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ミステリの祭典

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しのさんの登録情報
平均点:8.00点 書評数:3件

プロフィール| 書評

No.3 7点 迷宮遡行
貫井徳郎
(2003/04/09 22:55登録)
はじめはコメディタッチなキャラの主人公が最後どうしてあんなことしちゃうのかとか、あの人のあっけない死とか、納得しかねる所も少しありましたがその強引さも嫌いではないので全体的に面白かったです。


No.2 10点 天使の屍
貫井徳郎
(2003/04/09 22:48登録)
貫井徳郎を知らないで手にとった作品でした。一気に読めました。すごく泣ける作品です。息子の自殺の謎を絶対に解明しようとする父親の強い愛と少年たちを死に追い詰めた若さや脆さゆえの衝動などがよく描かれていて悲しくて切ないのです。


No.1 7点 最後のディナー
島田荘司
(2003/04/09 22:32登録)
推理小説という印象はあまりなかったです。本の裏のあらすじから、英会話で会った男性をめぐる話だと思ったのですが、後半まで彼が登場する気配はなく前半部分は普通の小説のようで「あれぇ?」という感じでしたが、ほのぼのした雰囲気で楽しめました。大根奇聞はなぜかやたら感動してしまい「なんて良い話なんだぁ!」と一人号泣してました。島田氏が作った話ではないんですが…。島田氏の作品はこれが初めてで御手洗シリーズというのがあることも初めて知りました。この作品で彼は主人公との電話での会話や主人公が彼を回想している場面でしか出てきませんでしたがそれだけですごく気になる存在になりました。派手な作品ではありませんでしたが島田荘司の作品を読み始める良いきっかけになったと思います。

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