皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
Q-1さん |
|
---|---|
平均点: 6.82点 | 書評数: 95件 |
No.12 | 6点 | 麒麟の翼- 東野圭吾 | 2012/05/27 23:57 |
---|---|---|---|
ハードカバーは読みにくいし場所をとるので買わないのですが、
知人に新参者と一緒にもらったので読みました。 その帯びに依ると加賀シリーズ最高傑作とのことでしたが、 そう言われると少し評価を下げざるを得ません。 ストーリーにトリックどれも破綻なく書かれているのですが、 特に衝撃的な何かがあるわけでもなく、 ありふれた難易度のミステリだったかなと思います。 お父さんが会社の悪事の首謀者と思われたまま終わったのも読後感が悪かったです。 |
No.11 | 7点 | 新参者- 東野圭吾 | 2012/05/27 23:52 |
---|---|---|---|
小伝馬町のマンションで起きた殺人事件の物的証拠や状況証拠を各章ごとに紐解いていく構成は退屈せずに読めます。
ただ、章を追うごとに容疑者が消えてゆき、 真犯人にたどり着くための決定的な章もかなり後半なので、 殺人事件の犯人を当てるという意味ではあまり楽しめないかもしれません。 |
No.10 | 7点 | 赤い指- 東野圭吾 | 2012/05/27 23:49 |
---|---|---|---|
かなり重い題の作品。
親か子か究極の選択を迫られた夫の気持ちの揺れがよく伝わりました。 |
No.9 | 8点 | 悪意- 東野圭吾 | 2012/05/27 23:44 |
---|---|---|---|
正に騙された、やられた!というに相応しい作品。
私は悪意を見抜けませんでした。 |
No.8 | 7点 | 変身- 東野圭吾 | 2011/05/20 19:43 |
---|---|---|---|
題名と題材が似ているので分身との姉妹作のようにも感じるのですが、
個人的には分身よりも秘密に近いものを感じました。 余り真相を隠すつもりはなく話の展開で読ませる本だと思います。 その点は分身に通じる部分があります。 私は秘密という本がかなり好きでしたので、 それに似た雰囲気を持つこの本はサクサクと読み進められて大変有意義でしたが、 それ故に二番煎じな感も否めませんでした。 |
No.7 | 5点 | 魔球- 東野圭吾 | 2011/01/29 00:59 |
---|---|---|---|
全体的にフラットで謎解き部分もクライマックスという印象を受けませんでした。
野球好きでタイトルに惹かれた者としては もう少し野球の描写を増やして試合の中に事件の真相のヒントを潜めて欲しかったです。 |
No.6 | 7点 | 容疑者Xの献身- 東野圭吾 | 2010/12/19 05:26 |
---|---|---|---|
叙述トリックも犯罪のトリックもストーリも完璧だったのですが、
唯一石神の手助けに至った動機が府に落ちませんでした。 純粋を通り越して馬鹿というかなんというか・・・ そこにもう少し現実味が欲しかったです。 |
No.5 | 9点 | 幻夜- 東野圭吾 | 2010/12/19 05:15 |
---|---|---|---|
冷徹な女が男を利用して非情に生きて行く様を描いた内容は完全に白夜行の二番煎じですが、
舞台背景や登場人物、その他諸々白夜行よりも好みでした。 何よりこの厚い本をスラスラ読ませる東野さんの文章力に脱帽しました。 |
No.4 | 7点 | 白夜行- 東野圭吾 | 2010/12/05 02:33 |
---|---|---|---|
先にドラマを観てしまったのですが、ドラマとは主人公達の性格も異なり楽しめました。
本も分厚く何となく避けていたのですが、思い切って挑戦してよかったです。 |
No.3 | 8点 | むかし僕が死んだ家- 東野圭吾 | 2010/10/17 03:16 |
---|---|---|---|
沙也加の記憶や秘密が段々と紐解かれ明らかになってゆく・・・
明るい話ではないですが、爽快感や疾走感を覚える作品でした。 |
No.2 | 9点 | 秘密- 東野圭吾 | 2010/10/17 03:14 |
---|---|---|---|
モナミの身体が成長するに連れナオコの精神年齢は若返ってゆく・・・
そんな中に置かれた平助の心の甲藤や不安がひしひしと男の私には伝わりました。 とても切なかったですが、かなり完成度が高い作品だと思います。 |
No.1 | 8点 | 手紙- 東野圭吾 | 2010/10/17 03:08 |
---|---|---|---|
齢27歳男・・・小説で初めて泣いちゃいました。
最後の手紙はまだ純粋だった頃に恋人にフラれた時のような喪失感を覚えました。 とても深いいい話なのですが、余りにも胸が痛かったので8点です。 |