home

ミステリの祭典

login
メビウスの殺人
速水三兄弟妹シリーズ

作家 我孫子武丸
出版日1990年02月
平均点6.12点
書評数48人

No.8 7点 ともやん
(2002/10/31 07:13登録)
読みやすく、かなりさくさく読めた。
ストーリー、オチもよかったのだが、
メモのオチだけは……

No.7 7点 HS
(2002/10/15 16:07登録)
我孫子さんの作品の中で、好きな作品です。速水三兄弟シリーズは、テンポが良く大好きです。

No.6 8点 ギザじゅう
(2002/08/09 00:26登録)
はじめから犯人がわかっていながら最後の最後にあの仕掛け!やられた。
ミッシング・リンクを探すのも非常におもしろい。
『0の殺人』の時にも思ったけど、読み終わった後になって、タイトルに納得。

No.5 10点 テツロー
(2002/03/11 23:40登録)
 新本格第1期作品群の中でもベストの一つである。
 犯人側のストーリーと探偵側のストーリーが、最初は交わらず平行して進み、やがて小さな接触を繰り返しながら、最後に一本の線になって解決になだれ込んでゆく。岡嶋二人の「殺人!ザ・東京ドーム」と同じような筋立てで、両作品とも何度も何度も再読しているが、それでも飽きない。
 また、犯人が探偵(慎二)を認識し、「こいつに勝たなければいけない」と個人的に闘志を燃やすあたり、古き良き探偵小説時代の「名探偵VS名犯人」という懐かしくも楽しいうれしい感慨を蘇らせてくれた。もっとも、慎二の方は全然犯人を認識してないが(笑)
 ラスト、キャラクターそれぞれのその後を描写した短いセンテンスの連続も、「狂っているのは犯人一人だけで、世間はもう元通りだよ」と言ってるようで、サイコ物礼讃に反対の僕にとっては、理想の結末だった。
 お勧めの点はほんとにたくさん。これは良かった。

No.4 8点 由良小三郎
(2002/01/28 23:55登録)
速水兄弟のシリーズでは1番いいと思います。3人兄弟という設定があまりよくなくて末っ子のいちおが、活躍しないで、長男・次男のコンビがいいのかと思います。

No.3 8点 wataru
(2001/10/14 21:41登録)
最初に犯人の名前が分かってるのに、最後の意外な真相。う〜ん、面白いです。あの数字は、読んでる最中、ずっとチェスの駒の進め方を書いてて、勝負をしてるんだと思ってました。しかも、かなり自信持って…(笑)

No.2 9点 BEAN
(2001/09/21 01:28登録)
スラップスティック版『殺戮にいたる病』との事だが、どちらもすばらしい。
続編(シリーズ長編)が出たらいいなぁ…

No.1 9点 すー
(2001/04/01 20:41登録)
「九尾の猫」より好きかも。

48中の書評を表示しています 41 - 48