• 新着書評
• 作　品
• 作　家
• 年間ﾍﾞｽﾄ

[ 短編集（分類不能） ] マニアックス Mシリーズ
山口雅也	出版月: 1998年09月	平均: 6.80点	書評数: 5件

書評を見る ｜ 採点する ｜ ジャンル投票

講談社 1998年09月

講談社 2001年02月

講談社 2003年05月

新着順 高評価 低評価

No.5	5点	ことは	2025/11/23 18:58
１作目の「孤独の島の島」は、設定がよい。海岸に流れ着く物を収集するというのは、なにかロマンを感じるなぁ。 それ以外の作品も、山口雅也らしく収集癖や執着が大なり小なりモチーフになっているが、いかんせん構成が小話的で、あっけない。 山口雅也の作風が好きというのでなければ、あまり刺さらないんじゃないかな。

No.4	5点	虫暮部	2018/05/21 10:21
どれも良く出来た　“奇妙な味の短編”。しかしそのせいで却って微妙な既視感を覚える部分も多かった。星新一のディープなタイプのショート・ショートを短編に引き伸ばしたような印象。悪くはないが　“コレだ！”　という感じでもない。

No.3	7点	シュウ	2008/11/16 10:10
「孤独の島の島」のような幻想的なホラー話、「モルグ氏の素晴らしきクリスマス・イブ」のアメリカのコメディドラマのブラックジョーク版みたいな話など 様々なマニアックな狂人たちの話が楽しめる。 「エド・ウッドの主題による変奏曲」は山口雅也氏自身がエド・ウッドのマニアということなんだろうか。この大時代的なセリフ回し大好きだなあ。 収められている作品の全てがコメディかホラーと両極端なんだけど、やはり笑いと恐怖は紙一重ということなんだろうか。

No.2	9点	どんぐり	2004/12/06 17:12
ホラーあり、笑いあり、一冊で大いに楽しめました。

No.1	8点	SD	2003/12/01 22:44
それぞれの物語に作者の色々な意図が感じられて好きです。