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ミステリの祭典

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ペルシャ猫の謎
作家アリス&火村シリーズ

作家 有栖川有栖
出版日1999年05月
平均点4.27点
書評数30人

No.10 2点 おしょわ
(2008/01/28 22:10登録)
まぁ、よくこれを出版しました、と出版社をほめたくなります。
2点つけるの始めてかも。

No.9 5点 姑獲鳥
(2007/08/04 21:58登録)
はっきり言って面白くなかったです。特に最後の作品はミステリーではありません。有栖川先生はわざとこういう作品を書いたのでしょうか…

No.8 5点 dei
(2007/07/21 10:50登録)
これから国名シリーズを読み始めた人は可愛そう。
アリス&火村コンビが好きな人には+1

No.7 6点 vivi
(2007/06/03 00:59登録)
火村シリーズの中でも異色作ばかりの作品集。
火村というキャラクターを別の角度から見るには興味深いと思います。
キャラクターというのは、小説には必要なもの。
本筋では語られない部分を知ることで、より小説世界を楽しむことができる気がします。
そのための、手引書のようなものかな。

No.6 6点 Ryu
(2004/08/19 23:32登録)
「ペルシャ猫」は別に異論は無いけど、なんか全体的にぼんやりした感じ。

No.5 4点 ギザじゅう
(2004/05/16 18:21登録)
今までの作品に比べるとかなり毛色の違った短編集。
この作品において共通していえるのは、心情的なところに力を入れていることと、本格度の薄さ。
表題作では、かなりの禁じ手を使っているが、それをトリックでもなく怪奇的な落ちにするのでもなく、起こりえる現象として処理しているのは前例にないかもしれない。
が、この短編には全く(と、あえて言おう)本格要素がない。中井英夫の『虚無への供物』竹本健治『匣の中の失楽』、最近では乾くるみの『匣の中』などアンチミステリでありながらも、過程においてはひたすら本格的でさえある。そういった物が、これには無いため、とても成功しているとはいえない。

No.4 2点 深壬
(2004/02/19 11:28登録)
 つまらない、というより、変に疲れた作品。
 ミステリを楽しみに読み始めた者にとっては、こんなにラストで疲れがくる作品も、失礼ながらに珍しい。
 ラストが「ない」に等しかったり「スタンダード過ぎ」て、面白くなかったり。
 すみませんが、オススメはしません。

No.3 3点 モトキング
(2003/12/05 16:20登録)
特に何もない作品。
火村シリーズのキャラクターが好きな方へのファンブック。
表題作も、まあ問題作なのかなとは思うが、作者自身も本格長編でこんなことはやらないだろうし、アンチテーゼとかいうより、単なるお遊び作品。
ミステリとしては…評価出来る作品はありませんね。

No.2 8点 テツロー
(2002/11/11 22:04登録)
 本格ミステリとして良いのは「暗号を撒く男」くらいか?これとて「単なるクイズやん」という批判はあろうが、これはこれで、と思う。「赤い帽子」は本格ではない、通俗物と言う感じだが、良い読後感だった。「ひたすら虚ろだ。まるで、黒々とした穴のように」の辺り、ぞくっ、とした。ここから火村につながるのかと思ったがそんなこともなく。
 表題作は、う〜ん…僕も落ちはこれでも良いと思うが、『あり得ない仮設を消し去り、最後に残ったのが、どれほどありそうになくても真実だ』を納得させるためには、消し去られる仮説を、もっと積み重ねるべきだったと思う。「切り裂きジャックを待ちながら」「わらう月」もハタと膝打つ解決とは言いがたい。もう少し長く書くべきかと。
 「猫と雨と助教授と」は、同人的キャラ萌え感が前面に出過ぎで、ちょっと。「悲劇的」も似たようなものだが、ラストの火村の突き放すような一言は良い。火村というキャラのこういうスタンスは、シリーズ通して好きだから。

No.1 4点 ツナ子
(2001/04/07 13:24登録)
「ペルシャ猫」の解決自体には文句は付けたくないが
(こういうのも有りだとは思うので)
まさか、有栖川有栖がやるとは思わなかった。

他の国名シリーズに比べると、ミステリ臭が薄い。

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