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ミステリの祭典

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わが師はサタン
旧版は鷹見緋沙子名義で刊行

作家 天藤真
出版日1975年01月
平均点5.00点
書評数6人

No.6 5点 ボナンザ
(2021/10/16 22:14登録)
天藤作品らしくコミカルながらぶっ飛んだ展開で付いていくのは中々大変。

No.5 5点 虫暮部
(2021/04/10 12:45登録)
 予想を裏切るストーリー展開は良いけれど、辿り着く真相があまり面白くない。“丸ごと偽装だった”ってのをやり過ぎるとこうなる、と私は思う。
 第二の目標は友人経由で選ばれたのに、それが黒幕にとって都合の良い人物であるのはおかしい。彼女は相手に協力しているわけで、心情的に一貫していない、もしくは記述不足。暗闇の中で手に触れただけで性別を確信出来る……のはまぁ、ミステリと言うファンタジー世界ゆえだと大目に見てもいいか。

No.4 5点 E
(2010/04/26 00:16登録)
天藤氏の中であまり好きになれなかった作品。
黒魔術という所からもあるが、ややグロティスクな部分もあるので・・・
人物達も「えぇぇ・・・」と脱力してしまう所があった。

No.3 5点 江守森江
(2009/10/07 06:07登録)
名義が共用ペンネームな作品なので作者の持つイメージとは遠い作品。
天藤真らしさを感じさせないのだから懐が深いと褒めたい所だが、作者に求めているテイストでは無いので作品自体は褒められない。
全集に収録されて嬉しいやら残念やら複雑な読後だった。

No.2 5点 VOLKS
(2008/02/09 19:52登録)
登場人物達の行動には共感出来ず。謎解き部分でももう1つ理解出来ない部分が多く、後味もスッキリしなかったのが残念。

No.1 5点 Tetchy
(2008/02/05 23:10登録)
本書は発表当時、鷹見緋沙子名義で発表され、長らく幻の覆面作家の作品とされていたが、大谷羊太郎、草野唯雄、天藤真の共用ペンネームである事が発覚。
そしてこの作品は天藤真の手になる物。
だからかもしれないが、オカルトテイストのストーリーに正直面食らった。
結構鬼畜系の登場人物が出てくるし、後味は悪い。

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