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ミステリの祭典

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透明な螺旋
探偵ガリレオシリーズ

作家 東野圭吾
出版日2021年09月
平均点4.33点
書評数3人

No.3 4点 mozart
(2023/09/24 08:35登録)
(かなり前に)発刊後すぐに読みました。ガリレオシリーズが好きなので期待して読み始めたのですが……。湯川の過去が明かされるわけですがこういうのはちょっと……残念な印象が強かったです。カッコウの卵もそうですが、この作者は「生まれついての能力差」なるものに何か特別な思い入れがあるのかも。

No.2 4点 suzuka
(2022/10/15 21:08登録)
何も考えずに読めば、人間ドラマメインのミステリーとしてそこそこ面白いかもしれませんが、ガリレオシリーズとして読むと期待値との落差が大きいかなと。
あと湯川先生がストーリーに深く関わってきますが、やはり先生には純粋な探偵ポジションでいてもらった方がいいですね。

No.1 5点 文生
(2021/09/09 14:09登録)
今回は湯川自身が事件の関係者として警察にマークされ、その点も含めて事件の裏の人間関係が結構複雑なのが読みどころ。それが徐々に明らかになっていく展開には一応の面白さはあります。
しかし、警察の捜査が話の大半を占め、トリックや華麗な推理といった要素は皆無なので本格というより、警察小説を読んでいるような感じです。いつもの湯川シリーズを期待していた人は間違いなくガッカリするでしょう。

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