皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
sophiaさん |
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平均点: 6.94点 | 書評数: 370件 |
No.9 | 8点 | 煙の殺意- 泡坂妻夫 | 2019/11/24 00:18 |
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ジェノサイドあり、カニバリズムあり、死体の解体描写ありで、なかなかにブラックな短編集でした。亜愛一郎シリーズのようなファニーな雰囲気を想像していたので衝撃を受けました。「狐の面」と「歯と胴」だけがややいまいちで、後は全部面白かったです。「閏の花嫁」はトラウマになりそうです。 |
No.8 | 9点 | 奇術探偵 曾我佳城全集- 泡坂妻夫 | 2019/05/30 19:41 |
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単行本を読みました。タイトルから想像していたのとは違ってHowよりもWhyが柱になった作品が多い印象です。全22話玉石混交ではあるんですが、奇術という著者ならではのテーマでこれだけの作品を取りそろえたところは評価に値します。白眉は「ビルチューブ」です。他には「シンブルの味」「消える銃弾」「花火と銃声」「真珠夫人」も出来がいい。佳城の推理は冴えていますが、伝説の奇術師の手並みを見せてくれる話がもっと欲しかったところです。ラストはどう評価したものか。伏線となったあるエピソードもねえ。「湖底のまつり」然り、この方の叙述トリックはあざとくてどうも苦手なんですよね。 |
No.7 | 8点 | しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術- 泡坂妻夫 | 2016/05/31 22:40 |
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内容が凄いわけではないのですが、これは凄い。 |
No.6 | 9点 | 乱れからくり- 泡坂妻夫 | 2016/05/27 18:08 |
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玩具の解説や玩具の歴史的な部分は飛ばし読みしていかないとなかなかきついことになります。しかし宇内さんは有能すぎです。警察は惜しい人材を失いましたね。 |
No.5 | 8点 | 亜愛一郎の逃亡- 泡坂妻夫 | 2014/07/26 19:04 |
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「転倒」と同じくらいのレベル。
やはり「狼狽」が一歩抜きん出ているか。 「火事酒屋」が好き。 |
No.4 | 8点 | 亜愛一郎の転倒- 泡坂妻夫 | 2014/07/26 19:01 |
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平均レベルは「狼狽」より落ちる。
「砂蛾家の消失」「珠洲子の装い」が好き。 |
No.3 | 5点 | 湖底のまつり- 泡坂妻夫 | 2014/04/14 21:20 |
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これは無理がある。 |
No.2 | 9点 | 亜愛一郎の狼狽- 泡坂妻夫 | 2014/04/14 21:06 |
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ミステリーのエッセンスが詰まった短編集。
筆致も軽妙で何度読んでも面白い。 「掌上の黄金仮面」「G線上の鼬」「ホロボの神」が特に好き。 |
No.1 | 6点 | 生者と死者 酩探偵ヨギ ガンジーの透視術- 泡坂妻夫 | 2014/04/12 20:27 |
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こういう試みは非常に面白いと思うが、肝心のお話が短編、長編ともにイマイチ。
努力賞といったところでしょうか。 |