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ミステリの祭典

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十角館の殺人
館シリーズ

作家 綾辻行人
出版日1987年08月
平均点7.92点
書評数279人

No.59 9点 まぐろ
(2003/02/15 20:55登録)
おもしろかったです。
私はあまり自分で推理しながら読まないので、それが逆に良かったかも…?
エラリイ好きだったのになあ。。

No.58 8点 風羅
(2003/02/08 21:18登録)
綾辻作品にはまるきっかけになった本です。動機があまりにも簡単であんなことで多くの人を殺したのが納得できなかったのでこの点数にしました。でも大好きな本としては
かなり上位になります。
できるだけ「作品」に対してのみコメントしてください。

No.57 7点
(2003/01/20 22:48登録)
犯人が、登場した当たりでもうわかってしまったのはちょっと残念だけど、こういう「そして誰もいなくなった」的シチュは好きなので面白かったです。テンポもよかったし。ただ動機がありきたりすぎる。動機が「こんな動機だったら単純でやだな」と思ってた通りだったので。

No.56 9点 けんたんパパ
(2003/01/12 00:14登録)
ふるきよき時代のミステリをほうふつとさせる雰囲気があってよろしいですな。むずかしいこと考えないでまあ読んでみなさい、という感じ。よくできてますしサラリと読ませてくれます。

No.55 10点 志紀
(2002/12/19 21:27登録)
ミステリにハマッたきっかけとなった本です(そういう人は多いようですね)。
ミステリ初心者には良いかも。あの一行は本当に衝撃です。
確かに『慣れ』のある人にはわかってしまうのかもしれないけど、読了後の爽やかさといい、雰囲気が好きですね。

No.54 7点 shige-tee
(2002/12/16 14:33登録)
初心者向けの一冊でしょう。
ミステリー何冊も読んでから読むと
つまらないかも。

No.53 9点 ハヤタ
(2002/11/19 23:51登録)
これ読んで綾辻館シリーズ読破しようと思いますた。
ただモリスって名前を使ってのミスリードには腹立った。

No.52 8点 ともやん
(2002/10/31 07:00登録)
うん、面白かった。
量・質がきれいにまとまった良作です。

No.51 10点 寝呆眼子
(2002/08/29 20:54登録)
いま、この作品が出版されたとしても、こんな点数は付けないと思いますが、それまでSFに偏っていた読書傾向を一気に変えてくれた、記念すべき一冊なので、敢えて10点です。

No.50 9点 地方検事ブルーノ
(2002/08/07 10:45登録)
   読み始めた時からエラリィには期待していたんですが・・・。まさか、あんなことになるとは・・。いろいろと裏切られた作品ですね。この衝撃はこの点数に値するでしょう。犯人の危険度が高すぎなので満点では無いです。

No.49 6点 塔骨虫
(2002/07/31 13:10登録)
犯人は何となくわかった。しかし、ミスディレクションにはまんまと引っ掛かってしまった。なんせ「ルパン」の愛読者だったもので。しかし、犯人わかるとこのトリックは補足的な物になるのが弱い。伏線なんかも後の館ものと比較するとちょっと不満かな。

No.48 10点 りのあ
(2002/07/31 11:10登録)
わたしがミステリに入るきっかけになってくれた本なのでとても印象深いです。読みなれてる方にはすぐトリックがわかってしまうかもしれないけど、ビギナーには鮮烈!でした。いろんな方におすすめしたい本だと思います。

No.47 9点 ギザじゅう
(2002/07/27 21:59登録)
トリック自体はたいした事ないのだが見事にやられた。
ただ、この手の作品を読みなれた人なら途中で気づくのかな?
エラリイのおまぬけぶりには笑わせてもらいました。
探偵の島田潔はあまり好きになれなかったな〜。(名前も含めて)

No.46 6点 やま
(2002/07/21 16:53登録)
いまいちかな。もっとすばらしい本はたくさんあります。

No.45 8点 流破
(2002/07/09 12:37登録)
「モーリス・ルブラン」はちょっとわかりずらいと思うな。
ミスリードのつもりなんだろうけど気づかないで読んでいた人も多いと思うし。
作品自体は非常に好きなんだけど。

No.44 8点 SHINE
(2002/07/08 23:55登録)
犯人がわかる人には分かるが、分からない人にはわからない作品(自分はわからなかった)。なぜならちょっと無理矢理だから、わからなくて当たり前。でも終わりは好きなのでいい作品でした。入門用としては最適かな。

No.43 10点 mou-mou
(2002/06/29 16:19登録)
人生変わりました。動機がありきたりだろうが犯人が分かりやすかろうが、私にとってはベスト1ミステリ。
初めて「ミステリ」というものを読んだのがこの作品ということもあって。超・個人的ですが。
読み終わった瞬間、吠えました。

No.42 9点 或人
(2002/05/24 23:41登録)
ミステリの世界に引き戻してくれた作品。やっぱり皆さんこれをキッカケにミステリ読むようになった人が多いみたいで、そう言う意味で金字塔かなと思います。ホント、たった一言で全てがひっくり返る物語は圧巻です。最初読んだときは鳥肌ものでした。確かに不自然な会話が多いけど、面白かったので9点。

No.41 4点 ミカコ
(2002/05/24 16:58登録)
あれだけのトリックを披露してくれたのに、なんであんなに動機がイマイチなんだろう?それにすぐ犯人分かっちゃった読者は多いと思う。

No.40 10点 テツロー
(2002/05/22 23:08登録)
 10年前入院中の父に「退屈なので本を持ってきてくれ」と頼まれ、僕の蔵書の中から色々持って行った。トラベルミステリや社会派はよく読んだが、ある時「十角館」を持って行ったら、次の時「読んでないがもういい」と返された。何故かと問うと「ミッシツは読めんなあ」とのこと。密室なぞ出てこんが…と思わずともピンときた。父は本格ミステリのことを「ミッシツ」と呼んでいる訳だ。やはり清張を経た人はそうなるんかなあ? 父はその1年後没したが、最後に変な思い出が出来てしまった。

 僕にとっては、充分に惹き込まれる良い作品だった。最後、探偵役が謎解きをしないのが引っ掛かることは引っ掛かるが、まあ許そうという気分になる。登場人物に語らせてる本格ミステリへの想いやスタンスが同感でき、クローズドサークルの舞台が魅力的で、そしてあの一行で見事に引っ繰り返された。本当に本格復興(ルネサンス)を謳い上げるのに相応しい作品だと思う。

 後、実は、下の方の書き込みで言われている「島の内外を見られる読者にはトリックだが、島にいる人間に対してはトリックでも何でもない」という意見、目から鱗だった。全然気付かんかった。

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