皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ パスティーシュ/パロディ/ユーモア ] オズワルド叔父さん |
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| ロアルド・ダール | 出版月: 1991年02月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
![]() 早川書房 1991年02月 |
| No.1 | 7点 | 蟷螂の斧 | 2025/11/24 12:46 |
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| 大人向けの童話(艶笑譚)。「ぼく」がオズワルド叔父さんの日記を公開すると形で物語が進みます。オズワルドは十七歳の時、甲虫から強精剤を作り、パリの金持ちに売りさばき、一財産築く。その後、大学で教授が精子を凍結し、長期保存する方法を発明したことを知る。それに目をつけたオズワルドは、天才たち(ルノアール、、ピカソなどの画家、アインシュタインほか科学者、音楽家、作家等)や各国の国王の精子を入手し、裕福な婦人たちに売ることを考え出す…。バカバカしいのですが、結構笑えます。食事の場面も多く、特に生牡蠣の食し方には感心しました。 | |||