皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
take5さん |
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平均点: 6.55点 | 書評数: 309件 |
No.149 | 6点 | その鏡は嘘をつく- 薬丸岳 | 2019/07/06 00:00 |
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昨年読んだ『刑事のまなざし』が良かった分、
期待が高かったですが、私にはそこまで感情移入できませんでした。 なるのも、そうあり続けるのも、医師という仕事がいかに大変かと思い知らされました。 |
No.148 | 6点 | 闇の底- 薬丸岳 | 2019/07/04 06:00 |
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リーダビリティが高く社会的な問題にも踏み込んで書かれていますが、最後に明らかになった犯人の背景が弱いと感じました。犯人当てとして練りすぎてしまったのかなあと感じました。 |
No.147 | 7点 | 天使のナイフ- 薬丸岳 | 2019/06/29 23:52 |
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乱歩賞受賞作、作者の熱を感じます。
文庫版解説によると、作者は書き上げ寸前に会社を退職しているとか。 それほどまでする思いが少年法や贖罪、被害者救済など社会的問題の描き方に表れている名作です。 400ページちょっと、二時間半で一気読みしてしまいました。 |
No.146 | 6点 | 宰領- 今野敏 | 2019/06/24 19:54 |
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下の方の通りマンネリ化していますので、その分更に早く読めました。
楽しめました。 |
No.145 | 6点 | 自覚- 今野敏 | 2019/06/24 19:51 |
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さらっと読めるスピンオフ作品です。 |
No.144 | 6点 | 初陣- 今野敏 | 2019/06/20 23:32 |
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隠蔽捜査シリーズ3*5スピンオフ作品です。
伊丹側の葛藤がすっきり大岡さばきされるところが気持ちがよいです。 相変わらず読みやすい、二時間はかからないです。 |
No.143 | 6点 | 疑心- 今野敏 | 2019/06/20 23:23 |
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シリーズ第三弾、ついに大衆小説に成り下がってしまいました。主人公が信念を取り戻すくだりの何とスピーディーなこと!
文句ではありません。中年受けする読みやすさの極致。 文句ではありません。実際お風呂で一気読みできたので。 |
No.142 | 7点 | 果断- 今野敏 | 2019/06/14 23:58 |
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警察物としては、主人公に肩入れできて、
大変読みやすい作品です。 きっと、こうありたいという信念を体現してくれるからかと思います。 そして、古い古ーいこうあって欲しい奥さんや 子供たちが描かれる、悪くいえばご都合主義の極致、 しかし次回作を読みたい私は、 古いご都合主義な人と言えるでしょう。 |
No.141 | 7点 | 隠蔽捜査- 今野敏 | 2019/06/13 23:03 |
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警察物としては、大変清々しい主人公と思いました。
堅物ではなく信念の人です。 コンプレックスを自覚しているが卑屈ではない人。 謎はなく読みやすい筋。 次回作が異動先での顛末だそうで、 早く読みたいです。 |
No.140 | 5点 | 石ノ目- 乙一 | 2019/06/09 11:01 |
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タイトルが『平面いぬ』になっていました。
収録作は変わらないようです。 ミステリーというよりファンタジーですね。 |
No.139 | 6点 | きみにしか聞こえない- 乙一 | 2019/06/08 00:07 |
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角川つばさ文庫になって、収録作が変わったのでしょうか?
『傷』と『ウソカノ』でした。 読みやすい本です。yaコーナーにあって手に取りにくいかもしれないです。 |
No.138 | 6点 | 臨場- 横山秀夫 | 2019/05/19 00:06 |
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警察物の短編集、大変読みやすいので、
お風呂で一気読み。 検視官という現場の推理者は、小説にもってこいです。 しかし第三の時効がやや上か。私見ですが。 |
No.137 | 8点 | 模倣犯- 宮部みゆき | 2019/05/15 21:50 |
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合間合間に読んで、3日でした。
人物がよく書けているので、すらすら読め、 且、人がなぜ犯罪を犯すのかをよく考えさせられる作品です。 ミステリーとは思えないですが、 タイトルの回収とかは気持ち良いくらいです。 |
No.136 | 6点 | 透明カメレオン- 道尾秀介 | 2019/05/04 17:12 |
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一人称で描かれる世界が、
自然に反転するところが、 道尾秀介らしく読ませます。 以下ネタバレです。 人は弱いから、 生きている人を生きていないことにしたり、 生きていない人を生きていることにしたり、 それでも生きていくものなのだと、 改めて考えさせられました。 |
No.135 | 4点 | 神様ゲーム- 麻耶雄嵩 | 2019/03/18 23:27 |
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読みやすいですよ。ページも200弱ですし。
しかし情緒も描写も荒唐無稽の極致です。 神様に哲学を語ってもらう割に、 スケールは大きくなく。 びっくりさせるなら何だってありで、 これがミステリーだって素直に勧められません。 |
No.134 | 7点 | 奪取- 真保裕一 | 2019/03/16 21:14 |
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斜め読みでもどんどんページが進みます。
ミステリー要素は薄いですが、 素晴らしいエンターテイメント作品。 荒唐無稽と言えばそれまでですが、 つらい生い立ちもやくざのしのぎも、 明るく描けばさらっとしたものです。 但し女子中学生の記述は、あれは古すぎますよ。 |
No.133 | 5点 | さよなら神様- 麻耶雄嵩 | 2019/03/12 22:28 |
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犯人の動機とアリバイ崩しの短編集。
それにしても、なぜ小学生の設定なのでしょうか? 神様という奇異な存在を無条件に受け入れ、かつ葛藤する主人公は小学生が最適? 叙述トリック等面白いですが、 設定や台詞回しに違和感があります。主観です。 |
No.132 | 6点 | 暗いところで待ち合わせ- 乙一 | 2019/02/22 23:32 |
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叙述の腕は流石の一言。
関係者の変化していく心理描写が 素晴らしいです。 二百数十頁、お風呂で読めてしまいました。 見える人が見えない人を書くのは、 相当取材されているのだと思いますが、 最後にHPが一つ示されているだけでした。 見えていない私達を見えると錯覚させる腕ですね。 |
No.131 | 4点 | しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術- 泡坂妻夫 | 2019/02/22 23:14 |
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私自分ではそれほど読解力がないとは
思わないのですが、数十頁読んで珍しく 投げてしまいまして、合いませんでした。 それで、最終章だけ読んで仕掛けを確認した訳です。 文章が流麗でないと思ったのは、 仕掛けも絡んでいるのでしょうか。 高評価の方には申し訳ありませんが。 |
No.130 | 6点 | 桜宵- 北森鴻 | 2019/02/20 23:15 |
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短編の方が結局一気に読める、
書き手の人物描写や食描写?が上手い、 旨いからでしょう。 都合がよすぎるというか、 発想が飛躍し過ぎる作品もありますが、 『約束』などは名作だと思います。 |