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ミステリの祭典

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柳生忍法帖(上・下)
忍法帖

作家 山田風太郎
出版日1964年01月
平均点6.83点
書評数6人

No.6 6点 いいちこ
(2021/05/26 11:33登録)
プロットの完成度は高く、冒頭・前半部分で読者を引き込んでいく力はさすが。
ただ後半に至って、幾何級数的に、ドラゴンボール的に風呂敷が拡げられた結果、面白さが半減しており、竜頭蛇尾の作品

No.5 9点 羊太郎次郎吉
(2016/11/20 07:28登録)
せがわまさきさんのコミカライズで有名なあの作品。7人の人妻と娘達が自分の親兄弟や夫の仇を打つべく奔走する歴史アクション。

ストーリー上仕方がないとはいえ、生き残りの女達が美女だらけというのは都合良すぎじゃないか?という気が。醜女が活躍するミステリーが読みたい…。

No.4 6点 itokin
(2015/01/15 13:19登録)
暴君と取り巻きの七人の忍者に残虐な方法で滅ぼされて生き残った娘たちがかたき討ちをするのを十兵衛が加勢するという物語だが沢庵和尚と千姫の登場はうなずけるとして天海僧正までもはいかにも広げ過ぎで最後のまとめで苦労されたとうかがえる。氏の力量でそれなりに楽しめたが少し長すぎるのと後半のダレで一連の忍法帖より劣るように思う。

No.3 7点 haruka
(2013/05/17 00:53登録)
「先の読めない展開」という点で甲賀忍法帖の方が面白かったが、勧善懲悪の分かりやすいストーリーと十兵衛のキャラが立っていて、長さを感じることなく最後まで楽しめた。

No.2 5点 TON2
(2013/02/13 18:49登録)
講談社文庫
 冒険活劇時代小説。7人の女たちの藩主への復讐に、柳生十兵衛が力を貸します。相手は恐るべき忍法の遣い手「会津七本槍」。しかし、十兵衛が直接手を下すことが禁じられているというところで一つの枷がかかっています。

No.1 8点 kanamori
(2010/07/07 23:30登録)
柳生十兵衛三部作の1作目。
山風忍法帖はページ分量が多い作品ほど面白いというのが定説のようです。本書も大作ですが、忍法帖と銘打たれるほど忍法が出てこない点では異色です。
千姫の命を受けた十兵衛が、7人の女性の敵討の助太刀をするというのがメインプロットで、伝奇時代小説を思わせる波乱万丈の謀略戦が読みどころ。奇想天外さがない分、往年の時代小説ファンにも抵抗なく受け入れられる内容です。

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