皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 完全密室のマトリョーシカ ミステリ・イン・ザ・ミステリ |
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| 黒田研二 | 出版月: 2026年06月 | 平均: 7.50点 | 書評数: 2件 |
![]() 講談社 2026年06月 |
| No.2 | 7点 | 虫暮部 | 2026/09/01 13:57 |
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| おっと吃驚した。これは全然気付かなかったわ。
ただ、ラストに辿り着くまでは、うねうねと低空飛行な感覚である。 語り手が俎上のプロットを低評価しているので、ついその気分に引っ張られてしまう。いや、それはそれで構成上必然的なイマイチさなんだけれど、イマイチのプロットをイマイチだと指摘されつつ読んで物凄く楽しいかと言えばそうではない。こうやれば没トリックも使える、と言う点では歌野晶午のアレみたいなものか。 |
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| No.1 | 8点 | メルカトル | 2026/08/24 22:23 |
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| ミステリ作家・猪龍錠を父に持つ「朔史」が悪夢から目覚めた時、そこはエッシャーの絵画が無数に飾られた父の別荘だった。父のミステリ作品を愛する縁者たちと、予期せぬ訪問者を前に猪龍錠が語り始めたのは、新作小説のプロットーー
謎解きを迫る父の挑発と、繰り返し襲い来る悪夢のうちに谺する母の断末魔の「迷宮」の果てで、朔史が辿り着いた驚きの真実とは!? Amazon内容紹介より。 黒田研二の十五年ぶりの新作ミステリ。うーん、実に面白い。しかし、飽くまで個人の感想です。高評価を信用して、裏切られたーとなる可能性もあります、責任は取れませんので悪しからず。まず問題は語り手の「僕」こと朔史の存在。多くは語りませんが、読み始めれば直ぐにああ、あれねと頭にインプットされると思います。次に朔史の父親で超人気ミステリ作家の父親猪龍錠が語る新作のプロット。物理トリックを中心にした三作品ですが、これが余り世評が宜しくないです。子供騙しとかの意見もある位です。しかし私には、特に最後の作品が刺さりました。トリックは兎も角物語自体が面白いのです。これも好き嫌いがかなりはっきりするものと思われますが。尚、本人によるらしき図解が挿入されていますが、絵が上手いしそれ以上に字が達筆です。まるでお手本のような美しい字で吃驚しましたね。 そして終盤の荒唐無稽な展開。この真相を予想出来た読者は恐らくいないでしょう。しかし、ここが賛否両論を生む最大の原因となり得ます。果たして、素晴らしいと拍手するのか、壁に叩き付けたくなるのか、それはあなた次第です。ただ言えるのは本書が問題作であるのは間違いないこと。無茶苦茶な話が好きな私は勿論賛成派ですが。 |
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