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ミステリの祭典

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迷宮遡行
『烙印』(1994年)の 改題・大幅改訂作品

作家 貫井徳郎
出版日2000年10月
平均点4.44点
書評数9人

No.9 4点 虫暮部
(2022/07/09 14:59登録)
 登場人物達が色々不適切な判断を下すことで物語が回って行くのは、イライラさせられるがまぁいい。絡み合った個々の思惑を解きほぐしてみると、辻褄の合わない部分もありそうだが大目に見る。
 問題は、切羽詰まっていっぱいいっぱいな筈の主人公の語り口が、妙に浮かれて御気楽に感じられること。ユーモアの使い方が悪くて逆効果に思えた。

No.8 5点 測量ボ-イ
(2015/08/01 15:26登録)
「失踪症候群」よりやや落ちとみてこの点数。
ネタばれ気味になりますが、結末はやや微妙ですね。
少なくとも、ハッピ-エンドを好む人には歓迎でき
ないでしょう。

No.7 5点 T・ランタ
(2011/05/15 07:50登録)
最愛の妻が行方不明になってもドン臭い印象の、平凡な主人公の一人称で綴られるハードボイルド(?)風の作品です。
色々ヤクザとか絡んできた末に終盤になって主人公がアグレッシブになった上に、犠牲の上に再開出来た妻が残念な事になってしまいます。
それを受けて主人公はどうしたのだろうか・・・とそればかりが気がかりな印象でした。

No.6 3点 sasami
(2008/07/18 23:30登録)
読みやすくて良かったんだけど
主人公の行動にリアリティがなさすぎ(ここでこの行動は普通ないよなの連続)
ラストもひどすぎる。

No.5 6点 いけお
(2007/10/10 11:51登録)
どこかこの人の作品っぽくない。貫井作品が好きなのでそれが残念だけど、細かい心理描写などは見事。
ハードボイルドな展開も夢中になりました。

No.4 3点 760
(2005/05/22 20:39登録)
最後のころの展開が雑!貫井さん得意の心象描写をもっとしっかり書き込んでほしかった。急展開するストーリーの山(主人公が激変する事件)をラストぎりぎりでなく、真ん中あたりに持ってきたほうが良かったと思う。それに一番最後の、ありゃなんだ?
文庫の帯に「慟哭の次はこれを読め!」って書いてあったが、そりゃないよ・・・

No.3 1点 クリント・ウエストウッド
(2005/05/21 17:06登録)
なんてドン臭い展開、ストーリー!プロの仕事じゃない。

No.2 7点 しの
(2003/04/09 22:55登録)
はじめはコメディタッチなキャラの主人公が最後どうしてあんなことしちゃうのかとか、あの人のあっけない死とか、納得しかねる所も少しありましたがその強引さも嫌いではないので全体的に面白かったです。

No.1 6点 アデランコ
(2001/04/19 02:29登録)
強引さはあったが、主人公の男がいい。
それなのに、最後は・・・

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