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ミステリの祭典

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重力ピエロ

作家 伊坂幸太郎
出版日2003年04月
平均点5.70点
書評数54人

No.14 6点 shige-tee
(2007/06/26 18:48登録)
伊坂さんの作品は初めてだったのだが、こ洒落た文章が印象的ミステリーとしては最後にうまくまとまっているがきれいにまとまりすぎた印象です。結構いろいろ複雑に入り組んではいると思いますが展開は簡単に読めます。ちょっと伏線が張られすぎか?途中でストーリーがきれいに解けてしまいました。
とりあえず読み物としては楽しめたので他の作品も読んでみたいと思います。

No.13 6点 なの
(2007/06/23 19:21登録)
面白かったんですが・・・私も放火が許せません。
いくら細心の注意を払っても、どのような被害になるか分からないのに。
火災被害体験者としては、どうしても嫌悪感が。
作品的には「楽しめた」ので6点。

No.12 6点 sophia
(2005/05/16 02:18登録)
殺人の件に関しては目を瞑ろう。
だが放火は許容できません。
善良な市民の財産や生命を脅かすのは許しがたい。
博物的には勉強になるし、メッセージ性も強い作品だが、上記の点だけが不満。

No.11 6点 Q
(2005/05/14 17:35登録)
オサレだと思う。
さわやかだと思う。

ただこういった小説を耽溺している人種には
近づきたくない。

No.10 5点 ROCK MUTANT
(2004/12/23 00:42登録)
すごく期待して読んだ分、少々期待外れだった。よい話だとは思うが、みなさんが言われている様にミステリーとしては簡単すぎる。「陽気なギャングが〜」の方が上だろう。

No.9 3点 バファックス
(2004/07/03 00:07登録)
しゃべり方が鬱陶しいというか、引いてしまうというか。読んでて辛いんです。ページを繰る手が重いんです。

No.8 8点 SD
(2004/05/24 22:25登録)
登場人物が全て魅力的・・・だけど登場人物同士のやりとりを見ているとどれも同じ様にしゃれた会話ばかりするので違和感を感じる人も多いと思う。 ありきたりなミステリではなく色々な事を考えさせてくれる作品。 久々に全作品を読んでいきたいと思える作者に出会った気がする。

No.7 5点 でんぷん
(2004/03/31 22:03登録)
なにが面白いのかよくわからない、あたりさわりのない作品。展開が読めるのでいまいち。

No.6 5点 りえ
(2004/03/18 21:33登録)
うんちく盛りだくさん。先が読めて犯人がすぐ分かってしまう。だけど兄弟のかけあいが面白くて、結局最後まで読んでしまった。主人公以外のキャラクターは魅力的だと思う。

No.5 6点 k−t
(2004/02/24 14:59登録)
独特のさわやかな雰囲気がいいと言う人もいるでしょうけど、どうも私には人間味が感じられなかった。
文体もお洒落な感じだが、どうにも理屈っぽく感じてしまう。ミステリ的には皆さんが書いてる通り、途中で読めてしまい、そのままラストまで行ってしまいます。でもこの水の流れのような雰囲気が重い題材を柔らかく包んでいるのもたしか。好みの別れる作品だと思います

No.4 4点 エイドリアン・アドニス
(2004/02/14 22:42登録)
あまりの好評にかなり期待して読みましたが、いまいちでした。その理由は、
1、先の読めるストーリー。
2、漫画的なキャラ設定。
3、オリジナリティのないエピソードの数々。
ミステリーではないのは確かだけど、人間ドラマとしても薄味。映画化されそうな気もしました。

No.3 8点 深壬
(2004/01/23 14:37登録)
 かなり久しぶりに嬉しくなった作品でした。はっきり言って、「ミステリー」で読まない方がいい、かと。ミステリーとしては、先が読めてしまった点が残念。伏線もありきたり、に近い。
 それでも、この物語に出てくる登場人物を、読んでみるだけの価値がある。
 小説 と、いう物の原点が(出てくる人物が、物語を作り上げる)見え隠れする。そんな、作品。

No.2 10点 しゃんてん
(2004/01/13 09:06登録)
 ファンタジックなミステリー。主人公はサラリーマン。母がレイプされた結果生まれた弟と、癌の父親を持っている。途中途中に、主人公の過去の思い出話が語られる。
 語り口調は、とぼけているような、ふざけているような。ユーモアらしきものが混じる。登場人物は奇妙で、本当だったら醜悪で嫌らしい部分を書いているのに、主人公の語り口調のせいか、醜悪な感じがしない。読み進めていくうちに、どこが奇妙かはうまく説明できないけど奇妙な、しかし、妙に現実味を帯びた、でもやっぱりどこか浮世離れした世界に引き込まれる。(いったい私は何を書いているのだろう?)
 ラストには、思わず涙を流した。感動してしまった。とにかく素敵だ。主人公とその弟の出した結論には、個人的には賛成しかねる。だが、にもかかわらず感動してしまう。
 この小説はすごい! 伊坂幸太郎氏にはこれからも注目していきたい。今後、京極夏彦や東野圭吾氏以上の大物になってほしい。

No.1 7点 ハスゴン
(2004/01/11 23:27登録)
遺伝子というテーマと放火魔をからめた作品だが、兄弟のキャラクターがとても素晴らしい。特に僕は兄なので
弟を思う兄の目線で楽しめました。もちろん女性の方も
母がいい感じで出てくるのでその目線で読んでみてはいかが?

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