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ミステリの祭典

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りら荘事件
星影龍三シリーズ/別題『リラ荘殺人事件』

作家 鮎川哲也
出版日1958年01月
平均点7.47点
書評数68人

No.8 5点 小太郎
(2001/09/19 13:47登録)
きっと傑作なんでしょうけれど、
期待が大きすぎたのと、古すぎたので・・・・・。
作品にケチをつけるつもりはないのですが。

No.7 8点 馨子
(2001/08/05 21:51登録)
たくさんの謎と伏線と謎解きは、さすが名作だと思った。
文章やセリフの言い回しの古さは(女性蔑視的な表現も含めて)、昔の作品ならではの雰囲気を味わえたのでOK。
警察が間抜けすぎるのと、動機が、特に最後の殺人に関しては全く納得いかないのが減点。(それも「古さ」故なのかもしれませんね)

No.6 5点 pon
(2001/07/24 02:44登録)
長生きしてると、欲しなかった政治力が勝手に向こうからやってきて、その作家の中ではそう大したものでもない作品に「本格」養護の時流からベストワンの評価が下されてしまったりする。『ペトロフ』の方がいいでしょう。

No.5 8点 ぽん
(2001/07/21 02:56登録)
精密な時計のような作品。ここまで『凝った』作品ははじめて。地味ではあるが静かなる面白さがありました。
まあ、地味だったのでインパクトが薄いといえばそうなんですが・・・わたしの中では堂々たる傑作です。

No.4 4点 ドクター7
(2001/07/19 19:20登録)
しかたないとは思いますが、作りの古さがちょっと。
全体的にご都合主義で、登場人物たちが作り物なので、
謎が解明されても、私は「ふ〜ん」で終わりでした。

No.3 9点 Nakatz
(2001/07/19 00:33登録)
派手さはないが、本格としての完成度は極めて高い。
やはり、日本のミステリにおける不落の金字塔と言っても過言ではないでしょう。

No.2 9点
(2001/07/18 00:58登録)
地味ながら本当によく出来た作品。
細かなトリックを巧みな論理で繋いでいく手腕はお見事。
名作と呼ばれるにふさわしい。

No.1 10点 tenkyu
(2001/07/17 23:58登録)
日本における本格推理の最高傑作といっても過言ではないだろう作品。馬鹿みたいにガジェットは散りばめずに適宜に適材。絶妙にして精緻。一度は読んで損のない作品。

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