ターン 「時」の3部作・2 |
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作家 | 北村薫 |
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出版日 | 1997年08月 |
平均点 | 6.85点 |
書評数 | 20人 |
No.20 | 5点 | ボナンザ | |
(2021/03/28 21:30登録) 前作に引き続き、北村の描く女主人公のキャラクターに負うところの大きい作品だったと思う。どんな題材でも北村作品らしく仕上げるのは流石というかワンパターンというか。 |
No.19 | 7点 | yoneppi | |
(2011/02/20 13:36登録) シンプルな内容だけどかなり楽しめた。ラストはちょっと誤魔化された感じもするけど、サラッと読めて満足できる良作。 |
No.18 | 6点 | こもと | |
(2008/03/12 07:51登録) 一作目の「スキップ」にも共通するのだが、主人公の潔さがとても良い。 もちろんその中には、時間に置いていかれた自分の境遇に対する、愚痴、不満、もどかしさ等が混在する。 でも、自分の状況を受け入れて道を拓こうとする、前向きな姿勢が素敵なのだ。 気になるのは、ラストシーンの曖昧さ。 電話をかけてきたような男性が身近にいたら、私だってそりゃ惚れるよ、絶対(コラ!) |
No.17 | 7点 | vivi | |
(2008/03/11 20:31登録) 独特な世界観と、強い女性、透明感のある文体。 北村作品らしい物語でした。 「くるりん」の世界で色々試してみる主人公の姿、 サバイバルものって感じで、一緒に楽しんでました(^^) ああいう世界でも、読書は続けられるから、 私なら図書館にどっぷりかも(笑) そして、一本の電話からの恋物語、いいですね~。 受話器にタオルをかけるシーン、ぐっときました。 ハッピーエンドだし、素敵な作品です。 でも・・・非常にロジカルなんだけど、ミステリじゃないかも。 |
No.16 | 6点 | なの | |
(2007/06/23 19:34登録) 設定は面白いんですけど・・・何でしょう?この薄さは? 北村先生、文章は巧みなんですけど展開微妙ですよ。 |
No.15 | 7点 | 綾香 | |
(2004/08/22 13:11登録) 前半はダラダラ続いて読むのが憂鬱だったけど、中盤からはスムーズに読めた。キレイにHAPPYENDに終わって後味がいい作品だった。 |
No.14 | 7点 | Ryu | |
(2004/08/19 23:37登録) 結構後味の良い作品だったと思う。 |
No.13 | 5点 | バファックス | |
(2004/07/03 02:18登録) 妄想だったはずなのに、妄想じゃなくなる。だから、2人称なのか? 男の妄想にしては、ヒールが弱すぎる。 |
No.12 | 5点 | ぶんぶん | |
(2004/02/07 22:03登録) 「スキップ」を読んだすぐ後に読んだのですが個人的には「スキップ」の方が好きです。こっちはなんかつまらなかった。 |
No.11 | 6点 | 884 | |
(2004/01/12 10:04登録) 序盤つまらない一人語りが長々と続いて辟易したあたりで話が進みはじめます。あのあたりは序だからもっとスリムにしてくれた方がありがたいんですけどね。一人問答もフリだったみたいです。 中盤からしばらくはわりとおもしろいです。ただ「くるりん」の中にもう一人ぶちこむ必要があったのかには疑問符がつきますが。 どうも人と同じ感想しか持ってないみたいですね(笑)。 |
No.10 | 7点 | ばやし | |
(2004/01/11 18:16登録) 初めて読んだ北村薫の作品です^^最初は訳わかんなくて一度は挫折しましたが一気に読んでみてかなりおもしろかったですね〜でも暗くないかこの小説??登場人物少ないし(笑) |
No.9 | 7点 | alchera | |
(2003/02/18 22:16登録) やはり皆さん同じですね。前半3分の1はとても読みにくかったです。その後はずっと良い話が続く。「ああ、やっぱり北村薫だなあ」と思いながら読んでいました。彼は考えることが変わっていますねー。まず生ゴミの問題を考えるとは。 でもラストが嫌いでした。あの男が出てきた時点でもういや。「いかにも」な人物だったから。しかもそんないかにもな人物が、ああいう(悠長な)行動をとるとはわたしには思えません。 何も事件がないままハッピーエンドになってくれればわたしも好きになれたのに。 |
No.8 | 8点 | のり | |
(2002/02/07 04:13登録) 「君は〜」っていうのが最後までムカつきましたが、なんか癒されました。 |
No.7 | 1点 | 金具 | |
(2001/08/10 15:59登録) 残念ながら「良い話」の域をこえられなかったな |
No.6 | 9点 | Nakatz | |
(2001/06/20 09:40登録) 物語の大半は主人公の日常生活(いつまでも同じ「日」を繰り返している、という 特異さはあるけれど)に関する描写ですが、北村薫の手にかかると、そんな他愛のない 描写もスマートなものに映る。最後で少しはらはらさせられる部分もあるけれど、 物語自体はハッピーエンドを迎えるので、読後感は非常に良かったです。 |
No.5 | 9点 | 小太郎 | |
(2001/06/14 13:13登録) 何度も何度もかみしめて読みたくなるような傑作。 |
No.4 | 8点 | れん | |
(2001/06/02 18:12登録) 二人称については他の方と同じ感想です。 でも希望のあるラストがとても素敵でした。 |
No.3 | 9点 | 久能 | |
(2001/05/19 00:42登録) 僕も最初の部分に戸惑いました。いや、どちらかというと嫌悪感に近かったような気がします。 でも途中で、かかってくる筈のない電話が鳴ってから、もう止められなくなってしまいました。(笑) |
No.2 | 9点 | さわ | |
(2001/05/16 11:20登録) わたしも二人称に初めとまどった。 慣れちゃえばサクサク読めましたが。 ラスト、好きですね。 |
No.1 | 9点 | 葉 | |
(2001/04/21 23:34登録) 二人称の文体にはじめ少しとまどいましたが そこはやはり北村薫!伏線の見事さに溜息。 スキップよりもこちらの結末のほうが好き(^^) |