皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
akkta2007さん |
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平均点: 7.44点 | 書評数: 133件 |
No.113 | 9点 | 白銀ジャック- 東野圭吾 | 2010/10/18 19:58 |
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うん!やっぱり東野作品おもしろい。
ストーリーの展開、文書の流れ等、さすがである。 スキーシーズンを前に納得のできる作品であった。 |
No.112 | 5点 | 日本ダービー殺人事件- 西村京太郎 | 2010/01/24 21:41 |
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西村京太郎の作品の中でも今回のは・・・・少し変わった感じの物語であった。年代的に古い作品であるからだろうか?とも思ったりしたが、それでも解決間際の事件が2転3転するあたりは面白かった!競馬にはあまり興味がないが・・・ |
No.111 | 6点 | 悼む人- 天童荒太 | 2010/01/24 21:32 |
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ミステリーとは言えないかも知れないが・・・
直木賞を取った作品であり、夢中で読み進めた。 結果、宗教的な物語?とも思いもしたが・・・「悼む」ことを続け先へ先へと進む主人公の思いが旨く書かれてある作品であった。 違和感を超える読み応えのある長編であった。 |
No.110 | 7点 | ソウルケイジ- 誉田哲也 | 2010/01/24 21:20 |
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「ストロベリーナイト」に続く続編的な感じの作品である。
物語の展開がよく、また登場人物の関係もとても読みやすい。 そして何より殺人事件の描き方にはやはりすごいものがあると思う。間違いなく夢中になれる作品である。 |
No.109 | 8点 | 借金取りの王子- 垣根涼介 | 2010/01/24 21:10 |
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「君たちに明日はない」に続く続編の短編集である。
前編同様、とても面白かった! 中でも印象に残ったのは、題名にもある「借金取りの王子」であった。 被面接者である主人公の過去の生き様とこれからの生き方、また関係する人々との人間模様が非常に旨く描かれており、内容的には、「前作よりいいのでは」とも感じた。 しかしながら、短編集ということもあってこの得点! 面白いことには間違いなし! |
No.108 | 9点 | 君たちに明日はない- 垣根涼介 | 2010/01/24 20:58 |
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山本周五郎賞受賞の大変面白い作品であった。
一般企業からの依頼を受け、社員の退職斡旋にかかわり、様々な人々との関係を面白可笑しく描いていく・・・ 依頼人は次々と変わっていくが、物語は続く・・・その当たりにも著者の鋭さを感じた。 いわゆる「リストラ」を主にした作品であるが、重たい雰囲気もなく、非常に楽しい作品であった。 |
No.107 | 6点 | ガリレオの苦悩- 東野圭吾 | 2010/01/24 20:34 |
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ガリレオシリーズの短編集であった。
どの内容もそれぞれにまとまりがあり、納得できた。 中でも「操縦る」が面白かった。 どの短編も非常に読みやすかった! |
No.106 | 8点 | 聖女の救済- 東野圭吾 | 2010/01/24 20:30 |
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トリックの内容に大満足!
非現実的でなかなか思い付かない展開ではないだろうか? 物語の展開、読みやすさなど、さすが東野作品である。 |
No.105 | 9点 | カッコウの卵は誰のもの- 東野圭吾 | 2010/01/24 09:13 |
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さすが、東野作品!今回もとても面白かった。
スキーの元日本代表オリンピック選手・緋田、その娘である風美。この二人の父娘には、他人には知られたくない秘密がある。 緋田の妻の自殺から始まり、出生の謎が浮かんでくる。 色んな人たちの複雑な関係が絡まって物語が展開される。 ひとつの事件を元に、血液型、骨髄移植等、様々な進展があり、わくわくしながら読み進めることになる。 ま今年はオリンピックイヤー。 今読むには丁度いい一冊であり、納得しながら読める作品である。 |
No.104 | 9点 | ほかならぬ人へ- 白石一文 | 2010/01/14 20:09 |
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何気なくふと目にして読み始めた作品であったが・・・
最後まで一気に読んでしまった。 ミステリーとは言えないかも知れないが・・・夢中になること間違いなし! 中でも「ベストの相手が見つかったときは、この人に間違いないっていう明らかな証拠があるんだ」「人間の人生は、死ぬ前最後の一日でもいいから、そういうベストを見つけられたら成功なんだよ。」読んでいてなるほどなと思えた瞬間であった。 第142回の直木賞受賞作品である。 |
No.103 | 9点 | ストロベリーナイト- 誉田哲也 | 2009/11/09 13:00 |
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姫川玲子シリーズの第一作である。
物語の道筋、組み立て、展開が非常に良いと思う。 個性的な刑事が数多く描き出され、その一人一人にそれぞれの個性があり、いい味を出しており、非常に面白い。 夢中になって読み進めることが出来る。 物語が目に見えるような感じである。 また、猟奇的殺人事件の描写の書き方にも驚かされる。 シーンの生々しさが、そのまま伝わってくるような感じである。 間違いなく、面白く、納得の出来る作品である。 |
No.102 | 9点 | 新参者- 東野圭吾 | 2009/10/16 19:01 |
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ちょっと変わった感じのミステリーであった。
短編集?と思いつつ読み続けるが、物語はつながっている! 東野作品にはお馴染みの「加賀刑事」・・・家族の様々な問題や人間関係など・・・ 江戸情緒の街角、日本橋を舞台に,次々と問題解決へと導いていく! 間違いなく夢中になってしまう、人情味あふれる物語である。 |
No.101 | 8点 | TENGU- 柴田哲孝 | 2009/09/04 12:39 |
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死を目前にした元警察職員の依頼によって、ジャーナリストの主人公は、過去に起きた連続殺人事件に再び向き合うこととなる。天狗の仕業とされたその事件の真犯人はいったい誰だったのか?そして何かを知っていたはずの目の見えない美しい女性の行方は?
物語の流れがとてもよいと思う。過去の場面から現代の真実に少しずつ近づいていく様子が鮮明に見えてくるようで・・・なんとも言えず面白い。 読み始めると、ついつい先が気になって仕方がない作品であった。 |
No.100 | 6点 | パラドックス13- 東野圭吾 | 2009/09/03 20:19 |
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「運命の13秒」まさにそのとおりでは、あったが・・・・
個人的には、なんとなく好きになれない内容であった。しかし、“文明の中で生きてきた人間が、文明が突然なくなった世界で何を考え、どう行動するのか”―ということを頭の中で考えながら読むと、違った意味で、面白い小説だと思う。 “P-13現象”とは何か?、なぜ13人は生き延びたのだろうか?もう一度じっくり読み直すと楽しめそうな作品であった。 東野作品、読みやすさはやはり健在である。 |
No.99 | 9点 | 汝の名- 明野照葉 | 2009/09/03 12:57 |
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性格が全く違う対照的な2人の女性(陶子と久恵)が登場するミステリーというよりも、サスペンスに近い作品であった。
女の情念というか容姿へのコンプレックス等に対する描写が読んでいて非常に上手いなと何度も思った。 作品の展開の中で、亮介に心を奪われてからの2人の関係の変化と物語の進展、進み具合にはとても感心した。 男勝りの気性(陶子)ではあるが、本当に恋をする設定などはこの作者ならではのうまい書き方であると思う。 必ずしも陶子の生き方が勝ち組ではないということなんであろうが・・・・ 本作で出てくるESTの業務内容は、なんかすぐそこに本当に実在してそうな感じであった。 薬物使用はもちろんのこと、久恵が老人を手玉に取る過程は現実味を感じさせる、ゾクゾクさせるような展開であった。 それにしても作品の途中の展開はある程度予想出来たが、最後の結末までは読みきれなかった。 “女はこわい”と認識を深めた1冊であり、非常に満足できた作品であった。 |
No.98 | 5点 | 殺人現場は雲の上- 東野圭吾 | 2009/02/13 12:58 |
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A子とB子の関係はとても面白いと思う。
物語全体としては、う~んどうなんだろう? スチュワ-デスの職業を描くのは難しいのだろうか? |
No.97 | 8点 | 讐雨- 堂場瞬一 | 2009/01/12 21:57 |
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連続少女誘拐殺人事件の犯人「間島」を逮捕し、解散が目の前に迫った操作本部。最後の裏づけ操作を担当し、帰宅途中の成沢の車が・・・爆破に巻き込まれる・・・新たな事件が発生する。
読みやすく、どんどん引き込まれていく内容である。 一気に読み終えて、満足!満足! |
No.96 | 8点 | 帰郷- 堂場瞬一 | 2009/01/12 21:43 |
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刑事・鳴沢了シリーズの第5話目の物語である。
父の遣り残した未解決事件への挑戦・・・ すぐそこまで来ている時効の成立・・・・ ハラハラ、ドキドキしながら読み進めていった物語であった。 |
No.95 | 6点 | 愛と殺意の伊豆踊り子ライン- 西村京太郎 | 2009/01/12 21:29 |
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伊豆半島が舞台として書かれた短編集である。
それぞれの作品の中でそれぞれの主人公が旨く配置され、物語が展開され解決される。どれひとつとっても納得できる作品である。 |
No.94 | 9点 | 告白- 湊かなえ | 2009/01/12 21:16 |
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展開が非常によい。
それぞれの章で、それぞれの違う人物描写で物語が進められるのだが・・・最終的にはきれいにまとまる。今までにあまり読んだことのないような作品であった。 内容的にも登場人物の感情が旨く伝えられ、ついつい先が気になってしまう、納得のできる作品であった。 |