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ミステリの祭典

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警察庁から来た男
道警シリーズ

作家 佐々木譲
出版日2006年12月
平均点7.43点
書評数7人

No.7 7点 蟷螂の斧
(2013/02/21 21:44登録)
(タイトル・男⑧)前作「笑う警官」で道警の腐敗が一掃されたに見えたが、まだ腐敗が残っているのだろうか?警察庁から監察官が訪れたのだ。二つの事件と監察場面が交互に描かれ、いやがうえにも緊迫感が盛り上がってきます。登場人物にも個性があり、また薄野の情景もうまく描かれていて楽しめました。

No.6 8点 ZAto
(2011/04/11 00:04登録)
強大な権力を持つ警察機構のここまでの腐敗を読まされると極端な警察不信に陥るかといえばそうでもなく、むしろ、フィクションとはいえ、こういう本が普通に店頭に平積みされて広く愛読さる自由を喜ぶべきなのだという逆説も成り立つではないか。

No.5 7点 itokin
(2011/03/26 11:22登録)
派手な展開はないが、良く練られた作品だ。キャリヤの藤川が変にスーパーマンでないのが良い。

No.4 8点 HORNET
(2011/01/09 18:25登録)
 道警シリーズ第2弾。前回「うたった警官」津久井が,キャリア監察官とともに,外国人売春やぼったくりバーの見逃し事件から道警と暴力団との癒着をあぶりだします。キャリアの男が好漢で,面白かったです。佐々木譲の作品では,このシリーズが一番好きです。

No.3 7点 まさむね
(2010/10/16 21:11登録)
「笑う警官」に続く道警シリーズ第2弾。
津久井・佐伯・小島・新宮など主要な登場人物は前作とほぼ同じ。これに「警察庁から来た男」が加わり,またもやグッジョブかましてくれる。皆,かっちょいい。
警察小説好きであれば,純粋に楽しめると思う。個人的には前作の「笑う~」よりも,こちらの方がスピーディーで好み。

No.2 7点 だい様
(2009/03/04 14:13登録)
相変わらずシブイ。
主要人物が別の事件を追っていったら
最後に同じ場所に行き着く。
そんな物語。
無難に面白かったです。

No.1 8点 あびびび
(2008/10/22 13:23登録)
笑う警官の続編。また北海道警察の腐敗を暴く内容だが、
道警の登場人物はほぼ同じ。それぞれ個性を発揮して
事件を解決する。そのリアルさ、スピード感覚は映像を
見ているような感覚。

これは作者の筆力だと思うが、睡眠薬の変わりに…という
つもりだったが、400ページ近くを一気に読破。
次の日の仕事がきつかったわ。

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