皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
VOLKSさん |
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平均点: 6.75点 | 書評数: 351件 |
No.18 | 8点 | ホワイトラビット- 伊坂幸太郎 | 2018/11/30 13:25 |
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面白い!
黒澤さんがお元気そうで何より(笑) 伊坂作品は、どうしてこうも不思議な仕事の人が多いのか、どうしてこんな仕事が仕事として成り立つのか… そこんところは置いといて、とにかく自分の日常には起こり得ない(起こってもらっちゃー困るけど)ストーリーがとても楽しめた。 |
No.17 | 7点 | マリアビートル- 伊坂幸太郎 | 2018/11/02 13:48 |
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かなり楽しめましたが、なんだかとても「疲れる」作品でした(笑)
蜜柑と檸檬、好きなキャラクターだったのに… 天道虫、この人すごいなー、友達だったら嬉しいです(笑) 木村、「伝説の木村」に敬意を表します 槿、颯爽と再登場に拍手 王子、こいつだけは許せない! |
No.16 | 7点 | 死神の浮力- 伊坂幸太郎 | 2018/07/10 11:23 |
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疲れた(笑)
肩に力が入ったまま読んでいたのか、とにかく疲れた(笑) それだけ物語に、いや千葉に?、いや山野辺ににも、魅力があったように思う。 山野辺の父親との関係、父子の会話、父から息子への吐露のくだりがとても良かった。 を、踏まえての今の山野辺なんだなー、という設定も丁寧に感じた。 娘を殺された夫婦の心情そのままの復讐劇では重すぎるところ、とにかく的外れな千葉に何度も救われた(笑) |
No.15 | 5点 | SOSの猿- 伊坂幸太郎 | 2010/11/12 02:47 |
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2人の視点から交互にストーリーを進め、パズルをはめ込んでいくように1つの物語に仕上げるといった手法は氏ならでは、といった感じがした。
「悪魔払い」という着眼点には「そうきたか(笑)」とニヤッとさせられた。 |
No.14 | 6点 | モダンタイムス- 伊坂幸太郎 | 2010/09/14 13:18 |
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内容をすっかり忘れてしまったので、ちょっとぶりに再読。
読み始めてすぐに「あぁ、痛い話だったっけ」と思い出す。 伊坂節は好きだけど、長編のわりにはなんだかあまりインパクトがなくまとまらない感じ。 ラストは少しホッとしたけれど。 映像化するならば、異様に強い妻はシエンナ・ギロリーでお願いしたい(外人かよっ・・・) |
No.13 | 8点 | 死神の精度- 伊坂幸太郎 | 2008/12/10 09:48 |
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これまた氏らしい一風変わった設定の短編集。
笑い有り、涙有り、また全編どれも読みやすく面白かった。 登場人物たちの個性も際立っていて良い。 「神」という存在を語る作品としてどうか、という視点からみると不愉快になるが、ただ読み物として捉えれば気軽に読める。 |
No.12 | 6点 | 終末のフール- 伊坂幸太郎 | 2008/12/10 09:33 |
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氏の作品らしく、変わった設定のもとで話が展開していく短編集。
ほんわかする話もあるし、随所に笑いどころも散りばめられているのだが、行き着くところは見えているのでやはり胸にモヤモヤしたものが残る読後感。 |
No.11 | 6点 | ゴールデンスランバー- 伊坂幸太郎 | 2008/10/28 23:51 |
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なんだか救われない、というのが読み終えた瞬間の感想で少々残念だった。 |
No.10 | 6点 | 魔王- 伊坂幸太郎 | 2008/08/23 18:28 |
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男兄弟という主人公設定が他の作品群とダブル感じはあったがこれは全く別物で、メッセージ性は強いが斬新さに欠ける気がした。政治色が強く出ているのも気になる。が、シューベルトの魔王というチョイスは素晴らしいと感じた。 |
No.9 | 7点 | 重力ピエロ- 伊坂幸太郎 | 2008/07/22 11:12 |
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難しい題材に取り組んだ作品。どういった過程で、どういった文体で、どういったエンディングを迎えるのか、最後まで興味深く読むことが出来た。評価、好みはそれぞれに分かれるだろう。
他の作品の登場人物が、ゲスト的に作中に現れたのが嬉しかった。 |
No.8 | 7点 | アヒルと鴨のコインロッカー- 伊坂幸太郎 | 2008/07/12 16:22 |
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作者特有の軽いノリで仕上げてあるも、内容はかなり悲しい作品。ラストに証される謎の数々には素直に「おぉ」と感嘆出来た。
この内容の小説にこのタイトルをもってくる経緯とセンスには、脱帽。 |
No.7 | 9点 | 陽気なギャングの日常と襲撃- 伊坂幸太郎 | 2008/06/26 21:25 |
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伊坂氏の作品、特に前作のギャング4人組が好きなのでこの点数。更に、雑誌に掲載されていた内容とはかなり差し替えてあるので2度楽しめる。
相変わらずの4人組、プラス祥子さんタダシくんも健在で、登場人物達の会話遊びも面白い。今回は「銀行強盗」に加えて「人助け」騒動。伊坂氏得意のパズルが最後にはぴたっとはまって、気持ちいい1作。 |
No.6 | 8点 | フィッシュストーリー- 伊坂幸太郎 | 2008/05/31 17:51 |
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収録作品
「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」 ミステリィ度はいつもの如く低いが(笑)どの作品もちょっとしたエッセンスが効いていて小気味よい感じ。特に氏の作品「ラッシュライフ」で活躍をした「黒沢」が登場する「サクリファイス」「ポテチ」では、再びあの男に会えたことが嬉しく感じる。 短編なのでどれも手軽に読める作品だったが、そこに颯爽と現れた個性豊かな登場人物達は、どれも短編で終わるには惜しい人物達。またいつか、どこか別の作品で再会出来るのが楽しみ。 |
No.5 | 8点 | オーデュボンの祈り- 伊坂幸太郎 | 2008/05/02 20:46 |
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不思議な感覚の持ち主達が住む島。読み進めていくうちに、主人公同様に読者もその「不思議」を受け入れ初めている。
伊坂作品の原点、さすがに面白かった。 |
No.4 | 8点 | ラッシュライフ- 伊坂幸太郎 | 2008/04/26 16:15 |
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非常に面白いパズルだった。 |
No.3 | 8点 | チルドレン- 伊坂幸太郎 | 2008/04/11 23:48 |
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単純に楽しめる作品。
伊坂氏の味付けが好きな1ファンとしては、どこかで読んだような登場人物達も全く苦にならず、むしろ拍手モノ。 |
No.2 | 9点 | 砂漠- 伊坂幸太郎 | 2008/03/27 21:39 |
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ミステリィではないが、小説として面白かった。
主人公とその彼女以外は、かなりの個性派揃い。でも「有り得ない」と頭ごなしに言い切ってしまうにはあまありに勿体ない、素晴らしい登場人物に感じた。 特に西嶋、キミが好きだ。 |
No.1 | 8点 | 陽気なギャングが地球を回す- 伊坂幸太郎 | 2008/03/04 16:14 |
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単純に面白かったのと、登場人物達が魅力的。
ミステリィの括りに入るかどうかは疑問だが、読み物としては笑いどころ満載で楽しめた。 映画も観ようか、という気になった。 |