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[ 本格/新本格 ]
機巧館のかぞえ唄
名探偵夢水清志郎事件ノート
はやみねかおる 出版月: 1998年06月 平均: 5.67点 書評数: 3件

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講談社
1998年06月

No.3 5点 風桜青紫 2016/01/25 22:34
亜衣たんが死んだwwwwwwwww
なんで児童向け小説で『匣の中の失楽』なのかと思うが、まあ、きっとやってみたかったのだろう。作者が趣味で書いたような色合いが強く、アイデアはそれなりに充実している。パーツを抜き出してみればこれまでのどのはやみね作品よりもブラック。なんだその殺しかた。第Ⅰ部の「怪談」もなかなか不気味でいい。子どものころに読んだらたぶん怖かっただろう。第Ⅲ部の「さよなら天使」はタイトルの元ネタの作品の発表時期をのぞいて、本編とあまり関係がないけども、まあ、教授が普通に熱いハートを見せてくれました。

No.2 5点 メルカトル 2013/10/02 22:04
再読です。
まあね、子供向けだから。でもその割には凝った構成にはなっている。あまり作中作の意味はないけれど。
第二部が短すぎて尺が足りなかったのか、第三部は全然本編と関係ないエピソードが放り込まれているのは、不自然というか、無理やり感が見え見え。
解決編は一瞬ハッとさせられるが、それ以外は特筆すべき点はない。
作中作には、島田荘司や綾辻行人、京極夏彦らしき人物がチラッと登場したり、古今東西の名作の題名が出てきたり、その他ミステリに関する何気ないネタが仕込まれていて、ニヤリとさせられる。
また本編以外に、あとがき、小ネタ解説、同作家による二度の解説など、付録が豪華で楽しめる。

No.1 7点 isurrender 2010/12/08 14:20
児童ミステリでまさかの作中作
小学生だった当時これを読んだ直後は夜眠るのが怖かった記憶があります(笑)
これは大人が読んでも十分満足できると思いますね


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はやみねかおる
2017年04月
ディリュージョン社の提供でお送りします
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