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ミステリの祭典

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クラインの壷

作家 岡嶋二人
出版日1989年10月
平均点7.58点
書評数71人

No.11 9点 ろん
(2003/08/22 10:02登録)
発刊当時であれば10点満点だったかも知れません。しかし、現代においても十分通用するストーリーですね。
作品の面白さとテンポの良さ、そして仮想現実の恐ろしさが見事にはまりました。

No.10 9点 ハッチ
(2003/08/17 23:43登録)
当時この作品で解散、と聞いてえらくショックを受けた記憶があります。今でも早すぎた天才と思っていますが、この作品に関しては特にその思いが強いです。最初から最後まで引き込まれたままでした。オススメです。

No.9 7点 えむ
(2003/07/29 04:59登録)
みなさんがご指摘のように、発表された時期を考えると
感心する。
自分が読むのが遅かったのは残念だが、いまでも十分楽しめる作品である。

No.8 10点 kenichi
(2003/06/30 00:12登録)
ドラマ「世にも奇妙な物語」でこういうバーチャルリアリティな世界がありふれてしまいましたが、そういうのを見る前に読んだんで、かなり好きですね。

No.7 9点 The Least 100sec
(2003/06/23 03:48登録)
こういう話、好きですね〜
ただ、最近はこういう話も多いので、先がよめてしまったのが残念。
リアルタイムで読んでれば、間違いなく10点かな!

No.6 10点 ギザじゅう
(2003/03/15 20:55登録)
現実と虚構の交錯。
「コントロールできるうちに、逃げろ。」
お、おそろしい・・・。
だいたい予想できそうな話だけど、ここまで見せるのはすごい!『クラインの壺』に捕まらずに読むのは無理やな。

No.5 9点 YAMA
(2002/10/26 14:27登録)
今から10年近く前に読んだのですが、読み終わった時、すごく怖かったのを憶えています。それだけ物語りに引き込まれていたって事でしょうね。

No.4 9点 寝呆眼子
(2002/08/29 21:15登録)
この作品でコンビ解消、と聞いて、とってもショックを受けた作品です。当時、ハードカバーを買う資金力はなかったのですが、無理して買って読みました。でも、それだけの価値(おもしろさ)はあったと思っています。

No.3 9点 ドクター7
(2002/05/29 20:31登録)
この作品を読み終わった後、ある有名映画を思い出した。それでも、下の方が書かれているとおり、この作品が発表された時期を考えるとすごいものだと思います。皮肉なことに、私が読んだことのある岡嶋作品のなかでは1番の評価。エンディングも好みです。読後しばらく経っても忘れないだけの力があると思います。

No.2 6点 フレディ
(2002/04/03 09:43登録)
 つい最近読んだのだが、今読むとありがちな話。だがこれが十数年前の作品ということを考えるとスゴイと思う。その当時に読みたかった。しかし、他の作品も読んでみたいと思わせてくれるだけのモノはあった。

No.1 9点 由良小三郎
(2002/03/29 21:30登録)
非常に好きな話です。自分を見失うという結末が、ややありがちな気もしますが、無意識な悪意みたいなものにつきあわされた主人公の気持ちがわかるような気がしました。途中のサスペンスの部分も非常にいいと思います。

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