリックは横溝正史にしか書けないでしょう。 |
No.2 | 8点 | よもつひらさか 今邑彩 |
(2011/05/31 16:30登録) ホラーとミステリーが同時に楽しめます。 短編の全てがバラエティに富んでいます。 ゾクッとしたオチが病みつきになりました。 |
No.1 | 9点 | 八つ墓村 横溝正史 |
(2011/05/31 16:29登録) 正直、先駆けというだけの作品の過大評価だと思っていました。 全く違いました。常に展開していくストーリー、怪しく美しい雰囲気、意外な結末。 どれをとっても現代の作家では太刀打ちできないと思います。 |