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[ 本格/新本格 ] 疑わしきは罰せよ 赤かぶ検事奮戦記① |
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和久峻三 | 出版月: 1976年05月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
KADOKAWA 1976年05月 |
光文社 1991年11月 |
嶋中書店 2005年08月 |
No.1 | 6点 | kanamori | 2012/09/12 22:11 |
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”赤かぶ検事”こと柊茂(ひいらぎ・しげる)検事が活躍する連作短編集。シリーズはなんと100作以上出ているらしいのですが、本書はその記念すべき第1作です。
シイタケ栽培用のビニールハウスで中毒死(第1話の表題作)など、飛騨高山という舞台を活かした話がなかなか味があっていいです。娘の弁護士との父娘法廷対決(第4話)なんていうシチュエーションも地方都市ならではでしょう。検事に転勤はつきものとはいえ、大都市に異動になってからのシリーズは、楽しめなくなったような気がします。 |