皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
マニアさん |
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平均点: 6.04点 | 書評数: 169件 |
No.10 | 8点 | 有限と微小のパン- 森博嗣 | 2007/12/30 15:03 |
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トリックは明らかにバカミス風??で、それ故ミステリとしては賛否別れるだろうが、S&Mの完結としてはこれ以上ない出来。
ラストの犀川と四季の語らいの場面は詩的でとても美しかった。エピローグも味があったかな。最後の最後でS&Mを読み続けて良かったと思った。 美化しすぎかも・・・。 |
No.9 | 3点 | 数奇にして模型- 森博嗣 | 2007/12/30 14:58 |
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舞台設定やシチュエーションは嫌いじゃないけど、純粋にミステリとして駄作でがっかり。
見せ場は萌絵を助けに行く犀川くらい? |
No.8 | 6点 | 今はもうない- 森博嗣 | 2007/12/30 14:55 |
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叙述にはかなり早い時点で気付いてしまった。
それでも、クローズド・サークルが好きなのでそれなりに楽しめたかな。犯人も自分にとっては意外だった。 物理トリックメインのS&Mでは、本作のような叙述メインは異色作だろうと思う。 |
No.7 | 5点 | 夏のレプリカ- 森博嗣 | 2007/12/30 14:53 |
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同時進行作としては前作「幻惑の~」の方が面白かったかな。正直少し退屈なストーリー。
でも、犯人の意外性と萌絵のチェスシーンは面白かったし、終盤の読みごたえはあった。 |
No.6 | 7点 | 幻惑の死と使途- 森博嗣 | 2007/12/30 14:49 |
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純粋にミステリとして、S&Mシリーズの中では最も楽しめた。
シリーズの中だるみが一応解消され、萌絵の馬鹿っつぷりも影をひそめて安心。 犀川と犯人の最後のやり取りもよかった。見せ場を盛り上げる手腕は流石。トリックも納得。 よくできている。 |
No.5 | 2点 | 封印再度- 森博嗣 | 2007/12/30 14:44 |
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S&Mシリーズの中だるみは続くのかと思わされた。個人的には退屈で、良いところが見当たらない。
あと、この話の萌絵はウザすぎ。こんな女とは縁を切るべきと思った。森氏は何を考えてこのようなサイドストーリーを挿入したのか意味不明。後味の悪い駄作。 唯一タイトルにだけセンスが感じられる。 |
No.4 | 3点 | 詩的私的ジャック- 森博嗣 | 2007/12/30 14:41 |
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印象が全くない作品。動きの少ないストーリーをダラダラ見せられてる感じ。トリックも微妙!
S&Mシリーズの中だるみ作かな。 |
No.3 | 6点 | 笑わない数学者- 森博嗣 | 2007/12/30 14:39 |
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高校時代に数学赤点(笑)だった自分にとってタイトルで尻込みしてしまったが、話自体はシンプルで面白いと思う。
トリックは少し単純すぎる気がするが、事件解決後~ラストのやりとりは奥が深くて好き。 |
No.2 | 5点 | 冷たい密室と博士たち- 森博嗣 | 2007/12/30 14:36 |
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地味で印象の薄い作品。「すべてがF~」に比べるとこじんまりした感じを受けるのは否めない。この作品が「すべてがF~」により早く書いた、事実上の処女作だから仕方ないか。
でも、まぁまぁ楽しめたかな。 |
No.1 | 6点 | すべてがFになる- 森博嗣 | 2007/12/30 14:28 |
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コテコテの文系人間である自分には少々読むのが辛いところもあった。なので「すべてがFになる」の意味が分かった時も、「ふ~ん、そうなの・・・」としか思えなかった・・・。
でも、最先端研究施設でのクローズド・サークルという舞台設定は面白い。なにより、真賀田四季という強烈なキャラクターに、物語世界に引き込まれた! 四季博士と犀川の因縁のスタートでもある印象深い作品。 |