皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ムラさん |
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平均点: 4.28点 | 書評数: 296件 |
No.46 | 4点 | 魔法の色を知っているか?- 森博嗣 | 2016/07/29 06:33 |
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100年シリーズに出て来たと思われる土地が登場?
全体的な物語としてはまだ起が終わりかけたくらいだろうか。 本作ではないがVシリーズを読んだ人向けに魔法の色のネタバレが施してある。 |
No.45 | 4点 | 彼女は一人で歩くのか?- 森博嗣 | 2016/07/15 22:42 |
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Xシリーズと百年シリーズの間くらいの話。百年シリーズではおなじみのウォーカロンの技術が発展してる最中の話かな。
Xシリーズとかと比べてとってつけたような推理は省かれてるので純粋にSFとして楽しめる感じであった。 テーマは真賀田博士の目標(たぶん)である人類規模の再生と不死性に関して。 |
No.44 | 6点 | χの悲劇- 森博嗣 | 2016/05/31 20:14 |
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今までのシリーズを読み続けてた読者はぜひオススメです。
このシリーズを読み続けてたからこそ楽しめる部分があります。 |
No.43 | 4点 | キウイγは時計仕掛け- 森博嗣 | 2013/11/14 04:05 |
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キャラが疾走していて面白かった。面白かったのだが、求めていた物とちょっと違うような感じも。
S&Mのキャラの同窓会的要素が強いかな。 ミステリの濃度で言うと、いつもの森博嗣と言った感じだけど、オチはわりと満足。 |
No.42 | 6点 | 赤目姫の潮解- 森博嗣 | 2013/10/03 06:48 |
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評価がかなり難しい本作品。ハードSFな感じで意味わからないけど、どことなく引かれてどんどん読み進めてしまう感じ。
百年シリーズの一つとして言われると確かに納得できる。想像でこの場面はシリーズのこの部分なんだろうとか、登場人物は誰なんだろうなとは出来るけど確信まではいたらない。 幻想小説として書かれたらしいけど、確かに四季冬を見ているような浮遊感がある。でも四季冬のが好きかな。 とりあえずこれを見て映画マトリックス1を思い出した。バトルもないし真相も教えてくれない、ふわふわとしたマトリックス。そんな作品。 |
No.41 | 5点 | ジグβは神ですか- 森博嗣 | 2012/11/20 18:59 |
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(ネタバレあり)
久々の新刊。 ジェーンに真賀田博士疑惑が浮かんだときは「なんか凡人的なこと言う天才になっちゃったなぁ」と劣化具合に嘆いたが偽物と聞いて安心。新作で急に方向性変えたのかと思った。 本編のネタは普通にミステリしていて満足。ところどころ回収されるのか不安な複線があるが。 しかしあの探偵の正体がやっとわかった。逆にこれまではわからんわけだ。 しかしみんなけっこう成長したなぁ。最終巻あたりで全員老人レベルまで成長するような気がしてきた |
No.40 | 3点 | キラレ×キラレ- 森博嗣 | 2012/07/10 00:44 |
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謎はぶん投げる森クオリティ。そこはわりと慣れたのでそこであまりモヤモヤ感はないかも。
しかし萌絵ってS&Mシリーズのとき武道なんてやってたっけ?いつもピンチになってた記憶しかないからあまり覚えてない。 濃厚な小川さん回となっていて、ゆったり読む分にはけっこうよかった |
No.39 | 4点 | 目薬αで殺菌します- 森博嗣 | 2012/06/29 02:33 |
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いわゆるお約束的なトリックだけど、作品の趣旨に合わせたトリックはけっこう好き。
もはや単体で評価する作品でもないので、Gシリーズが最後まで出ることを望む。 しかし、真賀田博士の目的って百年密室シリーズの三巻あたりで詳しくやるのかな。『冬』で出てた気がしないでもないけど (ここからネタバレ) 課長、ログハウスにいた女に会ってる描写あるんだけど これは回収されるのかな。まさかミスってことはないだろうし |
No.38 | 3点 | タカイ×タカイ- 森博嗣 | 2012/06/17 00:16 |
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どうしてもS&Mシリーズを基準に考えてしまうため、萌絵の動向が気になってしまう。
犀川先生とかGシリーズのときはまだ熱を持ってたのに、Xシリーズになってから迂遠な感じでかなり最後の方がさびしかった。 これ単体の話としてはオチはわりといつもな感じで、いつもの森という感じでした。 しかし「男ができたのか?」⇒「男が勉強ができたって意味じゃないの」みたいなノリは相変わらず好きだ。 (ここからネタバレ) ずいぶん前に読んだから忘れてるせいもあるけど、鷲頭って前に作品に出てた時こんな謎めいた奴だっけか。 |
No.37 | 3点 | 墜ちていく僕たち- 森博嗣 | 2011/12/26 23:43 |
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最初と二番目は楽しめたけどあとはちょっと蛇足的な感じだったかなぁ。
この人の文体は好きだから読めるけど、シナリオ的には駄目なほうの短編という感じ。 |
No.36 | 3点 | イナイ×イナイ- 森博嗣 | 2011/11/19 05:33 |
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ラスト数ページのほうが本編よりも重要という今作品。
事件の内容はあまり面白いと呼べるものではなかった。 Gシリーズと繋がる話として期待したいところ。 |
No.35 | 6点 | レタス・フライ- 森博嗣 | 2011/10/29 16:36 |
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刀之津診療所の怪だけのためにある短編集。
これまでもシリーズ(あと短編)全部読んだからこそのサンプライズがあった。 他の短編は正直な話よくわからなかった。 |
No.34 | 5点 | そして二人だけになった- 森博嗣 | 2011/10/26 19:13 |
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トリックはこの作者にしてはまともな感じで悪くなかった。
最後のふわふわした着地点もやはりこの人らしいっちゃこの人らしい。 残念なのはわかりやすいのでだまされた感がないこと。 それと、キャラ小説(いい意味で)なこの人の登場人物にあまり魅力を感じなかったこと。 でも作中の雰囲気や言い回しは好き。 |
No.33 | 4点 | 今夜はパラシュート博物館へ- 森博嗣 | 2011/10/13 02:41 |
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(ネタバレあり)
全体的に既存キャラの+αの物語を書いた作品。 主に結婚勢が多い。 ぶるぶる人形のセリフは完全に読者を騙すだけのものなので、それ以上の意味がないのが残念。Vシリーズおよび四季読んだ後じゃなかったら自分も騙されたと思うけど。 シリーズ外で好きなのは卒業文集と素敵な模型屋さん 卒業文集はオチのつけ方がよかった。素敵な模型屋さんは単に話として好き。 |
No.32 | 7点 | 迷宮百年の睡魔- 森博嗣 | 2011/10/02 23:48 |
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もはや完全にSFとなったこの作品。
四季のSFだったけどこの作品の殺人のトリックはちょっと思いつかなかった。 民がウォーカロンまでは読めたんだが、まさかそれとは別のパターンは予想外。 ミステリではないが、S&Mから続く世界観の到達点としては面白い作品だと思う。 ところでメグツシュカ=真賀田博士なのだろうか。 |
No.31 | 3点 | 虚空の逆マトリクス- 森博嗣 | 2011/09/29 21:33 |
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オチが弱い、いつもの森という感じ。
萌絵と犀川がいい雰囲気になっていたのと、回文がやたらろすごかったのが見所。 |
No.30 | 6点 | 赤緑黒白- 森博嗣 | 2011/09/26 04:16 |
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この作品単体についてはシリーズの〆と言った感じで楽しめた。
練無もいいキャラなんだが、最終的に紫子さんが一番普通を担当しているキャラで一番好きになれた。 しかしどちらかというとこの作品、この作品じゃない伏線が多いね。 林のフルネームとか、基志雄とか『四季』を見ないとわからない伏線などが包まれてる。 Vシリーズもこれで終わりだが、練無と紫子さんのペアはまた別で見たい。というか結婚すればいいのに、紅子とか保呂草は別のシリーズでも見れるしね。 |
No.29 | 6点 | 朽ちる散る落ちる- 森博嗣 | 2011/09/23 18:34 |
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短編集で出てきた設定をここまで色濃く使うとは思わなかった。
シリーズの中ではテンポも良くキャラも段々強く染まってきているので楽しめた。 トリックとしては、封印再度以来の専門臭が強い作品だろうか。 ただ、宇宙飛行士の密室殺人についてはガッカリされても仕方ないね。事実がっかり。これ密室って煽り文句つけちゃダメだと思う。初めのインパクトは強いが、拍子抜けするだけ。 ただ、最後の入れ替わりだけは騙された。泣きマネ美味いね紅子さん |
No.28 | 4点 | 捩れ屋敷の利鈍- 森博嗣 | 2011/09/21 17:02 |
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面白い建物を舞台にしたと思うけど、いまいちトリックで使いこなせていなかった気がする。
特にエンジェルが取り外された理由も結局それなのという感想。 しかしS&Mから見た者としては楽しめた。紫子さんや小鳥遊さんが出なかったのが残念だが。 ちなみにこの話、後の『四季 秋』につながるストーリーでもある。あっちを先に見てしまった所為で紅子の言う秘密のネタバレを先に見てしまったのがお得感でもあり残念でもある。 森博嗣の作品によくある事だが、単品では楽しめない小説のひとつ。 |
No.27 | 5点 | 六人の超音波科学者- 森博嗣 | 2011/09/21 02:40 |
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舞台などがすべてがFになるを彷彿とさせて楽しめた。事件とは関係ない無駄話も久々に見れて満足。こういうのが無ければやっぱりこの人の話は面白くない。
とくにこの人っぽい暗号もわからなかったけど最後に納得出来たのがよかった。 しかし短編のネタがまさかここに繋がってくるとは。 ただ、こういう話は面白いんだけどやっぱS&Mシリーズには勝てないなぁ。 |